日本初の幼児・小学生向けSTEAM教育「STEMON(ステモン)」体験レビュー

ヨッシー
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近年、子どもの習い事として注目を集めているのが「プログラミング教室」です。

その中でも、「STEAM(スティーム)教育」を取り入れているプログラミング教室『STEMON(ステモン)』は、単にプログラミングスキルを学ぶだけでなく、「自分で考えて動く力」や「つくり出す力」といった、将来にも役立つ力が身につくと評判なんです。

ママ
ママ

ス、スティーム?一体どういうこと?

パパ
パパ

聞いたことはあるけど、ちゃんとは知らないかも…

とはいえ、「STEAM教育ってなに?」「STEMONってどんなところ?」と、よくわからない方も多いのではないでしょうか?

そんなパパやママのために、この記事では実際に子どもと一緒にSTEMONの無料体験教室に参加したときの様子をもとに、以下のポイントをわかりやすくまとめました。

この記事を読むと分かること
  • 「STEM教育」「STEAM教育」とは?
  • STEMONってどんな教室?
  • 料金や授業のシステムはどうなってる?
  • 体験で感じたメリット・デメリットは?

この記事を読めば、STEMONがどんな教室なのか、お子さんが楽しめそうかどうかイメージしやすくなりますよ。

ママ
ママ

プログラミングって、うちの子に合うのかな…?

パパ
パパ

興味はあるけど、難しそうだな…

そんな風に思っている方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。

Contents
  1. STEMON(ステモン)ってどんな教室?
  2. STEMONの特徴
  3. STEMONで身につく2つのチカラ
  4. STEMONのコース
  5. STEMON(ステモン)のコース・教室・料金をわかりやすく解説!
  6. まずは無料体験を予約してみよう
  7. STEMON無料体験レポート|「楽しかった」で終わらなかった、その後の変化
  8. STEMONのメリット・デメリット
  9. よくある質問
  10. まとめ

STEMON(ステモン)ってどんな教室?

まずは、今回ご紹介するSTEMON(ステモン)というプログラミング教室と、そこでも取り入れられているSTEAM教育について、やさしくご紹介します。

STEMONはこんな教室!

STEMONは、2014年に日本で初めて誕生した「STEM教育専門」のプログラミングスクールです。

そもそもSTEM教育というのは、アメリカで1990年代に生まれた教育スタイルで、2009年〜2013年ごろに本格的に注目され始めました。そんな中、日本でもすぐに取り入れたのがSTEMONです。

ちなみに、日本で小学校のプログラミングが必修化されたのは2020年。STEMONはそれよりもずっと前から、子どもたちに新しい学びを届けてきたのです。

基本情報

まずはSTEMONの基本情報を見ていきましょう。

運営会社株式会社ヴィリング(VILING inc.)
対象年齢園児(年中児)〜小学生
入会金教室によって異なる(例:10,000円や16,500円)
料金プラン教室によって異なる
【参考価格】
キンダークラス:9,130円(税込)
ベーシッククラス:11,330円(税込)
アドバンスクラス:11,330円(税込)
キッズエリートクラス:12,430円(税込)
プロロボクラス【1st・2nd・3rd】:15,730円(税込)
授業時間50〜60分
使用教材オリジナル教材・厳選されたSTEAM教材
無料体験あり

STEMONを運営している株式会社ヴィリングは、教育や福祉に力を入れている会社。放課後学童や児童デイサービス、英会話なども手がけていて、子どもに関するノウハウがしっかりあるので、安心感のある教室です。

おすすめ度

続いて、本ブログが独自に調査したSTEMONのおすすめ度を見ていきましょう。

教材
カリキュラム
4.5 
タブレットやPCだけではなく、オリジナルのテキスト教材や世界中から厳選された15種類のSTEAM教材を活用した学びを提供。
レッスンの
楽しさ
4.0 
年齢に合わせて教材を使い分けながら、友だちと一緒に学んでいく。試行錯誤しながらも、自分で考え、できたものを友だちと共有する経験はとても楽しい。
講師の質3.5 
2〜3ヶ月の研修を実施しており、質は高い。一方で、教室の形態が3種類あり、選択する教室によって、講師の質の差を若干感じることもある。
料金
コスパ
4.0 
料金は高すぎず、一般的なプログラミング教室の料金。教室やコースによって若干の差がある点が少しわかりづらい点でもある。
授業外の
サポート
3.5 
教室によって対応は異なる。提携先教室などでは直接の問い合わせは少し難しそう。複数人での授業となるため、参加人数が多いクラスでは、個々の対応が細やかとは言えない場合がある。

STEAM教育を取り入れていること、そして世界中から選び抜かれた教材を使っていることは、STEMONの大きな魅力です。

子どもたちは、ただ答えを覚えるだけではなく、「こうしたらどうなるかな?」「自分はこう思う!」と、自分のアイデアを形にしていく体験ができます。子どもたちは夢中になって取り組んでいるためか、レッスン自体の楽しさもとても評価されています。

STEAM教育ってなに?

STEMONで取り入れられている「STEAM教育」って、そもそもどんな学びなんでしょうか?

もともとは「STEM(ステム)」と呼ばれていて、これは以下の4つの頭文字を取った言葉です。

STEMON公式サイトより
  • S:Science(科学)
  • T:Technology(技術)
  • E:Engineering(工学)
  • M:Mathematics(数学)

そこに「A=Art(アート・創造性)」が加わって、「STEAM(スティーム)教育」と呼ばれるようになりました。

パパ
パパ

『STEM』+『A』で『STEAM』か!なるほど!

教科を超えて、実生活に活かす学び

日本の学校教育では、教科がはっきり分かれていて「理科の時間」「算数の時間」というように勉強しますよね。でも、STEAM教育はそうではありません

いろんな教科を組み合わせながら、「実際の生活でどう使えるか?」を意識した、横断的な学びが特徴です。

たとえば、「橋を作るにはどうしたらいい?」という課題に対して、数学で計算し、技術で設計し、アートで見た目も考える…というように、複数の力を使って自分なりの答えを導く学びです。

ママ
ママ

これは「アクティブラーニング(=自分で考えて学ぶ力)」と呼ばれて、近年注目を集めている学び方です!

子どもの「考える力」と「自分らしさ」を育てる

STEAM教育は、ただ先生がやり方を教え、答えを覚えるような従来の学び方とは全く異なります。子どもが自分で問題を見つけて、どうやったら解決できるかを考える主体的な学びが重視されるのです。

また、友だちと協力したり、作ったものを発表し合ったりすることを通して、対話や表現の力も育てることができます。

これからの時代に大切とされる正解のない問題に立ち向かう力を、遊びの延長のようなレッスンで自然に学べるのが、STEMONやSTEAM教育の魅力です。

STEMONの特徴

STEAM教育がベースのカリキュラム

STEMONの教室では、理数系やアート、ものづくりを組み合わせた「STEAM教育」をベースにしたカリキュラムが組まれています。
子どもたちは、タブレットやロボットなどの教材を使って、楽しみながら学んでいきます。

STEMONの学びは、「しる・つくる・ためす」というサイクルを何度も繰り返すスタイル。
自分のアイデアを試してみて、うまくいかなかったらまた工夫する。
そんな試行錯誤の中で、「自分で課題を見つけて、自分なりの答えをつくる力」が自然と育っていくのです。

年中さんから通えるのがうれしい!

STEMONでは、年中さん(4〜5歳)からスタートできるクラスがあります。
これはプログラミング教室の中では、かなり早いスタートといえます。

STEMON公式サイトより

年齢や発達段階に合わせて、年中〜小学校6年生まで7つのクラスに分かれているので、無理なく楽しく学び続けることができます。

パパ
パパ

年中さんから通えるプログラミング教室は珍しい!

小学生のうちは「基礎+実験」で楽しく学ぶ

小学生のクラスでは、低学年はブロック教材などを使って「ものの仕組み」を体験的に学びながら、プログラミングの基礎に親しみます。
子ども達は、身の周りのいろいろな物に物理が活かされていることに気づき、学ぶことがさらに楽しくなります。

STEMON公式サイトより

高学年になると、パソコンを使って本格的なゲームづくりやアニメーション制作、ロボットの制御などにチャレンジします。

ただ「コードを書く」だけでなく、「物理」や「仕組み」も一緒に学べるので、考える力や発想力もぐんぐん伸びていきます。

実は理科の「物理領域」を完全カバー!

STEMONのカリキュラムは、学校で習う理科の中でも「物理(エネルギー領域)」をしっかりカバーしています。

小・中・高 理科の学習内容

現在の学習指導要領では、小学3年生から高校3年生までの理科の学習内容が大きな繋がりを持ったものとされ、「学習内容系統表」にまとめられています。

  1. 【小中】エネルギー(物理領域)
     →【高】物理基礎
  2. 【小中】粒子(化学領域)
     →【高】化学基礎
  3. 【小中】生命(生物領域)
     →【高】生物基礎
  4. 【小中】地球(地学領域)
     →【高】地学基礎

たとえば、小学生では「てこ」や「磁石」「電気回路」、中学生では「電流」「つり合い」など、理科でつまずきやすいテーマも、ブロックや実験を通して楽しく体験できます。

大人でも難しく感じる内容も、遊びながら学ぶことで、子どもたちの中に自然と「わかった!」が積み重なっていくのです。

STEMON公式サイトより
ママ
ママ

学べるのはプログラミングのスキルだけじゃないんだね!

厳選された15種類のSTEAM教材を使用

STEMON公式サイトより

STEMONでは、独自開発の教材だけでなく、世界中で実績のある15種類のSTEAM教材を厳選して取り入れています。
子どもたちは、さまざまな教材に触れることで表現の幅が広がり、発想力もどんどん豊かになります。

発達段階に合わせて設計されているので、無理なく思考を深めていけるのも安心ポイントです。

自分で考え、自分でつくるから夢中になれる

STEMONのレッスンは、「しる・つくる・ためす」の3つのステップに分かれています。

STEMON公式サイトより

STEMONのレッスンでは、完成図や説明書に沿ってただ組み立てるのではなく、子どもたちが自分でアイデアを出し、工夫しながら作品をつくっていきます。
「こうしたらどうかな?」「もっとこうしたい!」と、試行錯誤の中で新しい発見が生まれます。

この「つくりながら学ぶ」というスタイル(=コンストラクショニズム)が、子どもたちを夢中にさせる理由のひとつ。まさに、遊びの中に学びがあるレッスンなのです。

STEMONで身につく2つのチカラ

「学ぶって楽しい!」を感じる力

STEMON公式サイトより

STEMON(ステモン)の授業は、学校や塾のように先生の話を一方的に聞くスタイルではありません。STEMONが大切にしているのは、「ものづくりを通して楽しく学ぶ」ということ。

たとえば、ブロックを使って「重さのバランス」を考えたり、タブレットを操作して、プログラムを組んでロボットを動かしてみたり。そんな自分で手を動かす体験型の授業が中心です。

こういった「自分でやってみる」学びは、ただ知識を覚えるのではなく、子どもが自分から考えて動く力や、想像する力を引き出してくれます。

そして「楽しい!」と感じながら学ぶことで、知識もぐんと深く理解できます。
「勉強って面白い!」という気持ちが育てば、将来、自分で考えて行動する力(=生きる力)にもつながっていきます。

創造力と論理的に考える力も育つ

STEMONの授業では、「答えが1つしかない問題」は出てきません。
子どもたちが考えた答えや作ったものが、それぞれ全部「正解」なんです。

STEMON公式サイトより

ふつうのテストでは、決められた答えにたどり着けるかどうかで点数が決まりますよね。
でも、そればかりだと、子どもが持っている自由な発想や、学ぶことの楽しさを失ってしまうことも。

STEMONでは、「このテーマで何か作ってみよう」とだけ決まっていて、何を作るか、どう作るかは子どもたち次第。正解は1つではなく、子どもの数だけ正解があるんです。

友達と協力したり、自分で工夫したりしながら、「どうすればうまくいくかな?」と試行錯誤する中で、考える力と創る力がどんどん育っていきます。

小さいうちから、自分で課題を見つけて、自分なりの答えを出す経験を積んでいく。
これは、これからの時代を生きていくうえでとても大切な力になります。

STEMONのコース

それぞれのクラスは、子どもの年齢や理解度に合わせてステップアップできるように設計されています。
「うちの子にはどこから合っているかな?」と迷ったら、体験教室に参加するのもおすすめです!

キンダークラス(年中・年長)

「家」「乗り物」「動物」など、子どもたちの身の回りにあるテーマで「つくる体験」を楽しみます。

STEMON公式サイトより

ブロック遊びを通して重さやバランスの感覚を学んだり、ロボットを動かしてみたりしながら、自然と「理科っぽい考え方」や「プログラミングの基本」にふれていきます。

遊びの中で、「考えるのって楽しい!」という気持ちが芽生えます。

全体の構成としては、作品を制作する「物理」分野のレッスンが8割、簡単なゲームやロボット教材を使って遊びながら、プログラミングの基本的な考え方を学ぶ「プログラミング&ロボット」分野が2割となっています。

ベーシッククラス

ハサミや洗濯機、エレベーターなど、身近な道具をテーマに、ブロックを使って仕組みを再現していきます。

STEMON公式サイトより

さらに、タブレットを使った簡単なゲーム作りやロボット操作にも挑戦します。自分の手で作りながら、プログラミングの基本(順番・くり返し・分岐など)がしっかり身につきます。

構成は、身近なものを題材にブロックを使って作品を制作する「物理」分野のレッスンが7割、タブレットを使ってプログラミングの基礎を学ぶ「プログラミング&ロボット」分野が3割になっています。

アドバンスクラス(主に小2~)

「てこ」「歯車」「モーター」など、ちょっと難しい仕組みも組み合わせて、本格的なロボットや乗り物作りにチャレンジします。

STEMON公式サイトより

プログラミングでは、複雑な条件分岐や繰り返しの処理を使って、よりレベルの高いゲームやメディアアートも作れます。工夫する力、考える力、どちらもどんどん育っていきます。

身近なものを題材にブロックを使って作品を制作する「物理」分野が7割、タブレットを使ったプログラミング処理の応用的な使い方を学ぶ「プログラミング&ロボット」分野が3割の構成になっています。

キッズエリートクラス(主に小4~)

パソコンを使いこなす練習をしながら、プログラミング×電子工作に挑戦!
ゲームや実験を通して、数列や確率といったコンピューターサイエンスの数学的な考え方も学べます。

STEMON公式サイトより

ゲームなどを通して、ITや数学の知識を中心に学ぶ「IT・物理・数学」分野が5割、プログラミングを使った電子工作やロボット制御を学ぶ「プログラミング&ロボット」分野が5割の構成になっています。

「つくる」と「考える」を両方鍛えて、次のステップへ!

プログラミング&ロボティクス(プロロボ)1stクラス

人気のビジュアルプログラミング「Scratch(スクラッチ)」を使って、ゲームやアニメ、アート作品を制作!
さらに、ブロック×電子機器で作ったロボットも、Scratchのような画面で動かします。

STEMON公式サイトより

「パソコンで何かを作る楽しさ」がぐっと身近になります。

Scratchを用いたゲーム制作等を行う「プログラミング」分野が7割、ブロックを用いたロボット制作とプログラミングによる制御を行う「ロボット」分野が3割の構成になっています。

プログラミング&ロボティクス(プロロボ)2ndクラス

「プロロボ1st」からさらに発展し、背景の動かし方や効率よくプログラムを作る方法など、より高度なScratchテクニックを学びます。

STEMON公式サイトより

ロボットの操作も、センサーや複数の入力機器を使って、本格的なものに。「プログラミングでできること」が広がってきます。

プログラミング&ロボティクス(プロロボ)3rdクラス

スマホアプリの開発に挑戦!スマートフォンに入っているいろいろなセンサーを使って、「社会の役に立つもの」を作る力を育てます。

STEMON公式サイトより

使いやすいデザインについても考えながら制作。実際に「誰かのためになるもの」を作れるようになります。

STEMON(ステモン)のコース・教室・料金をわかりやすく解説!

教室は全国112校(2025年6月予定)

STEMONは関東を中心に、全国へと拡大を続けています。

  • 東京:39校
  • 関東(東京以外):22校
  • 全国合計:112校(2025年6月予定)

特に東京と関東エリアに教室が多いですが、北海道から九州まで全国に教室が広がっています。
下の地図では、水色で表示されている都道府県にSTEMONの教室があります。

教室の運営形態は3タイプ

① 直営教室(ヴィリングが直接運営)

STEMONの本部「ヴィリング」が直接設置・運営している教室。
講師の質が安定しており、安心して通えるフラッグシップ的存在です。

② 提携先教室(民間の学童保育などと連携)

外部の教育機関や民間の学童保育などと提携し、スタッフを派遣して開講している教室です。
学童利用中のお子さんはもちろん、STEMONだけを受講することも可能です。

パパ
パパ

学童保育に通いながら習い事もできるなんて、便利で安心だね!

③ フランチャイズ教室(個人が自宅などで運営)

元システムエンジニアなどの個人や小規模事業者がフランチャイズ契約を結び、教室を運営しています。
たとえば、東京の「成城学園校」では、英語教室『Me TIME』の一環として、英語でプログラミングを学べるユニークなスタイルを採用しています。

入会金・月謝の目安(2025年5月現在)

STEMONの料金は、教室の運営形態や地域によって異なります。
公式サイトには一部教室の料金しか掲載されていないため、無料体験や問い合わせで確認するのがおすすめです。

以下は、筆者が体験した教室を含む数校の料金例です(すべて税込)。

直営教室
(千歳烏山)
提携先教室
(経堂)
フランチャイズ教室
(稲城)
フランチャイズ教室
(成城学園)
入会金16,500円11,000円16,500円10,000円
更新料
(年1回)
2,200円
2,200円
10,000円
※施設維持費の名目
施設管理費880円
教材費1,100円
キンダー
クラス
9,130円9,130円12,000円
ベーシック
クラス
11,330円11,880円11,330円12,000円
アドバンス
クラス
11,330円11,880円11,330円12,000円
キッズエリート
クラス
12,430円12,980円12,430円
プロロボ1st
クラス
15,730円18,480円15,730円15,000円
プロロボ2nd
クラス
15,730円18,480円15,730円
プロロボ3rd
クラス
15,730円15,730円
※2025年5月現在

料金に多少の違いはありますが、どの教室も子どもが楽しく学べるカリキュラムが用意されています。気になる教室があれば、まずは無料体験を申し込んでみるのがおすすめです。

まずは無料体験を予約してみよう

STEMONは教室ごとにスタイルや料金に違いがあります。
ただ、何より気になるのは、お子さんが楽しんで続けられるかどうかですよね。

ママ
ママ

まずは無料体験で試してみたいな!

そんな不安を解消するために、STEMONでは無料体験を実施しています。
実際の授業に参加できるので、お子さんが通い始めた時のイメージもつかみやすくなりますよ。

申し込みはとても簡単!以下の手順でサクッと体験予約ができます。

公式サイトの「無料体験申し込み」のバナーをタップ(クリック)
Screenshot

まずはステモンの公式サイトで、「無料体験申し込み」のバナーをタップしましょう。

必要事項の入力

次の画面でお子さんの名前など、必要情報を入力します。事前に体験を希望する教室を決めておきましょう。都道府県を入れると、希望する教室が選択できるようになります。

入力内容を確認後、内容を送信!

全ての入力が済んだら内容を確認し、送信。これで申し込みは終了です。

申し込みが完了すると、自動返信メールが届きます。
ちなみに、この時点では体験日程の選択はまだ行いませんので、ご安心を!

申し込み後、2~3日以内に担当者からメールが届きます(筆者の場合は翌日に届きました!)。
そのメールで、候補となる体験日が3つほど提案されます。

もし都合が合わなければ、メールで個別に相談もOK。とても丁寧に対応してくれるので、初めての方でも安心です。

筆者の体験談

息子(小学2年生)は、プログラミング未経験だったため、1年生向けの「ベーシッククラス」で申し込んだのですが、担当の方から
「2年生でしたら、アドバンスクラスでも大丈夫だと思いますよ」
と丁寧なアドバイスをいただき、「アドバンスクラス(2・3年生向け)」で体験することにしました。

スムーズな対応で、申し込みからわずか4日後には体験授業に参加できました!

ママ
ママ

初めての申し込みでわからないことも多かったけれど、丁寧な対応で安心できました!

STEMON無料体験レポート|「楽しかった」で終わらなかった、その後の変化

申し込みから4日後、ついに無料体験の日がやってきました。
息子も朝からちょっとワクワクしている様子。親としても少しドキドキです。

教室の場所と雰囲気

今回訪れたのは、STEMON経堂教室。駅から徒歩5分ほどの場所にあり「小田急こどもみらいクラブ」という学童保育の中で実施されている提携教室です。

教室内はアットホームな雰囲気。息子は小学2・3年生向けの「アドバンスクラス」(50分間)に参加しました。

体験は、すでに通っている子どもたちに混ざっての授業形式。まわりの子どもたちはSTEMON経験者で、学童のお友だち同士ということもあり、最初は少し緊張気味の様子。

でも、先生がしっかりと紹介してくれて、周囲の子どもたちも自然と息子に話しかけてくれました。

パパ
パパ

スムーズに参加できる配慮があって、安心できました!

レッスン内容と息子の様子

授業は前回までの振り返りからスタート。
今日のテーマや学ぶ内容もホワイトボードにまとめながら、わかりやすい言葉で説明してくれました。「順次処理」や「分岐処理」など難しい言葉も出てきていますが、これなら息子も大丈夫そう。

今回の教材は、学校でも授業に導入されているビジュアルプログラミングの「Scratch(スクラッチ)」。矢印などの見た目で操作がわかるので、息子もすぐに操作に慣れ、サクサクとプログラムを組み始めました。

ママ
ママ

直感的で、初めての子どもにも扱いやすい!

今日のテーマは「あみだくじ作り」

今回のテーマはあみだくじ作り。
キャラクターが線に沿って進み、最後に「◯・△・×」が表示される、という仕組みを自分で作っていきます。

どうやら仕組みははすぐに理解できた様子。

「どっちに進めばいいかな?」
「距離を変えたらうまく動くかも?」

考えながら何度も試してみる息子。

時には先生のタブレットを参考にしながら、プログラムを作っていきます。先生は答えを教えるのではなく、「どうしたらうまくいくかな?」と優しく声をかけ、自分で考えることを促してくれました。

途中でクラスメイトと作品を交換して遊ぶ時間もありました。周りのお子さんは慣れているので、背景を変えたり、キャラクターを恐竜にしたりと、自分なりの表現を楽しんでいます。

他の子のアレンジに刺激を受けて、息子の創作意欲もどんどんアップ。

そして…ついに完成!

「できたよ!」と笑顔で私の元へ。
しっかりキャラクターが動き、太陽マークが消えるところまで、ちゃんと動いています!

「楽しかったし、先生も優しかった!」

50分の体験授業でしたが、しっかり楽しめて、クラスのお友だちとも交流できたようです。

体験の「その後」が本当にすごかった

実は、この体験には続きがあります。

体験当日は「楽しかった」と言っていたものの、数日経っても特に話題に上がらず…。
「もしかして、あまりハマらなかったのかも?」と、少し不安に。

でも、1週間ほど過ぎたある日。

学校から帰ってくるなり、手も洗わずに「見て!俺、自分で作ったんだよ!」と息子。
持っていたのは、学校支給の「GIGA端末(Chromebook)」。

そこには…体験で見たあのScratchの画面!
しかも内容は「あみだくじ」ではなく、キャラクターがサッカーをしているというオリジナル作品でした。

実はうちの息子、週4でサッカーに通うサッカー少年。
体験した内容をベースに、自分の好きなものを取り入れて作品を作っていたのです。

ちなみに学校の授業とは関係なく、空き時間にこっそり作っていたそうです(学校のルール上ではどうやら違反のようですが、今回はOKにしました…)。

その後も「もっと動きを変えてみたい」と、何度もトライ。

うまくいかない時は悩みながらも、どこか楽しそうな表情を見せてくれました。

「できた!」の喜びが、次の一歩につながる

学校の勉強では「正解がある」ことが多いですが、プログラミングでは自分のアイデアを自由に形にできるのが魅力。

今回の体験で、息子はその楽しさをしっかり感じ取ったようです。

この「できた!」という実感は、子どもの自己肯定感をぐっと高めてくれる。
STEMONの大きな魅力だと感じました。

ちなみに、無料体験後のしつこい勧誘などは一切ありませんでした気軽に試せるのも嬉しいポイントです。

STEMONのメリット・デメリット

ここまで見てきたSTEMON(ステモン)ですが、無料体験に参加した息子の様子を見て、私が実際に感じたメリットデメリットを整理してみました。

メリット

勉強を意識せず、自然と学びが深まる

まず感じたのは、とにかく子どもが楽しそうだったこと。
STEMONではScratchやSTEAM教材を使って学ぶので、子どもにとっては「遊び感覚」です。
でも、その中にはしっかりと「問題を解決する学び」がありました。

STEMON公式サイトより

うちの息子は普段面倒くさがりで、学校の宿題には全然やる気が出ず、漢字練習などはダラダラ…。
それが、STEMONではまるでゲームのようにタブレットに集中!
Scratchで学んだ内容も、後日談にあったように、しっかりと覚えていました。

勉強っぽくないのに、しっかりと学びが定着している。これがSTEMONの魅力です。

自分で解決する姿勢が身につく

STEMONでは、うまくいかない時でも、すぐに誰かに頼らない姿勢が育まれます。

先生の声かけも、「こうするんだよ」ではなく「どうしたらいいかな?」と考えるヒントをくれるもの。

普段は「これどうやるの?」「答え教えて」と聞いてくる息子が、STEMONでは自分で何度も試行錯誤していて、びっくりしました。

自分で考え、工夫して作ったものがうまく動いた時の「できた!」という感動もひとしお。達成感が次の意欲につながっていました。

創造力や論理的思考が育つ

「こんな表現をしてみたい!」という息子の想像力。
それをどうプログラミングで実現するか、筋道を立てて考えていく姿は、まさに考える力と発想の融合でした。

STEMON公式サイトより

小さな頭の中で、「こうしたらうまくいくかも?」「うまくいかないのはここが違うのかな?」と一生懸命に考えながら、楽しんで取り組んでいる様子を見て、STEAM教育の良さを実感できました。

教科を横断して学べる

STEMONの特徴は、ただのプログラミング教室ではないところ。

理科・物理といった身の回りの科学的な原理から、芸術的表現まで幅広く学べるのが特徴です。

STEMON公式サイトより

科学・技術・工学・アート・数学の5分野を横断して学べるので、身近な知識がつながり、より深まる実感がありました。

学校の授業や中学受験の対策になる

2020年からプログラミングは小中高で必修科目になりました。
先に習い事で触れておくと、学校の授業にも自信を持って取り組めるようになります。

STEMON公式サイトより

また首都圏を中心に、中学受験で「プログラミング入試」を導入している学校も増加中。
STEMONでの学びが受験対策にもつながる点も、大きなメリットです。

学童一体型の教室で送迎の負担が少ない

子どもに習い事をさせたいけれど、親も忙しくて送迎ができない。そんな共働き家庭にとってうれしいのが、学童保育と連携した「ステモンアフタースクール」
また、民間学童への講師の派遣を行っているところもあります。

学童に通いながら、プログラミングなどの学びができるスタイルなので、送迎が難しいご家庭にもぴったりです。

デメリット

教室によって多少の差がある

STEMONは直営・提携・フランチャイズの3タイプがあり、教室の雰囲気や講師のタイプ、料金などに若干のばらつきがあります。

とはいえ、どの教室も一定の研修を受けており、全体としては質の高い学びが提供されています

ママ
ママ

まずは無料体験などで調べておくのがいいかも!

はじめる前には、無料体験などを通して子どもとの相性、料金感、講師の雰囲気などを見ると安心ですね。

習い事としては少し高め(プログラミング教室としては標準的)

ベネッセの調査では、小学生の習い事にかける月平均費用は約16,676円。
その中でSTEMONの月謝は12,000円前後。とくに複数習い事をしているご家庭では少し高めに感じるかもしれません。

スイミングやピアノは月額7,000円程度の教室も多いので、それと比べると割高です。

でも、幅広い学び+これからの時代に必要なスキルが身につくこと、これまでにない新しいジャンルの習い事と考えると、コスパは良いと感じました。

パパ
パパ

他の習い事に比べると少し高めのジャンルだけど、
学びの内容を見ていくと、コスパは良さそう!

小学6年生までしか通えない

STEMONは年中児〜小学6年生が対象。早い段階からのプログラミング教育に対応している反面、中高生向けクラスがない点は、やや物足りなく感じるかもしれません。

学びの質が高いからこそ、「中学生になっても続けたい」と思う子も多いのでは?と筆者は感じました。この点は、今後の発展に期待したいところです。

よくある質問

ここでは、STEMONに興味を持ったパパママからよく聞かれる質問をQ&A形式でまとめました。
実際に無料体験に参加する前の参考にしてみてくださいね。

Q1. STEAM教育って、どんなところが良いの?

STEAM教育は、自分で課題を見つけて、自分の頭で考え、解決していく力を育てることができます。ただ知識を詰め込むだけの学びではなく、これからの社会で求められる「主体的に学び続ける力」を育てるのが特長です。

Q2. STEMONでは、Pythonなどのテキスト言語も学べますか?

いいえ、テキスト言語は扱いません
プログラミング言語やコンピューターの活用方法は、時代に応じて変化していくためです。

代わりに、Scratchなどを用いたビジュアルプログラミングを通じて、将来どんな言語にも対応できるような「プログラミング的思考」や「問題解決力」を育てます。

Q3. 他のプログラミング教室と比べて、どんな違いがありますか?

STEMONの特長は、タブレットやパソコンだけでなく、ブロックを使って物理的に学ぶことができる点です。
特に低学年のうちは、ガイドに縛られず、自由な発想で組み立てていく創造性が重視されています。

Q4. なぜブロックを使うのですか?

小学生(特に11歳くらいまで)は「具体的操作期」という発達段階にあります。そのため、実際に手を動かして学ぶことで理解が深まりやすいとされています。
高学年になると、そこから抽象的なプログラミングへとステップアップしていきます。

Q5. 先生はどんな人が教えてくれるの?

STEMONの先生は、2〜3ヶ月の研修を受けた教育のプロです。
エンジニア経験のある主婦の方や理系学生など、さまざまなバックグラウンドを持つ講師が在籍しています。子どもへの声かけも丁寧で、やさしくサポートしてくれます。

Q6. 1クラスの人数はどれくらい?

教室や学年によって異なりますが、

  • 幼児クラス:4〜5名に対して先生1名
  • 小学生クラス:6〜8名に対して先生1名

という少人数制です。
先生の目がしっかり届き、子どもたち一人ひとりが「わかった!」「できた!」と自信を持てるような環境が整えられています。

気になる点は体験会で直接聞くこともできます。お子さんと一緒に、教室の雰囲気を感じてみてくださいね。

まとめ

今回は、話題のプログラミング教室 STEMON(ステモン) について、STEAM(スティーム)教育の視点から詳しくご紹介しました。

STEMONは、科学・技術・工学・芸術・数学という5つの分野を横断的に学びながら、単なるプログラミングスキルにとどまらず、想像力や論理的思考力、表現力を育てていけるのが大きな特長です。

しる・つくる・ためす」という3ステップを繰り返しながら、子どもたちは試行錯誤の中で、自分なりの答えを見つけ出す力を身につけていきます。

開講されているクラスは以下の通りで、年齢や発達段階に合わせた充実のカリキュラムが組まれています。

  • キンダークラス
  • ベーシッククラス
  • アドバンスクラス
  • キッズエリートクラス
  • プログラミング&ロボティクス1stクラス
  • プログラミング&ロボティクス2ndクラス
  • プログラミング&ロボティクス3rdクラス

実際に我が家の息子も初めて参加しましたが、スムーズに授業に溶け込み、とても楽しそうに学んでいました。帰宅後、自分なりのアイデアを広げて創作している姿に、思わず感動したほどです。

もし少しでも「楽しそうだな」「うちの子に合いそう」と感じた方は、まずは無料体験レッスンに参加してみてください。

なお、教室によって講師の雰囲気やカリキュラムの進め方に違いがあるため、気になる教室があれば複数を比較してみるのもおすすめです。どの教室も丁寧に対応してくれるので、安心して参加できますよ。

プログラミングのスキルだけでなく、これからの時代を生き抜く「考える力」「つくる力」を育てるSTEMON、ぜひおすすめしたいです!

ABOUT ME
ヨッシー
ヨッシー
Webライター
保育士として18年勤務した後、Webライターとして転身した3児のパパです。3歳&7歳の男の子、10歳の女の子と過ごす日々はとても賑やか。 同じ男性としての目線でパパの悩みや不安を少しでも減らし、育児の楽しさを増やしていけるような発信をしていきます。一緒に楽しみましょう!
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