保育園の指数(点数)完全ガイド│考え方・加点の方法を元保育士ママが解説

保育園入園を決めるのに「点数をつける」って聞いたけど、どうやってつけるの?

家庭の状況に応じて点数をつけるとは聞いたけど、実際にうちは何点になるのか分からない……。点数アップする方法もあれば知りたい!
「保育園に入園できるか、点数化して決める」ということは知っていても、どうやって点数を出すのか、我が家は何点なのかが分からないというパパやママもいるのではないでしょうか。
私自身は保育士として約4年、学童クラブで約4年勤務していましたが、いざ自分の子どもの保活となると、指数(点数)について知らないことも多く、不安を感じたのを覚えています。
認可保育園に入れるかどうかは、指数で決まると言っても過言ではありません。
また「希望の園に入るために、できるだけ点数を上げておきたい」というご家庭もあるでしょう。
この記事では、保活を成功させるために知っておきたい指数の仕組みや、加点・減点のポイントを、私の実体験も交えて解説します。
最後には指数に関するよくある質問もまとめていますので、ぜひ最後までお読みください!

加野彩乃(元保育士ライター)
元保育士・放課後児童支援員
保育園と学童クラブで約8年間の勤務経験があり、現在は2児の母。
自身の子どもも保育園と幼稚園を利用しています。オンライン子育てコミュニティ「#HUG parents room」を運営中。
保育園の指数(点数)の基礎知識

まずは、保活の基礎となる指数の仕組みを解説します。
指数は認可保育園入園の鍵
認可保育施設の入園選考は、基本的に「保育の必要性が高い家庭」から優先的に入園が決まります。
- 認可保育園
- 認定こども園
- 小規模認可保育園
保育の必要性を数値化したものが、指数(点数)です。
人気のある保育園や待機児童がいる地域では、希望者が定員より多くなりますが、その際に自治体は指数が高い順に入園を決定していきます。
つまり、指数が高ければ高いほど、希望の保育園に入れる確率が上がります。

できれば希望順位が高い園に入園したいよね~
一方、認可外保育園への入園は、先着順や園独自の基準で入園の可否を決めることがほとんどのため、自治体の指数は問われないことが多いです。

認可外保育園は就労状況を問われない園も多いため、専業主婦の家庭でも入園できることがあります
認可保育園・認可外保育園の違い
「そもそも認可と認可外って何が違うの?」と思うパパ・ママもいると思いますので、ここで簡単に整理してみましょう。
| 施設の種類 | 特徴 | 基準 | 入園申し込み先 | 選考方法 |
| 認可保育施設 | ・園の規模や園児の年齢、教育内容によって、認可保育園・認定こども園・小規模認可保育園に分かれる ・11時間以上の開所が基本 ・国や自治体の一定の基準を満たしている | 国の基準(広さ・職員数等)を満たし、都道府県知事に認可された施設 | 自治体 | 指数による選考 |
| 認証保育園 (東京都) | ・基本的な開所時間が13時間と長いため、延長保育がないこともある ・自治体によって、制度の名称や基準が異なる | 東京都独自の基準を満たした施設 (認可の基準は満たさないので「認可外」扱い) | 園に直接 | 先着順や園独自の選考 ※単願・専願が有利な場合も |
| 認可外保育園 | ・保育時間やサービスは、園によってさまざま ・柔軟な契約が可能だが、保育料は変動する | 認可保育施設の基準は満たしていないが、保育施設としての一定の基準は満たしている | 園に直接 | 先着順や園独自の選考 |
認可外保育園は施設と利用者間の直接契約になるため、自治体の指数は使われないことが一般的です。
しかし、認証保育園や認可外保育園入園後に認可保育施設への転園を希望する場合は、認可外に預けている実績があることで、申し込み時に加点対象になることがあります。
指数の種類を知ろう
指数には大きく分けて3つの種類があります。
世帯指数 = (父の基準指数 + 母の基準指数) + 調整指数
※指数の名称は、自治体によって異なることがあります
基準指数:家庭の状況によって決定する点数
基準指数は、お子さんの保護者であるパパ・ママの状況に応じて決定する点数です。
パパ・ママのそれぞれの事由を踏まえて、自治体が定めた点数を計算します。
【ケース①】夫婦ともにフルタイム勤務の家庭
パパ:週5日・1日8時間勤務(月160時間)=10点
ママ:週5日・1日8時間勤務(月160時間)=10点
→ 基準指数は20点
【ケース②】パパがフルタイム勤務+ママがパート勤務の家庭
パパ:週5日・1日8時間勤務(月160時間)=10点
ママ:週4日・1日6時間勤務(月96時間)=8点
→ 基準指数は18点
調整指数:基準指数に加点・減点される点数
先ほどの基準指数加点や減点の形で、家庭ごとの細かい事情を反映させる点数が調整指数です。
加点(プラス):兄弟が在園している、認可外保育園を利用している など
減点(マイナス): 同居の祖父母がいる、同年度中に保育園の入園辞退をした など

詳しいケースは、後ほどご紹介します!
世帯指数:基準指数+調整指数の合計点数
パパの基準指数とママの基準指数、調整指数を合計したものが「世帯指数」です。
自治体は世帯指数を見て、入園の可否を判断します。
同点のときには優先順位が加味される
人気の園では、複数の家庭が同じ点数で並ぶことがあります。
この場合は、自治体が定めた優先順位に従って可否が決まります。
- ひとり親世帯
- 調整指数の高い世帯
- 基本指数の高い世帯
- 認可外保育施設に預けていた期間が長い世帯
- 自治体への在住歴が長い世帯
- 世帯の区市町村住民税が低い世帯
- きょうだいが多い世帯
指数の算出時期は自治体によって異なる
指数を算出する基準になる、家庭の状況を「いつの時点」で判断するかは自治体によります。
一般的には復帰後に予定している就労形態や、産休前の就労実績で判断することが多いですが、入園申し込み時点の状況で判断する場合もあります。
「ママが妊娠中は働き方を緩めていたが、復帰後はフルタイムの予定」「復帰後は時短勤務を予定している」など、ご家庭によってさまざまな事情があるかと思います。
どの時点の働き方が点数に反映されるかは、申し込み前に必ず自治体に確認しましょう。
こんなときはどうなる?家庭の状況による加点・減点ポイント

ここからは、よくあるケース別に加点・減点の傾向を紹介します。
【就労形態】正社員・パート・自営業で基準指数は変わる?
就労の場合は正社員やパートなどの雇用形態ではなく、1か月あたりの勤務時間で決まることが多いです。
- 月160時間以上:12点
- 月120時間以上:10点
- 月80時間以上:8点
※自治体によっては、勤務時間とあわせて「週○日勤務」など、勤務日数の基準を設けていることもあります
自営業でも、勤務時間が長ければ正社員と同じ点数がつくことが一般的です。

雇用形態が問われないことが多いのはありがたい!
【勤務地】居宅内・居宅外で差が出る自治体も
基本的には勤務地で差はつきませんが、一部の自治体では居宅内労働(在宅勤務)が不利になる場合があります。
また、営業などの外出が多い職種は、勤務実態の証明として具体的なスケジュールが分かる書類の提出が求められることがあります。
自治体に確認し、提出が必要な場合は提出できるように用意しておきましょう。
【職種】保育士など特定の職種は優先順位が高い?
保育施設の人手不足解消のため、保護者が保育士等として働く場合に加点する自治体が増えています。
保育園、認定こども園、幼稚園などの保育施設で働く(内定も含む)保護者が対象
- 保育士
- 幼稚園教諭
- 看護師・保健師(保育士の配置基準の中に含められている場合)
※上記以外にも、栄養士や調理師なども加点対象になることがあります
勤務時間が一定以上必要なケースや、在住自治体の保育施設での就労に限るなど、条件が定められているケースもあるため、確認が必要です。
コロナ禍では、医師や看護師などの医療従事者などが優先されるケースがあったようですが、現在は廃止されているケースがほとんどです。
【通勤時間】在宅勤務などで時間が短いと不利になる?
在宅勤務(テレワーク)が普及していますが、基本的には在宅だから減点ということは少なくなっています。
あくまでも就労時間の長さによって指数が決まるため、「通勤時間が長いから」という理由で加点されることも、一般的にはありません。

通勤時間と勤務時間の長さは、入園後の保育時間に反映されますよ!
【育児休業】育休中・復帰予定の場合の点数扱い
育休から復帰する予定の場合は、申し込み時に提出する就労証明書の内容に基づいて、復帰後の就労形態・条件や、産休前の就労実績で指数が算定されることが多いです。
保育園入園後に、復帰したことを証明するために就労証明書や復帰証明書を提出を求められることが一般的です。
【きょうだい】「兄姉が在園」や「同時申し込み」は加点対象
送迎の負担軽減の観点から、すでに兄姉が認可保育園に在園しており、同じ園に下の子の入園を希望する場合は加点がつきます。
また、 きょうだい(双子含む)で同時に入園申し込みをする場合も加点対象になることが多いです。
【同居親族】祖父母と同居していると「減点」のリスクも
同じ住所や敷地内に65歳未満の祖父母が同居している場合は「家庭で保育ができる」とみなされ減点されるリスクがあります。

えっ!両親と同居しているんだけど、保育園に入れないってこと?

パパやママと同じように、保育の必要性を証明できる書類を提出すれば大丈夫ですよ!
- 仕事をしている →就労証明書
- 介護や看護をしている →介護・看護に関する申立書、医師の診断書
- 病気などで保育が難しい →医師の診断書、障害者手帳等の写し
【介護・看護】ケアが必要な家族がいる場合の加点要件
家族の介護や看護が必要な場合は、状況によって就労と同等程度の基準指数となることがあります。
パパ・ママが仕事をしていなくても、介護や看護の要件だけで保育園に申し込むことも可能です。

私は仕事をしているけど、持病があって療育手帳(障害者手帳)を取得しています。

「就労」と「心身障がい」の、基準指数が高いほうが採用されたり、事情を考慮して加点がされたりするケースがあります。自治体への確認がおすすめです。
【単身赴任】パパやママが遠方に赴任している場合の加点
配偶者が単身赴任をしていて基本的に不在の場合、事情を考慮して加点がつくことがあります。
単身赴任であることの証明書類が必要です。
【ひとり親】シングル家庭に対する大きな加点・優遇
シングルマザーやシングルファザーのなどのひとり家庭は、経済的・時間的負担が大きいため、大きな加点あったり、優先順位が高く設定されていたりすることがほとんどです。
また、認可園の保育料は住民税の金額によって決められます。
ひとり親控除などの仕組みから、夫婦+子ども世帯よりも税金が安くなるため、保育料も安くなることが多いです。
自治体によっては、さらに減免措置がある場合があるため、非常に優遇されているともいるでしょう。
自分で指数(点数)をシミュレーションする4ステップ

最近はWebサイトで家庭の状況を入力すると、指数をシミュレーションできる自治体も増えていますが、まだまだ限られているのが現状です。
ここでは指数を自分で確認したい人に向けて、シミュレーション方法を紹介します。
1.パパ・ママの状況で基準指数を確認
自治体の「保育施設利用案内」などの資料を用意して、パパ・ママの状況や勤務時間などに応じた基準指数を確認します。
それぞれの基準指数が分かったら、2人の指数を足します。
2.調整指数で加点や減点があるかを確認
次に調整指数を確認して、加点や減点があるかを確認します。
3.基準指数と調整指数を足して世帯指数を算出しよう
調整指数を確認したら、基準指数に加算・減算して世帯指数を算出しましょう!
世帯指数 = (父の基準指数 + 母の基準指数) + 調整指数
4.自治体の実績と照らし合わせてみよう
自治体によっては、前年度の入園ボーダーラインである「入園最低指数」や、園ごとの世帯指数平均点・最低指数などを公表しています。
もし公表されている場合は、シミュレーションした点数と照らし合わせてみましょう。

「いいな」と思っていたA園は、50点以上ないと厳しそうだね……

近くのB園は、42点でも入園できた実績があるみたいだよ!
このように、算出した世帯指数で入園の可能性がある園を見極めて、園選びの参考にすると良いですね。
【おすすめ】指数(点数)確認のために自治体へ問い合わせよう

自分で指数を計算してみることも大切ですが、ルールが複雑なので「結局どうなの?」と迷うことも多いと思います。
最終的には自治体の担当者に確認するのが一番確実です。
保育園関連は自治体の保育課・こども家庭課へ
まずは自治体の役所で、保育園入園関係の窓口がどこなのかを調べてみましょう。
- 保育課
- こども家庭課
- 保育園入園課
不明な場合は、役所の総合窓口で「保育園の入園について聞きたい」と伝えれば案内してもらえます。
対応は電話・窓口・保育コンシェルジュなど
担当する部署が分かったら、不明点を聞いてみましょう。
- 電話:自宅など、どこからでも問い合わせられるのがメリット。一方で、入園関連は複雑な内容も多いので「仕組みは大体分かるけど、ちょっと聞きたいことがある」というときにおすすめ。
- 窓口:直接窓口に行けば、担当者と対面で話せます。
- 保育コンシェルジュ:自治体によっては、予約制でじっくり相談に乗ってくれる専門員がいることも。
個人的におすすめなのは、窓口訪問や保育コンシェルジュとの対面での相談です。
特に指数などの入園に関する仕組みは複雑なことも多いので、資料を見ながら担当者と話ができる方が分かりやすく、安心だと感じます。

指数のことを聞きつつ、入園申し込み書類の確認も済ませておくと、申し込み時に慌てなくて済みますよ!
家庭に合った情報を教えてくれる場合も
自治体の担当者に直接話を聞くと、知らなかった・分からなかった加点・減点、狙える可能性が高い加点を教えてくれることもあります。
申し込みのときに「知らなかった……」となる前に、余裕を持って一度確認しておくのがおすすめです。
そのまま使える!指数確認のための質問例

窓口に行ったほうが良いのは分かるけど、なんて聞いたらいいのか分からないんだよね……

難しく考えなくても大丈夫!
自治体の担当者さんも慣れているので、やさしく教えてくれますよ
ここからは、自治体の担当者への質問にそのまま使える、指数に関する質問を紹介します!
保育園入園に関わる指数の概要を知りたい
20XX年X月生まれで、来年の4月に保育園入園を希望しています。
初めての保育園入園ということもあり、入園に関わる指数の概要をお聞きできますか?
指数に限らず、保育園関連の問い合わせでは、最初にお子さんの生まれた年月と入園希望の時期を伝えるのがポイントです!
入園希望クラス(学年)と、4月入園希望か途中入園希望かが分かると、状況に応じたアドバイスがしやすくなります。
指数のシミュレーションをしてほしい
保育園入園に関する指数のシミュレーションをお願いできますか?
シミュレーションをしたい旨を伝えれば、担当者の方からパパやママの状況、加点や減点に該当する項目があるか、話を聞きながら確認してくれます。
シミュレーションをしたうえで「前年度の〇〇市の入園最低指数は何点でしたか?」「○○保育園へ入園した家庭の平均点は公表されていますか?」などと聞いてみても良いですね!
どんな加点・減点が当てはまるか知りたい
(家庭の状況を伝えたうえで)
我が家の場合は、どんな加点や減点が当てはまりそうですか?
さらに加点が狙える項目はあるか知りたい
保育園入園のために、さらに加点が狙えそうな項目があれば、教えていただきたいです
コラム:元保育士2児ママの保育コンシェルジュ利用体験談
私は現在5歳と1歳の子どもがおり、早生まれの2人目の保活で保育コンシェルジュを利用しました。
当時、私は保育士を退職して求職中の状態で、1人目は小規模認可保育園を卒園後、幼稚園に入園したので兄弟加点は狙えません……。
- 比較的保育園に入りやすい地域ではあるが、やはり求職中で1歳児クラス4月入園は難しいか
- 加点を狙うならどうしたらいいのか
昨年度の実績をもとに、住んでいる地域の保育園の状況などを聞き、やはり1歳児クラスの4月入園は厳しいと思うと教えていただきました。
加点についても保育園申し込みのガイドを見ながら丁寧にお話しいただき「お母さん保育士資格持っているんですか? 保育士として復帰すれば、加点がついて入れる確率が上がりますよ」と提案されました。
私自身は当時、保育士以外での復帰を考えていたため断念しましたが「待機児童の実績を作るためにも、0歳児の途中入園で希望して早めに申し込んだ方が加点は期待できる」など、他のアドバイスも教えてくれました。

上の子の入園申し込み時には、自治体の窓口で相談しました。
保育コンシェルジュは30分の相談時間が設定されて個室で対応していただいたので、よりじっくりと話ができたように感じます。
アドバイス通り、0歳児の途中入園で入園申し込みをしようと準備を進めていたところ、タイミングよく上の子が通っていた小規模園に空きがでて入園できました!
途中入園は正直想定外でしたが、やはり翌年度の1歳児枠は激戦。
恐らく、1歳児クラスの4月入園では、世帯指数が低い我が家は入れなかったと思います。
「保育コンシェルジュさんに状況を聞いて、相談しておいてよかった」と感じました。
指数(点数)を上げたい!加点の可能性があるポイント6つ

「入園最低指数に足りないかもしれない」「なるべく希望順位が高い園に入園したい」など、指数を少しでもアップできる可能性のあるポイントを紹介します。
1.早めに入園申し込みをして待機児童の実績を作る
保育園の調整指数の項目に「待機児童」が設定されている自治体が多いです。
4月は卒園や進級などで一気に入園枠が空くため、一番保育園に入りやすいタイミングですが、5月以降は空き枠がないと入園できないため「途中入園は難しい」と言わています。
あえて入園が難しい年度途中に申し込みをして「待機児童になった」という実績を作ることで、待機児童の加点を狙える可能性があります。

我が家も2人目の保活では待機の加点を狙っていました。
早生まれのお子さんなど、1歳児クラスの4月入園を狙うケースでは特におすすめです。
ただし、万が一園児の退園などで空きが出た場合は、入園の内定が出ます。
内定が出たときに入園を断ると、ペナルティで指数が減算される場合があるので注意が必要です。
2.認可外保育施設を利用する
認可保育施設への入園が難しい場合は、一度認可外保育施設にお子さんを預けて復職することも選択肢の一つになります。
認可保育園よりも保育料が高い場合もありますが、認可保育園入園を目指すうえで強い実績になります。
3.ベビーシッターを利用する
認可外保育施設と同様に、ベビーシッターを利用することで調整指数が加算される自治体があります。
4.一時保育などを利用する
一時保育の利用自体は加点にならないことが多いですが、就労実績を作るために活用しても良いでしょう。
一時保育を利用しながら少しずつ働き始めて就労証明書を取得することで「入園できれば勤務日数を増やしたい」という意思表示にもなります。
特に、専業主婦の家庭などで基準指数が高くない場合に有効です。
5.入園後の働き方を見直す
「子どもが小さいうちは時短勤務やパートで働きたい」というご家庭もあると思いますが、フルタイム就労を検討したり、就労時間を延ばしたりすることで、基準指数が上がります。
ただし、入園申し込み時の証明書類の内容から就労条件が変わる場合、内定取り消しや退園になることもあるので、慎重な検討が必要です。
6.自治体独自の加点を利用する(保育士等など)
前述の通り、保育士や看護師など、自治体が指定する職種で復帰する場合に大幅な加点がもらえることがあります。

就労時間や就労先の自治体に条件がある場合がありますが、資格を持っていてお仕事を探している方は要チェックです!
保育園の指数(点数)に関するよくある質問3つ

Q1.収入が高いと保育園に入りにくいって本当?
A. 収入は指数には関係ありませんが、同点時の優先順位に影響しやすいです
基本的に指数は就労状況などで決まりますが、全く同じ点数の家庭が並んだ場合、多くの自治体では所得税額(住民税額)が低い世帯を優先します。
そのため、結果として収入が高い家庭が不利になるケースはあります。
Q2.指数をアップさせたいから嘘をついてもいい?
A. 絶対にNGです!
勤務実態がないのに就労証明を書く、同居を隠すなどの虚偽申告は、発覚した時点で入園取り消しや退園処分になります。
最悪の場合、詐欺罪などに問われる可能性もあるため、絶対にやめましょう。
また、入園申し込み時の書類の内容ではフルタイムで就労予定だったにも関わらず、入園内定後や入園後に就労時間を変更した場合なども、入園取り消しや退園になるケースがあります。
申し込み時の状況から変更がある場合は、必ず自治体に問い合わせや申告をしましょう。
Q3.入園後に指数が関係する場面ってある?
A. 基本的にはありません
指数はあくまでも入園可否の判断をするための指標のため、入園後に指数の高さが関わることはありません。
ただし、転園を希望する場合や、下の子の入園時には、改めてその時点での指数が計算されます。
まとめ:事前に指数を確認して保活に臨もう
保育園の指数は複雑で分かりにくい部分も多いですが、入園できるかどうかの大切な指標になります。
自分で調べることも大切ですが、個人的には一度、自治体の窓口や保育コンシェルジュに相談に行くことがおすすめです。
「我が家の点数は何点なのか」「加点を狙えるポイントはあるのか」など、家庭の状況に合わせたアドバイスは非常に参考になります。
「もっと早く知っておけばよかった」とならないように、保育園への入園を検討し始める早い時期から、ぜひ情報収集をしてみてくださいね。

