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【慣らし保育の全て】元保育士が教えるスケジュール・進め方・家庭での過ごし方

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パパ
パパ

保育園に入園すると「慣らし保育」っていうのがあるらしいけど、何するの?

ママ
ママ

先生に預けるときに子どもが泣いたら、どうするのがいい?

保育園に入園する際には、必ず通る道である慣らし保育。

「少しずつ園にいる時間を延ばす期間とは聞いたけど、よく分からない」というパパやママも多いのではないでしょうか。

ほかにも「預けるときに子どもが激しく泣いて困った」「連絡帳って何を書けばいいの?」「思っていたよりも慣らしがうまく進んでいない」など、実際に入園して直面することもありますよね。

筆者は元保育士で、現在5歳と1歳の子どもを育てる2児ママです。

2人とも入園当初は授乳や食事でつまずいていたため「このままだと保育時間を延ばせないかも」と不安になった経験があります。

しかし、いつのまにか2人は保育園に慣れ、成長するにつれて園での困りごとは少なくなっていきました。

この記事では、初めて保育園に入園するパパやママに向けて、慣らし保育のスケジュールから進め方のポイント、家庭での過ごし方までを解説します!

この記事を読むと分かること
  • 慣らし保育の概要
  • 期間別の詳細スケジュール例
  • 慣らし保育中の過ごし方・パパの対応

この記事を読めば、慣らし保育がどういうものか、具体的なスケジュールが分かります。

また、お子さんとパパ・ママの家庭での過ごし方や、復職に向けた準備についても解説しますので、慣らし保育期間の過ごし方のイメージができますよ。

最後には、2児の母である筆者の慣らし保育体験談や、よくある質問をまとめています。

ぜひ最後までお読みいただき、パパやママが「これで大丈夫!」と自信を持って慣らし保育を迎えられれば幸いです!

ABOUT – 当記事の執筆者

加野彩乃(元保育士ライター)
元保育士・放課後児童支援員
保育園と学童クラブで約8年間の勤務経験があり、現在は2児の母。
自身の子どもも保育園と幼稚園を利用しています。オンライン子育てコミュニティ「#HUG parents room」を運営中。

Contents
  1. 保育園慣らし保育の基礎知識
  2. 保育園慣らし保育のリアルスケジュール
  3. 慣らし保育期間の過ごし方
  4. 慣らし保育期間のパパの対応
  5. 保育園慣らし保育の体験談
  6. 慣らし保育中のよくある質問
  7. 慣らし保育で園生活の第一歩を踏み出そう

保育園慣らし保育の基礎知識

まずは、慣らし保育の基本的な知識を解説します。

慣らし保育はなぜ必要?

子どもと保護者、保育士のそれぞれの視点から考えてみます。

子どもに慣らし保育が必要な理由

多くの子ども達にとって、家庭以外の場所で長時間過ごすのは、園生活が初めてです。

大人でも「初めての環境や初対面の人と関わるのは緊張する」という人は多いのではないでしょうか。

実際に園に通い始めると中には緊張や不安から水分や食事がとれない、眠れないお子さんもいます。

そのため、最初から長時間預かることは健康上のリスクが高く、少しずつ様子を見ながら保育時間を延ばしていくことが必要です。

また、多くのお子さんはパパやママと離れることで不安になりますが「遊んだら必ずお迎えがくる」という経験を通して、保育園への安心感を高めていく役割もあります

保護者に慣らし保育が必要な理由

保育園に入園すると、パパやママにも変化があります。

入園後のパパママの変化
  • 生活リズムが変わる
  • 保育園の荷物準備や連絡帳記入が必要
  • 毎日園へ送迎する
  • ロッカーに荷物をセットするなど、園での支度が必要

保育園に通うための準備や送迎、園での支度に少しずつ慣れるための慣らし保育でもあります。

保育士に慣らし保育が必要な理由

入園前面談などで、事前にお子さんの様子や配慮事項を確認するものの、お預かりして初めて分かることもあります。

  • 好きな抱っこの仕方
  • 好きな遊び
  • 眠いときのサイン
  • 入眠するときのルーティーン
  • 授乳・食べ方の個性

保育士は短時間の慣らし保育を通して、お子さんの様子を共有し、園で安心して過ごせるようにさまざまな対応を考えています。

かの
かの

実際に、お子さんが降園したあと「〇〇ちゃんは音の出るおもちゃで集中して遊んでいました」「食事が飲み込みづらそうでした」など、職員間で情報を共有します。
活動のヒントにしたり、食事関係は調理担当と連携して刻み方を変えたりする園もあります。

お子さんに合った対応をするために、保育者にとっても慣らし保育は大切です。

年齢別の期間目安

年齢や園の方針によって異なりますが、目安は次のとおりです。

0歳児クラス:2~3週間程度
一番小さい学年なので、慎重に進める園が多いです。

1歳児~2歳児クラス:1~2週間程度
体力がついてくる時期ですが、環境の変化には敏感です。

3歳児クラス以降:数日~1週間程度
以前他の園に通っていた場合などは、数日で完了することもあります。

かの
かの

お仕事の都合などで、柔軟に期間を変更できることもあるので、希望があれば入園前面談で伝えておきましょう

子ども達はいつ頃から慣れる?

一概には言えませんが、1週間ほど経つと慣れてきて、泣き声が収まってくるお子さんが多い印象です。

特に、4月入園では他のお子さんが泣いていることで、つられて泣いてしまうことも多いですが、途中入園では他のお子さんが落ち着いているので、比較的落ち着いている場合もあります。

逆に、最初は状況がわからず泣かなかった子が、慣らし保育開始から数日後や終了後に「ここはパパやママと離れる場所だ」と気づいて、後から保育士に預けるときに泣いてしまうケースもあります。

成長の証でもありますので、長い目で見守りましょう。

慣らし保育中のパパママのお仕事状況は?

入園当初はママが育休中のご家庭が多いですが、お仕事をされている方もいます。

パパはお仕事をされている状況で入園を迎えるご家庭が大半です。

復職はいつ頃が多い?

育休中の方は、慣らし保育が終わる時期に合わせて入園2〜3週間後に復職することが多いですが、体調不良などで慣らし保育がうまく進まなかった場合を想定して、1か月後に復職される方もいます。

かの
かの

特に、4月入園の場合はゴールデンウイーク後に復職される方も、一定数いました

ただ、保育時間が延びる、慣らし保育後半から時短勤務で徐々に復帰する方慣らし保育中は家族のサポートやベビーシッターなどを活用して、入園後すぐからお仕事に復帰される方もいます。

自治体の規定や会社の都合に合わせて調整しましょう。

一部の自治体では、入園した月に復職することを条件にしていることがあります。この場合、例えば4月入園で5月に復職すると規約違反になってしまうため、気をつけましょう。

途中でお休みが入ると慣らし期間が延びることも

入園直後は環境の変化や、園で風邪をもらって体調を崩しやすい時期です。

お休みした場合は、その日数分だけ慣らし期間が延びることがあります。

数日の休みの場合は、お子さんの様子によって慣らし期間を延ばさずに時間調整で済むこともありますが、園や担任の方針によって変わります。

できれば余裕を持ってスケジュール組むようにしましょう。

慣らし保育がうまく進まなかったら

まれなケースですが、次のような状況の場合、希望する保育時間での預かりが難しいと判断されることがあります。

保育時間を延ばすのが難しいケースの例
  • 水分や食事が全くとれない
  • 全く眠れない
  • 1日中泣いている

このような場合はお子さんの負担を減らすため、希望の保育時間より短い時間の保育を相談されることがあります。

職場へ事情を伝えて勤務時間の変更や、家族の協力、ベビーシッターなどの外部サービスの利用などの対策が必要です。

【コラム】保育士が慣らし保育で見るポイント

お子さんが安心して過ごせるよう、保育士は慣らし保育中に次のようなポイントをチェックします。

保育士がチェックするポイント
  • 性格:のんびり、元気、社交的、落ち着いている など
  • 遊び:どんな遊びが好きか、どのおもちゃに興味を持っているか、体・手先・言葉の発達段階
  • 授乳:ミルクの量、授乳にかかる時間、好きな体勢、ミルクが飲めないときの原因(哺乳瓶の乳首が合わない、味が苦手 など)
  • 食事:コップで飲み物を飲めるか、食べ物の好き嫌い・噛み方・飲み込み方、スプーンなどの食具の使い方
  • 睡眠:眠いサイン、入眠できる場所(布団・ハイローチェア・おんぶ・抱っこ)、入眠時のルーティーン(体をトントン・足や耳など特定の部位を触ると眠れる など)
  • 友達や保育士との関わり:一緒に遊ぶ・会話するなどのコミュニケーションがとれているか、自分の思いが伝わらないときの行動(泣く・叩く・噛む など)
  • 排泄(トイトレ中やおむつが取れている場合):排尿の間隔、トイレットペーパーの扱い方(自分でトイレットペーパーを切れるか、排便時に自分でおしりを拭けるか など)

ただ「まだコップ飲みできない」「怒ると相手を叩いてしまう」など、できないことや苦手なことがあっても落ち込む必要はありません。

時間をかければ園生活に慣れていきますし、お子さんも成長していくので、心配しすぎなくて大丈夫ですよ。

かの
かの

「ご家庭でもコップ飲みの練習をお願いします」など、保育士から声を掛けられることがあるかもしれません。
その場合は、お子さんのために一緒にがんばっていただけると嬉しいです!

保育園慣らし保育のリアルスケジュール

ここからは、実際の慣らし保育スケジュールについて紹介していきます!

期間は園によって差がありますが、内容にはあまり差がなく、日数をかけて丁寧に進めるかどうかの違いになります。

2週間:一般的な慣らし保育期間

最初に、一般的な慣らし保育期間として挙げられることが多い、2週間の場合のスケジュールを紹介します。

日数保育時間内容子どもの様子・目標
1~2日目1~2時間保育室で過ごす
午前おやつを食べる
保護者と離れて園に慣れる。
水分をとる。
3~4日目2~3時間園内や近隣へのお散歩園での活動に慣れていく。
水分をとる。
5~6日目3~4時間給食を食べる初めての給食。好きなものだけでも食べられればOK!
7~8日目5~6時間お昼寝に挑戦保育士と寝られるかチャレンジ。0歳児クラスのお子さんはハイローチェアやおんぶで眠る子も。
9~10日目7~8時間午後のおやつを食べる午後のおやつまで食べてみる。

登園する時間は、保育園側の体制が整いやすい9:00前後で設定されやすいです。

また、土曜保育を希望している場合でも、慣らし保育は平日のみに設定されている園が大半で、通常保育移行後に土曜保育が開始される園が多いです。

かの
かの

園にもよりますが、慣らし保育明けから通常保育(希望する保育時間)が始める場合と、慣らし保育が終わる1日~2日前に通常保育を開始して様子を見る園があります

先にお伝えしましたが、慣らし保育を進めるうえで大切なポイントが3つあります。

慣らし保育のポイント
  • 水分をとれる
  • 食事をとれる(好きなもの、少量でもOK!乳児さんの場合はミルク)
  • お昼寝できる

この3点はお子さんの健康に大きくかかわるため、園の環境に慣れながら「この3点はクリアできるかな?」という点を意識して進めます。

そのため、多くの園では、遊び・給食(離乳食や授乳含む)・お昼寝を段階的に分けて、慣らし保育を進めていく園が多いです。

慣らし保育の期間の長さは、それぞれの段階にどれだけ時間をかけるかによって、期間が設定されています

また「お子さんに”園は安心して過ごせる”場所だと知ってほしい」という思いから、最初の数日は保護者と登園して、数時間一緒に園で過ごすケースもあります。

その場合は日数や時間に応じて、パパやママも予定の調整が必要です。

パパ
パパ

パパやママと一緒に園で過ごせると、子ども達も安心だよね

ママ
ママ

保護者としても、園の環境や先生の関わりが見えやすいから安心!

1週間:1日ごとに保育時間が延びる

日数保育時間内容子どもの様子・目標
1日目1~2時間保育室で過ごす
午前おやつを食べる
保護者と離れて園に慣れる。
水分をとる。
2日目2~3時間園内や近隣へのお散歩園での活動に慣れていく。
水分をとる。
3日目3~4時間給食を食べる初めての給食。好きなものだけでも食べられればOK!
4日目5~6時間お昼寝に挑戦保育士と寝られるかチャレンジ。0歳児クラスや1歳児クラスの低月齢(早生まれ)のお子さんはハイローチェアやおんぶで眠る子も。
5日目7~8時間午後のおやつを食べる午後のおやつまで食べてみる。

1週間の慣らし保育は、2週間の慣らし保育と内容や目標は同じですが、それぞれのステップにかける期間が早くなります。

2週間の慣らし保育:2日くらいずつ保育時間が延びる

1週間の慣らし保育:1日ごとに保育時間が延びる

1週間の場合は期間が短いため、うまく園に慣れない場合は延長されやすいです。

復職までの期間に少し余裕を持つか、職場に「慣らし保育が延びる可能性もある」と伝えておくと安心です。

3週間:ゆっくりと園に慣れる

3週間の場合も内容やステップは他の期間と同じですが、それぞれにかける期間が長いです。

かの
かの

今回は筆者が以前働いていた園の、実際のスケジュールを記載します!

日数保育時間内容子どもの様子・目標
1~3日目1時間保育室で過ごす
午前おやつを食べる
保護者と離れて園に慣れる。
水分をとる。
4~6日目2時間園内や近隣へのお散歩園での活動に慣れていく。
水分をとる。
7~9日目3時間給食を食べる初めての給食。好きなものだけでも食べられればOK!
10~12日目5時間お昼寝に挑戦保育士と寝られるかチャレンジ。0歳児クラスや1歳児クラスの低月齢(早生まれ)のお子さんはハイローチェアやおんぶで眠る子も。
13~15日目7時間午後のおやつを食べる午後のおやつまで食べてみる。

最初は1時間ずつ保育時間が延びていき、お昼寝や午後おやつを食べるときからは、5~7時間程度のまとまった時間で保育をしていました。

3週間のスケジュールを組む園はそれほど多くないものの、小さな学年のクラスでお子さんへの負担を減らしたい考えから採用している園もあります。

数日:園生活経験のある幼児さん向け

もともと入園経験があるお子さん場合は、数日で慣らし保育を終える園もあります。

日数保育時間内容子どもの様子・目標
1日目2~3時間園内で遊ぶ新しいお友達や保育士と関わり、園に慣れる。
水分をとる。
2日目3~4時間給食を食べる好きなものだけでも食べられればOK!
3日目7~8時間お昼寝をする
午後のおやつを食べる
園でお昼寝をして、午後のおやつまで食べてみる。

もともと集団生活の経験がある分、生活面の心配が少ないお子さんが多いため、新しいお友達や保育士、園の環境に慣れるための意味合いが強いです。

もちろん「少しゆっくり進めてほしい」などの希望があれば、時間をかけて対応してくれるので、入園前面談などで相談しましょう。

慣らし保育期間の過ごし方

慣らし保育期間は新しい変化に適応するため、特にお子さんは疲れが出やすいです。

パパやママも初めての園生活を送る不安や、復職への焦りなどを感じ、不安定になりやすい時期。

ここでは慣らし保育期間の過ごし方を、子ども・パパママに分けて紹介します。

子ども:家ではゆっくりと過ごす

大人でも新しい環境は疲れますよね。

お子さんも園生活にがんばって適応しようとする反面、家では緊張が緩んで疲れや不安、甘えがでてくることがあります。

家では甘えたい気持ちや不安な気持ちを受け止め、安心してゆっくり過ごせるようにしましょう。

週末も遠出などは控えて、お家や近所の公園などで、ゆったりと過ごすのがおすすめです。

よくある入園後の変化
  • 夕方にぐずりやすくなる
  • 甘えが強くなる
  • 早めに眠くなる
  • 夜泣きが強くなったり、再開したりする
  • トイレが近くなる・失敗が増える

入園後はさまざまな変化がありますが、園生活に慣れていくことで少しずつ改善することがほとんどです。

焦らずに見守りましょう!

また、家庭での変化を送迎時や連絡帳を通して担任保育士と共有すると、園での関わりのヒントになることがあります。

慣らし保育中に限らず、なにか変化や心配があれば園に伝えておくと安心です。

パパ・ママ:復職前ならゆっくり過ごしてOK

お仕事の復帰前であれば、慣らし保育期間中はゆっくり過ごして構いません。

過ごし方のポイント
  • お迎えの時間は厳守する
  • 呼び出しがあったらすぐに迎えに行ける範囲で過ごす

お迎えの時間に合わせて保育士は帰りの支度を進めます。

お子さんも不安になってしまうため、お迎えの時間は必ず守りましょう。

もしも時間を過ぎてしまいそうなときは、早めに連絡を入れます。

パパ
パパ

遅れていけないのは分かるけど、どのくらいの時間にお迎えにいくとちょうど良いの?

かの
かの

早すぎると帰り支度ができていないこともあるので、5分前到着くらいがおすすめです◎

また、慣らし保育中でも体調の変化や、大きな怪我があればお迎えをお願いすることがあります。

体調の変化による呼び出しのケース例
  • 37.5℃以上の発熱
  • 下痢
  • 嘔吐
  • ぐったりしている
  • 激しい咳き込み
  • アレルギー症状

外出する場合は、呼び出しがあったらすぐに対応できる範囲にしましょう。

慣らし保育中のパパママの過ごし方例
  • 自宅で過ごす
  • 園の近くで過ごす(カフェでお茶、ショッピングなど)
  • 復職に向けた準備をする
  • 1人や夫婦、お友達とランチに行く
  • 美容室に行く

復職後は忙しくなるため、慣らし保育中はゆっくり過ごしたり、復職に向けた準備をしたり、自分のために時間を使ってくださいね。

お迎えの時間に遅れないように、呼び出しがあったらすぐに対応できるようにだけ、気をつけてください!

復職に向けた準備を進めよう

余裕があるこの期間に、次の準備をしておくとスムーズです。

家事育児分担の再確認

仕事が始まると毎日があっという間に過ぎ去ります。

家事育児をどれだけスムーズにこなせるかが、復職後の鍵になるため、具体的な役割や動きを確認しましょう。

確認しておきたいポイント
  • 園への送迎や支度は誰が行うのか
  • 朝の支度や帰宅後の役割分担・ルーティン
  • 家事の頻度(平日は最低限にして、週末にまとめる など)
  • 発熱などでの呼び出しがあるとき、どう対応するか
  • 子どもが園を休むときの対応(誰が休むか、誰も休めないときはどうするか、病児保育の概要確認 など)

必要な買い物

復職に向けて、仕事用の服やグッズを用意できるチャンスです。

また、入園後に「もう少し洋服があったら良さそう」などと気がついたら、必要に応じて追加で揃えましょう。

病児保育・ファミサポの登録

お子さんが体調不良で登園できないときに利用できる病児保育、園への送迎で利用できるファミサポは、利用登録が必要なことが多いです。

利用するまでには、病児保育は事前の書類提出やヒアリング、ファミサポは説明会への申し込みと参加、必要書類の提出、会員さんのマッチングなど、実際にサポートを受けるまでに時間がかかります。

少しでも利用する可能性があれば、登録を済ませておくのがおすすめです。

慣らし保育期間のパパの対応

ここからは、慣らし保育の時期にパパにぜひ取り入れてほしい対応をお伝えします。

慣らし保育中に送り迎えしてみよう

慣らし保育中はママが復職前のご家庭が多いため、ママがメインで送迎を行うご家庭が多いですが、できれば慣らし保育中にパパも送迎を経験してみるのがおすすめ。

慣らし保育期間はママが復職前で気持ちや時間に余裕があることが多いので、この期間にママと一緒に一度保育園に行ってみてください!

初めての送迎で確認すること
  • 必要な持ち物の準備・確認
  • 通園ルートや交通手段の確認
  • 園での支度の手順(荷物を置く場所など)
  • 先生の顔と名前、保育室の場所を覚える

もしパパだけで送迎デビューする場合、初めての送迎は保育士も不慣れなことは承知していますので、分からないことはどんどん職員に聞いてくださいね。

復職後の家事育児分担を意識して動いてみよう

ママが育休中だったときは、家事や育児はママを中心に行っていたご家庭も多いと思います。

ママの復職後は、これまで以上にパパも主体的に家事育児を行いましょう!

家事育児分担のヒント
  • 特に朝は時間との勝負!
    自分の支度だけでなく、子どもの着替えや食事介助も積極的に行いましょう。
  • 通園準備も積極的に
    園に連れて行く・お迎えに行くだけでなく、荷物の用意や連絡帳の記入などの事前準備も大切です。
  • 帰宅時間に応じて分担を
    ママがワンオペで食事・お風呂・寝かしつけを全て行うのは本当に大変です。もしパパの帰宅が遅くても、食後の皿洗いやお風呂掃除、洗濯など、できる家事を担当するだけでもママは助かります。

ママの「見えない不安」に寄り添おう

はじめての保育園生活、復職へのプレッシャーなど、ママも緊張や不安を感じています。

具体的な解決策を提案することも大切ですが、まずは「そうだよね」「不安だよね」と話を聴き、共感してあげることを意識してください。

それだけでもママは「寄り添ってくれている」と嬉しく感じるでしょう。

【コラム】先生との雑談で情報収集するコツ

パパ
パパ

保育園の様子をもっと知りたい!なにか話を聞けるコツはありますか?

かの
かの

連絡帳やクラスの掲示でその日のエピソードを伝えたり、保育士からひとこと様子を伝えようとしたりする園が多いですが、送迎でパパママから直接保育士に話かけてみるのも手です!ちょっとした雑談から園の様子が見えることも◎

子ども達や他のご家庭の対応もあるので、毎日長時間は難しいですがパパやママに余裕があるときに担任保育士に話しかけてみてください!

素直に「最近の園での様子はどうですか?」と聞いても大丈夫ですし、お子さんの様子の共有やお悩み相談から「園ではどうですか?」と、さりげなく園生活について聞いてみるのも手ですよ!

話しかけるネタ
  • お子さんの家庭での様子:最近ブームの遊び、かわいかった・成長を感じた一場面、最近よく泣くので心配…… など
  • 園生活のこと:園で行ったイベントのこと、お子さんから聞いた園生活のこと
  • 子育ての悩み:夜泣きで困っている、食事が進まない、トイトレの進め方など

筆者は最近、下の子が上の子に手を出したり噛んだりするので「家では乱暴なのですが、園では大丈夫でしょうか……?」と聞きました。

(ちなみに園では手や口が出ることはなく、平和に過ごしているらしいです)

保育園慣らし保育の体験談

ここからは、筆者の5歳と1歳の子ども達の慣らし保育体験談を紹介します。

2人とも0歳児~2歳児を受け入れている、定員19名の小規模認可保育園に入園しました。

5歳の上の子は、3歳児から幼稚園に通っています。

1人目:1歳児途中入園で1週間の慣らし保育

1人目は5月生まれで、1歳児クラスの10月に途中入園しました。

開園2年目でコロナ禍だったこともあり、激戦と呼ばれる1歳児クラスに空きがたくさんある状況で、我が家ともう1家庭が同時に入園。

慣らし保育は1週間の園でしたが、仕事は入園して3週目の時期から始めました。

初日は保護者同伴で過ごす園だったので、1時間半ほど一緒に保育室で遊びました。

大変だったのは2日目の給食。

初めての給食は保護者同伴を求められましたが、偏食が激しく、納豆ご飯やふりかけご飯しか食べない時期だったので、給食にはほぼ手を付けずに終了……。

かの
かの

仕事が無事に決まり、8時から17時で預けたいと思っていましたが、「このままだと保育時間を延ばせないのでは?」と不安でした

とりあえず給食で出ることが多い、白米を食べられるようにしようと思い、ふりかけ無しで練習をしました。

その後は少しずつ食べられるようになり、延長することなく終了。

給食以外は順調で、慣らし保育中は離れるときに泣くことはなかったのですが、入園して2~3週間経ってから別れ際に泣くようになりました。

その後も1年以上は週に3~4回は別れ際に泣いていましたが、2人目の出産を機に急に泣かなくなりました。

余談ですが、きょうだいが生まれたことをきっかけに園で不安定になるお子さんが多いので、「逆なのか……」とびっくりした記憶があります。

2人目:0歳児(7か月)途中入園で2週間の慣らし保育

1人目と同じ園に、0歳7か月で途中入園しています。

1人目の慣らし保育は1週間だったものの、2人目は0歳児だからなのか2週間かけて慣らし保育を行いました。

人見知りは少し始まっていて、入園前面談のときに先生に抱っこされて泣いていましたが、慣らし保育が始まると先生に引き渡すときに泣くことはありませんでした。

かの
かの

入園して1年が経ちましたが、これまで登園時に泣いたことは数えるほどしかありません

1番苦労したのは、ミルクを飲まなかったことです。

入園前は完全母乳で新生児期以降はミルクをほぼあげておらず、離乳食の食材としてミルクを使う程度だったこともあり、園でも10ml程度しか飲みませんでした。

離乳食は食べられたこと、コップで麦茶を飲めたこと、慣らし保育後も1人目の幼稚園のお迎えに合わせて短時間の預かりだったため「もっと保育時間を短くしてほしい」と言われたことはありません。

その後、園でも家庭でもいろいろ試し、コップで授乳してもらったり、哺乳瓶を変えたりしながら、3か月ほどかけて哺乳瓶で月齢相応のミルクの量が飲めるようになりました。

2人の慣らし保育で思ったこと

子どもの個性や月齢によって、引き渡しのときに泣く・泣かないは違います。
泣いていたのが泣かなくなるのも、泣いていなかったのに泣くようになるのも、どちらも成長。どっしり構えていたいですね。

慣らし保育で大きなポイントである食事や授乳、お昼寝も、子どもによって状況が違います。うまくいかないと焦りますが、園の先生と協力して進めていくことが大切だと感じました。

慣らし保育中のよくある質問

最後に、慣らし保育に関するよくある質問を紹介します。

Q.連絡帳には何を書けばいいの?

A.指定の項目のほか、フリースペースにはお子さんの体調で気になることや家庭での様子をお書きください

食事・排泄・睡眠などの指定の項目は、ありのまま記入してください。

特に、食事の内容を書く場合は「家での食生活が分かるので恥ずかしい」と感じるパパママもいるでしょう。

食事の内容を書いてもらう理由は、排便の様子のヒントにするためです。

例えば、便の色が赤っぽいときには、連絡帳にトマトと書いてあれば「昨日の夕食のトマトの色かな」と推測できます。

保育士も食事を用意する大変さは分かっていますし、食事内容について何か伝えることは基本的にはありませんので、安心して記入してくださいね。

フリースペースの内容
  • 体調面の変化:鼻水や咳が出る、便の形状、嘔吐があった など
  • お迎え時間の変更やお休みの日程連絡
  • 家庭での様子:ブームの遊び、エピソード、トイトレの状況 など
  • 子育てで困っていることや悩み

特に、体調面の変化やお迎え時間変更・お休みの日程などは、連絡事項として記入してもらえると助かります。

家庭での様子などを共有してもらえると助かりますが、仕事が始まったら忙しくなるので「体調変わりありません。よろしくお願いします」の一言でも十分ですよ。

Q.引き渡すときに子どもが泣いたらどうすればいい?

A.笑顔で、あっさり、すぐに立ち去るのがベスト

パパやママが不安そうな顔で後ろ髪を引かれていると、子どもは余計に不安になり「なんで来てくれないの?」と泣き続ける子もいます。

姿が見えなくなると、すぐにケロッとして遊び始める子も多いです。

Q.保育室の前で子どもの様子を見てもいい?

A.お控えください

前述のとおり、パパやママの姿が見えていると「パパ・ママがいるのに来てくれない」とパニックになってしまい、泣き止まなくなってしまいます。

隠れて見ていても、お子さんは気配を感じますのでご遠慮ください。

Q.お迎えに行ったら「おかえりなさい」と言われた

A.「ありがとうございました」と返せばOK

保育園では「おかえりなさい」と迎える文化があります。

戸惑ってしまうかもしれませんが、迷ったら「ありがとうございました」と返せば大丈夫です。

「お疲れ様です」「こんばんは(こんにちは)」と返してくださる方もいますよ。

Q.連絡帳を書いたけど先生からの返事がなかった

A.お昼寝の前のお迎えなら返事を書けない場合も

慣らし保育の前半、特にお昼寝前のお迎えの場合は、保育士が返事を書く時間が確保できないことがあります。

目を通していないわけではないので安心してください。

もし、午後まで預けているのに返事が全くない日が続く場合は「連絡帳のお返事はありますか?」と確認してみても良いでしょう。

Q.園で怪我をしたかも?どう伝えればいい?

A.冷静に、事実確認をしましょう

身に覚えのない怪我を見つけたら、パパやママは不安ですし、動揺してしまいますよね。

園でも怪我があった場合はお迎えでお伝えするようにしていますが、伝え忘れてしまったという場合もあります。

お迎え後に園に電話するか、翌日の登園時に「お風呂に入るときに傷を見つけたのですが、園で何かありましたか?」と事実確認をする形で伝えてください。

園側も確認して、報告してくれることがほとんどです。

もしも担任の対応に違和感があれば、園長や主任などに相談してみてください。

Q.慣らし保育中にパパの休みが取れない

A.どうしても休めない場合は、ママにお願いしましょう

パパのお仕事の都合によっては、お休みがとれないこともありますよね。

その場合は慣らし保育期間の送迎はママにお願いし、通常保育移行後にパパがお迎えだけ・送りだけなど、できる範囲で協力しましょう。

事前に支度の仕方をママから共有してもらっておくと安心です。

慣らし保育で園生活の第一歩を踏み出そう

慣らし保育は、初めての集団生活に適応するための大切な期間です。

おうちではお子さんがゆっくり安心して過ごせるように、パパやママがゆとりを持って関わり、予定の調整などを行いましょう。

パパやママにとっても、保育園の支度、連絡帳の記入、タイムスケジュールの変化など、初めてのことで戸惑うこともあると思います。

お子さんと一緒に、少しずつ保育園に慣れていき、復職に向けて準備をしていってくださいね。

子育てや家事は夫婦で協力することが大切ですが、入園後はこれまで以上に連携が鍵になります。

コミュニケーションを密にとり、スムーズに生活を送れるように協力していきましょう!

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加野彩乃
加野彩乃
元保育士Webライター
保育士・放課後児童支援員として約8年間勤務。
現在は5歳の息子と1歳の娘を育てながら、Webライターやオンライン子育てコミュニティの運営をしています。
子育ては思い通りにいかないことも多く、私自身も日々反省の連続です。でも、子どもと向き合う今の時間は何よりも大切だと感じています。
少しでも育児のヒントや励ましになる情報を届けられたら嬉しいです。 一緒に子育てを楽しんでいきましょう!
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