2025.06.14

洗濯機の使い方がわからない⁉初心者パパ向けコースや洗剤量などやさしく解説

yukako

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初めて育児をするパパ。「よし、家族のために洗濯をしよう！」と意気込んで洗濯機の前に立ちました。でも……

パパ

洗濯機の使い方がわからない‼

こんなふうに戸惑った経験、ありませんか？

実は我が家でも、パパに初めて洗濯をお願いしたとき「これ、どうやって使うの？」と固まっていました。

一見カンタンそうに見えますが、洗濯をするにはコースの選び方や洗剤の入れ方など、ちょっとした知識が必要なんです。

この記事では、同じようにがんばる初心者パパに向けて、洗濯機の基本的な使い方をわかりやすく解説します！

縦型洗濯機とドラム式洗濯機、それぞれの特徴や使い方を画像付きで丁寧にご紹介します。

この記事を読むと分かること

縦型洗濯機の使い方
ドラム式洗濯機の使い方
コースの違い
洗濯洗剤の利用量
子供がいる家庭ならではの注意点

洗濯機は、メーカーや機種によって形や機能に違いがあります。

この記事では、なるべく多くのタイプの洗濯機に対応できるように、いろいろな種類の洗濯機の画像を載せています。

ご家庭の洗濯機と似たタイプがきっと見つかるはずなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

【洗濯の仕方】基本マニュアルは、こちらからご覧ください。

Contents

まずは洗濯機の種類を知ろう
縦型洗濯機の使い方ガイド
ドラム式洗濯機の使い方ガイド
洗濯機のコースの違い
お風呂の残り湯は使ってもいい？
- 残り湯の使い方手順
洗濯機の事故に注意を
- 子供の事故
  - ドラム式洗濯機の事故
  - 縦型洗濯機でも油断は禁物
- 防水シートによる事故
  - 防水シートの何が危ないの？
  - たとえ過去に洗えたとしても…
洗濯機の使い方まとめ

まずは洗濯機の種類を知ろう

洗濯機にはいくつかの種類があり、それぞれ使い方や特徴が違います。
まずはご家庭にある洗濯機のタイプをチェックしてみましょう。

最近の家庭では、洗い・すすぎ・脱水を自動でやってくれる「全自動洗濯機」が主流です。（ちなみに、全自動ではないタイプだと「二層式洗濯機」などがありますが、今はあまり見かけなくなりましたね）

全自動洗濯機は大きく分けて、「縦型洗濯機」と「ドラム式洗濯機」の2種類があります。

① 縦型洗濯機

昔からよく使われている、上から衣類を入れるタイプです。

水をたっぷり使って、衣類をぐるぐるとかき回して洗います。洗浄力が高く、泥汚れなどにも強いのが特徴です。

② ドラム式洗濯機

ドラムが横向きについているタイプで、衣類を持ち上げて落とすように洗う仕組みです。

水の使用量が少なく、節水・節電に優れていて、乾燥機能がついているモデルが多いのが特徴です。

ほとんどのドラム式洗濯機には乾燥機能がついていて、洗濯から乾燥まで一気にできるものが多いです。

縦型にも乾燥機能付きがありますが、乾燥力はドラム式のほうが高く、時短にもなります。

それぞれにメリットがあるので、ご自宅の洗濯機のタイプに合った使い方を覚えるのがコツです！

洗濯機を使う前には、衣類を仕分けたり、洗濯ネットに入れたりといった「準備」も大切！ポイントは、以下の記事で詳しく紹介しています。

縦型洗濯機の使い方ガイド

初めて洗濯機を使うときは、どこから手をつけたらいいか迷いますよね。

ここでは、昔から家庭でよく使われている「縦型洗濯機」の基本の使い方を、ステップごとにわかりやすく解説します！

1.電源を入れる

まずは電源ボタンを押して、洗濯機をスタンバイ状態にします。

2.水道の蛇口（給水栓）を開ける

水道の蛇口（給水栓）が閉まっている場合は、忘れずに開けましょう。

パパ

水道の蛇口って毎回閉めなきゃダメ？

ママ

古くなると水栓が外れたり、災害時に水漏れする危険もあるの。使い終わったら毎回閉めた方が安心よ。

3.洗濯物を入れる

洗濯物を洗濯機に投入します。ドサッと入れたくなりますが、量には注意！

パパ

洗濯物をいっぱい入れた方が効率良くない？

ママ

入れすぎると汚れが落ちにくくなったり、洗剤が残ったり、最悪洗濯機が壊れる原因になることも……！
必ず規定量を守ってね。

洗濯機の内側に「このラインまで」と書かれていたり、説明書に重さの目安があるのでチェックしておきましょう。

4.コースを選ぶ

普段着など、日常の洗濯なら「標準コース」でOK。

時間がないとき、大きなものやおしゃれ着を洗うときは、目的に合わせたコースを選びましょう。

5.洗剤を入れる

洗剤の種類によって入れる場所が違います。

液体洗剤・粉末洗剤 → 洗剤投入口へ
柔軟剤 → 柔軟剤投入口へ
ジェルボール → 洗濯槽に直接入れる

パパ

なんで洗剤によって入れる場所が違うの？

ママ

それぞれのタイミングで最適に働くように、自動で投入される仕組みなの。
柔軟剤は「すすぎ」のときに入れるから、専用の場所に入れる必要があるんだよ。

縦型洗濯機の洗剤量は水量によって決まっているので、洗濯機に表示される水量に合わせて、洗剤のボトルに記載されている必要量を測って入れます（スタートボタンを押した後に水量が表示されるタイプの洗濯機もあります）。

自動投入機能付きの洗濯機は、あらかじめ洗剤をセットしておけば、水量に応じて自動で適量が出てくれるのでラクちんです。

6.蓋を閉める

意外と忘れがちですが、蓋を閉めないと洗濯が始まらない機種もあります。

「スタート押したのに動かない！」と焦らないよう、しっかり閉めましょう。

7.スタートボタンを押す

ここまできたら、いよいよスタートボタン！
洗濯機が動き出します。

8.洗濯が終わったら、すぐに取り出す

洗濯機の稼働が終わったら、すぐに洗濯物を取り出しましょう。

パパ

終わってすぐじゃなくても、あとで取り出していいよね？

ママ

ダメダメ！放置すると、雑菌が繁殖してカビやニオイの原因になってしまうの。
できるだけ早く取り出してね！

9.蛇口を閉める

使い終わったら、はじめに開けた水道の蛇口はしっかり閉めておきましょう。

10.洗濯機の蓋を開けておく

縦型洗濯機の場合は、中に湿気がこもるとカビの原因に。
蓋は開けて、しっかり乾かすのが◎です。

11.フィルターを掃除する

洗濯後は、ゴミ取りフィルターに溜まったゴミを取り除きましょう。

洗濯機によってフィルターの形は違うので、説明書で確認しておくと安心です。

乾燥機能を使ったときは、乾燥フィルターも忘れずに！

【補足】脱水エラーの原因は「バランス」のせいかも？

縦型洗濯機は、脱水時にエラーで止まることがあります。
その原因の多くは、衣類の重さが偏っていてうまく回転できないためです。

特に水を吸いやすいフリースやニット類は偏りやすいので、脱水前に洗濯槽の中のバランスを整えるのがポイント。円を描くように並べるのがベストです！

ドラム式洗濯機の使い方ガイド

ドラム式洗濯機は節水・乾燥機能が魅力で、近年人気が高まっています。ここでは、基本的な使い方をわかりやすく解説します。

1.電源を入れる

まずは電源ボタンを押して、操作パネルを起動しましょう。

2.蛇口（給水栓）を開ける

蛇口（給水栓）を閉めている場合は、忘れずに開けておきましょう。

パパ

蛇口はずっと開けておいてもいいんじゃないの？

ママ

蛇口を開けっ放しにしていると、水栓の劣化や地震の際に水漏れするリスクがあるの。

毎回閉めるのがおすすめよ

3.洗濯物を入れる

洗濯機に洗濯物を入れましょう。洗濯物は、洗濯槽の2/3程度までを目安に入れましょう。詰め込みすぎはNGです。

パパ

たくさんまとめて洗った方が効率いいんじゃない？

ママ

気持ちはわかるけど、詰めすぎは汚れ落ちが悪くなったり、乾燥ムラができたりするの。

機械にも負担がかかるから、規定量を守ってね。

4.洗剤を入れる

使う洗剤（液体・粉末・柔軟剤など）を、それぞれ専用の投入口に入れましょう。
※ジェルボールタイプは洗濯槽に直接入れます。

パパ

なんで投入口が分かれてるの？

ママ

投入タイミングが違うからよ。

例えば柔軟剤は、最後のすすぎの時に入れる必要があるから、専用の投入口に入れておくの。

洗剤の適量は？

ほとんどのドラム式洗濯機では、洗濯物の重量を自動で測定し、パネルに「洗剤〇杯」と表示されます。洗剤ボトルに記載されている「1杯量」を確認して使いましょう。

「1杯量」が不明な場合は、メーカーサイトで調べるのがおすすめです。

自動投入機能付きの場合

あらかじめ洗剤情報（1杯量）を登録すれば、洗濯物の重さに応じて自動投入されます。ただし、洗剤を変えた場合は再設定が必要です。

5.コースを選ぶ

「標準コース」「お急ぎコース」「おしゃれ着コース」など、洗濯物に応じてコースを選択します。

乾燥までまとめて行いたい場合は「洗濯～乾燥コース」がおすすめ。

毎日使うなら、自動で「標準コース」になる機種も多いです。

6.蓋を閉める

ドラム式は蓋が閉まっていないと動かない仕組みなので、閉め忘れの心配は少ないです。

7.スタートボタンを押す

スタートボタンを押して、洗濯を開始しましょう。パネルにエラー表示が出ていないか念のため確認してください。

8.洗濯機の稼働が終わったら洗濯物を取り出す

洗濯・乾燥が終わったら、できるだけ早めに洗濯物を取り出します。

パパ

ちょっとくらい放置しても大丈夫でしょ？他の家事のあとでもいいかな？

ママ

放置するとカビやニオイの原因に！

乾燥後でも、外気の湿気でまたしっとりしちゃうから、すぐ取り出すのが基本なの。

9.給水栓を閉める

洗濯前に開けた給水栓は、必ず閉めましょう。

10.洗濯機の蓋を閉めておく

乾燥機能を使ったあとは、槽内が乾いているので蓋を閉めたままでOK。ほこりや虫の侵入を防げます。

乾燥を使っていない場合は、「槽乾燥機能」で内部をしっかり乾かしましょう。

※お子さんの事故防止のため、チャイルドロックも忘れずに！

10.フィルターを掃除する

洗濯が終わったら、ゴミ取りフィルター・乾燥フィルターの掃除をしましょう。

ドラム式はフィルターの詰まりによって乾燥性能が落ちたり、故障の原因になることもあります。

毎回掃除するのがベストです。慣れれば30秒で終わります！

ドラム式洗濯機は便利な分、使い方にコツがありますが、一度覚えてしまえばとっても快適。日々の洗濯がグッとラクになりますよ。

洗濯機のコースの違い

縦型洗濯機もドラム式洗濯機も、さまざまな「洗濯コース」が用意されています。

洗濯物の種類や汚れの程度に合わせてコースを使い分けることで、衣類をよりきれいに、そして傷めずに洗うことができます。

コース名や内容はメーカーや機種によって異なることがあるので、まずはご自宅の洗濯機の説明書を確認してみてくださいね。

標準コース
一般的な衣類の洗濯に最適。迷ったらこれ。
お急ぎ(スピード)コース
短時間で洗いたいときに。軽い汚れ向け。
おしゃれ着(ドライ)コース
デリケートな衣類や手洗い表示のある服に。水流や回転がやさしめ。
大物洗いコース
毛布・カーペットなど、大きな洗濯物に対応。水量も多め。

そのほかにも

カスタマイズできる「オリジナルコース」
「洗い」「すすぎ」「脱水」個別モード

など、柔軟な使い方ができる洗濯機も増えています。

お風呂の残り湯は使ってもいい？

「残り湯って汚そう…」というイメージがあるかもしれませんが、じつは正しく使えばメリットがたくさんあります。節水にもなり、洗浄力も上がるんですよ。

残り湯を使うメリット

節水できる：水道代の節約に◎
温かいお湯で汚れ落ちアップ：皮脂や食べこぼしの汚れも落ちやすくなる

パパ

お風呂のお湯、実はすごいパワーがあるんだ！

ただし、使う場合には注意点もあります。

「洗い」工程だけに使う
残り湯には皮脂などの汚れが含まれているため、すすぎに使うと逆効果になることも。
なるべく入浴後すぐに使う
雑菌の繁殖を防ぐためにも、できる限り入浴後すぐに利用することがおすすめ。
ポンプはこまめに掃除する
雑菌や赤カビがすぐに発生します。衛生的に保つには頻繁なお手入れが必要。
入浴剤入りのお湯はNGな場合あり
洗濯物への色移りや、洗濯機の故障につながる恐れがあります。パッケージなどで確認しましょう。

パパ

洗濯機の設定では「すすぎ」もできるようになってるよ。「すすぎ」も残り湯でやったら、もっと節水できそうだけど？

ママ

気持ちはわかるけど、すすぎで汚れた水を使ったら、せっかく洗った衣類にまた汚れをつけることになってしまうの。

でも例えば「赤ちゃんしか入っていない」「入浴後すぐ」など、きれいなお湯なら、1回目のすすぎだけ残り湯を使う…といった工夫はOKかも。

残り湯の使い方手順

残り湯の使い方

お風呂用ポンプを湯舟の中にセット
洗濯機で「洗いのみ」を残り湯使用に設定（「コースを選ぶ」段階で設定）
スタートボタンを押して洗濯開始

残り湯を活用するには少し準備が必要ですが、慣れれば手軽にエコな洗濯ができます。ご家庭の状況に合わせて、無理のない範囲で取り入れてみてくださいね。

洗濯機の事故に注意を

洗濯機は家庭に欠かせない便利な家電ですが、実は大きな力で動いているため、使い方を誤ると重大な事故につながることもあります。

今回は、特に注意しなくてはならない2つの事故例をご紹介します。

子供の事故

洗濯機による子供の事故は、毎年のように報告されています。
特に小さなお子さんがいるご家庭は、以下の点に気をつけてください。

ドラム式洗濯機の事故

よく耳にするのが、「子供がドラム式洗濯機の中に入って閉じ込められてしまう」という事故です。密閉性の高いドラム式では、内部に入ってしまうと外から開けにくく、非常に危険です。

チャイルドロックを必ずかける
必要に応じて外付けのロックも使用する

これらの対策をしっかりと行いましょう。

縦型洗濯機でも油断は禁物

一見安全そうに見える縦型洗濯機でも、事故が発生しています。

洗濯カゴなどを踏み台に洗濯槽を覗き込む
そのままバランスを崩して転落する
少量の水でも小さな子供は溺れる可能性がある

ママ

子供の成長はあっという間。
「うちの子はまだ大丈夫」なんて思わないで！昨日できなかったことが、今日できるようになってるかもしれないよ。

安全対策としては、

洗濯機にロックがかかっているか常に確認
踏み台になりそうな物は近くに置かない
洗濯中は目を離さない

など、日頃から意識することが大切です。

防水シートによる事故

おねしょ対策などで使われる防水シーツや防水シート。実は、これらも洗濯機での事故を引き起こすことがあります。

防水シートの何が危ないの？

防水性のある素材は水を通しません。そのため、洗濯中にシートの中や周囲に水が溜まりやすくなります。その状態で高速回転する脱水を行うと、洗濯機のバランスが崩れ、激しく揺れたり、移動してしまったりすることがあるのです。

以下の動画で、危険性がよくわかります。

(独)製品評価技術基盤機構公式YouTube

パパ

この揺れ、衝撃的すぎる……！
もし子供が近くにいたらと思うと怖いね。

たとえ過去に洗えたとしても…

「前に洗ったときは大丈夫だったけど？」という方もいるかもしれません。でもそれは、たまたまうまくいっただけかもしれません。安全とは限りません。

洗濯表示が「洗濯機OK」でも、洗濯機の取扱説明書ではNGの場合あり
結局は自己責任での使用になる

安全を優先して、防水シートは手洗いまたはコインランドリーなど業務用機器の利用を検討するのがおすすめです。

洗濯機の使い方まとめ

今回は、縦型洗濯機とドラム式洗濯機の違いから、基本の使い方や注意点までを初心者パパ向けに解説してきました。

まずは、洗濯機の基本操作をしっかりマスターすることが大切です。毎日の家事が少しでもスムーズに進むようになると、家族との時間もぐっと増えますよ。

さらに、次のポイントも忘れずにチェックしておきましょう。

日々のちょっとしたお手入れ（糸くずフィルターや洗剤投入口の掃除）
子供の安全対策（チャイルドロックや洗濯機周辺の環境づくり）

これらを習慣にすることで、洗濯機も長持ちしますし、思わぬ事故も防げます。

そして慣れてきたら、衣類の種類に合わせてコースを使い分けるのもおすすめ！
シーツやタオル、赤ちゃんの衣類など、それぞれに適した洗い方ができるようになれば、洗濯の達人も夢じゃありません！

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