ヒューマンアカデミージュニアのロボット教室体験レビュー|楽しく“自ら学ぶ力”が育つ方法

「プログラミングって流行ってるけど、うちの子にも合うのかな…?」
そんな風に迷っているパパ・ママも多いのではないでしょうか。
人気の習い事とはいえ、子ども自身が楽しめなければ続かないもの。
特に「プログラミング教室」と聞くと、
「パソコンやタブレットに向かって難しい話を聞くような授業?」
と、ハードルが高く感じる方もいるかもしれません。

うちの子、まだ集中して先生の話を聞くのって苦手かも…

せっかくなら楽しく学んで、続けられる習い事を見つけたいな!
ヒューマンアカデミージュニアロボット教室は、遊び感覚で始められるプログラミング教室です。
ロボット制作を通じて、子どもたちは夢中になりながら「考える力」や「工夫する力」を自然に育てていけます。
実際に体験した筆者の息子も、ブロック遊び感覚で夢中に!
この記事では、ヒューマンアカデミージュニアのロボット教室について、実際に体験してわかった内容をレビュー形式でまとめています。
この記事を読めば、「うちの子にも合いそう!」「一度体験させてみたいな」という判断材料がきっと見つかるはずです。

話を聞くのは苦手でも、手を動かすのが大好きな子なら、楽しんで通えるかも!
プログラミングに興味はあるけど、授業スタイルに不安がある方は、ぜひ最後までご覧ください!

ヨッシー(Webライター)
保育士歴18年・3児の父。
教育現場と家庭、両方の視点から子どもの学びを見つめ、プログラミング教室のリアルなレビューをお届けしています。
ヒューマンアカデミージュニアロボット教室ってどんなところ?
教育大手ヒューマンアカデミーが運営する子ども向けロボット教室

プログラミングやロボットって難しそう…

うちの子にもできるかな?
そんな不安がある方にこそ知ってほしいのが、ヒューマンアカデミージュニアロボット教室です。
実は、教育業界でも知られるヒューマンアカデミー株式会社が運営している、本格的なSTEAM教育プログラムなんです。

ヒューマンアカデミーは【Edutainment】=Education(教育)×Entertainment(楽しさ)
がモットーの、1985年創業・40年の実績を誇るプロ集団!
大人向けから子ども、さらには外国人向けまで幅広い学びを提供しており、その中でも子ども専用の教育ブランドが「ヒューマンアカデミージュニア」です。
今回ご紹介するロボット教室は、その中核となる大人気のプログラム。子どもたちはブロックを組み立てる感覚でロボットを作り、自然とプログラミングや構造のしくみを学んでいきます。
ヒューマンアカデミージュニア5つの教室
ヒューマンアカデミージュニアでは、子どもたちの興味や個性に合わせて選べる5つの教室があります。

今回紹介するロボット教室はヒューマンアカデミージュニアが提供する子ども向けスクールのひとつ。
【ヒューマンアカデミージュニア5つの教室】
- ロボット教室
- 一番人気!
ロボット作りを通して論理的思考や創造力を育む教室。教材も超本格派。
- 一番人気!
- ロボティクスプロフェッサーコース
(ロボット教室)- ロボット教室の上級コース。高度なプログラミングや構造理解にチャレンジ!
- 子どもプログラミング教室
- マインクラフトや専用ソフトを使った“ロボットを使わない”プログラミング教室。
- 科学教室サイエンスゲーツ
- 身近な不思議を実験で体感!好奇心を育てる“科学の入り口”にぴったり。
- さんすう数学教室ヒューマス
- 算数が好きになる!タブレットなどを使って楽しく数学的思考を身につけます。
※ ロボティクスプロフェッサーコースはロボット教室の上位コースという立ち位置ですが、公式ではひとつのスクールとして数えられているようです。
このようにたくさんの教室がありますが、本記事で紹介するロボット教室はヒューマンアカデミージュニアの中でも代名詞的存在となっているスクールです。

どれも楽しそうで迷っちゃう!
ヒューマンアカデミージュニアロボット教室の基本情報
ヒューマンアカデミージュニアロボット教室の基本情報は以下の通りです。
運営会社 | ヒューマンアカデミー株式会社 |
対象年齢 | 5歳〜12歳 |
入会金 | 11,000円(税込)入会時のみ |
料金プラン | 月額11,550円(税込) |
授業時間 | 月2回・各90分 |
教材 | オリジナルロボット教材 専用タブレット(ベーシックコース以降) →入会セット33,000円(税込)の購入 |
無料体験 | あり |
ヒューマンアカデミージュニアのロボット教室は、年中・年長から小学校6年生までのお子さまを対象にしており、最大で8年間の充実したカリキュラムが用意されています。
全国に2,000教室以上あり、すべての都道府県に教室があるため、自宅の近くで通いやすい教室を見つけやすいのも大きな特徴です。
運営はフランチャイズ形式のため、教室ごとに雰囲気や細かい違いはありますが、無料体験に参加すれば事前にしっかり確認できるので安心です。
気になる点は、体験教室で質問してみましょう。
ヒューマンアカデミージュニアロボット教室のおすすめ度
ヒューマンアカデミージュニアのロボット教室のおすすめ度を、5つの観点から評価してみました。プログラミングやロボットに初挑戦の子にも、ぴったりな第一歩になる教室です。
カリキュラム 教材の質 | 4.0 有名ロボットクリエイター監修。年齢に合わせた内容で、着実に力がつく! |
レッスンの 楽しさ | 4.5 1回目は設計図に従いロボットを組み上げる内容。2回目は好きなように改造したり、友だちと競争させたりして自由に楽しむ形式。 |
講師の質 | 4.0 教室によって個性あり。子ども向け対応が得意かどうかは体験で要確認! |
コスパ (内容・料金・回数) | 3.5 月額11,000円程度。1回あたり5,500円と考えると、内容に見合う価値アリ。 |
授業外の サポート | 4.0 授業外でもフォローあり!オンラインの補講やロボット制作も。 |
総合評価 | 80点/100点 |
特に評価のポイントとなったのは以下の点です。
ヒューマンアカデミージュニアロボット教室の3つの魅力
ロボット作りを通して、幅広い学びができる!
ヒューマンアカデミージュニアのロボット教室は、ただプログラミングを学ぶだけの教室ではありません。
使うのは、オリジナルのロボット教材。ブロックのように組み立てていく中で、自然と科学・技術・工学・芸術(創造力)・数学などの知識が身についていくんです。
これは今注目されているSTEAM(スティーム)教育という学びのスタイル。
1つの分野だけに特化するのではなく、いろんな力を横断的に育てる教育法で、「これからの時代を生き抜く力を育てる」と世界中で注目されています。
STEAM教育とは?
STEAMとは…
- S:Science(科学)
- T:Technology(技術)
- E:Engineering(工学)
- A:Arts(創造性・教養)
- M:Mathematics(数学)
これらを組み合わせて、「自分で学び、自分で理解し、自分で考える」力を育てるのがSTEAM教育です。

ロボット教室では、組み立てや動作の工夫、プログラムの試行錯誤を通して「やってみたい!」という気持ちがどんどんふくらみます。
その過程で「どうすれば動く?」「なぜうまくいかない?」と考える力や、あきらめずに挑戦する気持ちが育つのです。

今、世界中の教育で大切にされている学び方なんです!
教室数・生徒数は国内No.1!どこでも通える安心感
ヒューマンアカデミージュニアロボット教室は、2009年にスタートして以来、15年以上の実績があります。子どもの在籍数や教室数は国内シェアNO.1!
今では全国に2,000以上の教室があり、生徒数は27,000人以上!(※2024年3月時点)

なんと47都道府県すべてに教室があるので、「近所に教室がない…」なんて心配もいりません。
さらに、全国規模で開催されるロボット大会やSNSでの作品発表など、学びのモチベーションを高めてくれる仕組みもたくさん!
仲間の存在が刺激になって、子どもたちのやる気も自然とアップします。
世界的ロボットクリエイターが監修!だから教材の質が高い
このロボット教室のすごいところは、教材やカリキュラムを監修しているのが、あの高橋智隆さんということ。


本物のプロが作った教材って、やっぱり安心感がある!
高橋さんは、ロボット電話「ロボホン」などを開発した、世界的にも有名なロボット開発者。
教室が始まった当初から、未来を生きる子どもたちのために教材の企画に関わっているんです。

何度も改良を重ねて作られた教材だからこそ、子どもが飽きずに学び続けられる工夫がいっぱい詰まっています。
卒業生の中には、有名大学に進学した子も!
実はこのロボット教室の卒業生の中には、東京大学や京都大学、東京工業大学、北海道大学など…
理系の名門大学に進学したお子さんもたくさんいるそうです!
- 東京大学(理学部科学科)
- 京都大学工学部(電気電子工学科)
- 北海道大学(理学部生物科学科生物学)
- 東京工業大学(工学院)
- 大阪大学(工学部地球総合工芸学科)
- 愛知工業大学(工学部電気学科)
もちろん、全員が名門大学に進むわけではありませんが、この教室で育まれる「考える力」「やり抜く力」「アクティブラーニング(自分で学ぶ力)」が、将来の進路に大きな影響を与えているのは間違いありません。
「うちの子が大学進学なんて、まだまだ先の話だけど…」というパパママも、今この時期に楽しく学ぶ経験を積んでおくことが、将来の可能性を広げることにつながっていくかもしれません。

自分で学び、自分で理解していくということができるからこそ、このような結果につながるのかも!
ヒューマンアカデミージュニアロボット教室の学び
育まれる6つの力
ヒューマンアカデミージュニアロボット教室では、ポリシーとして掲げる「楽しみながら学ぶ」という学びのスタイルを通して、子どもたちに6つの力を育てていきます。
- プログラミング能力
- 頭の中のイメージを形にし、何度も工夫を重ねて完成へ。創造的に考え、試行錯誤する中で自然とプログラミング的思考が身についていきます。
- 創造力
- 動くロボットの裏側には、ハードウェアとソフトウェアの関係があります。さまざまな仕組みを横断的に学ぶことで、柔軟で深い思考力が育ちます。
- 集中力
- 「夢中になる」体験を通して、長時間にわたってひとつのことに取り組む集中力が自然と身につきます。
- 観察力
- ロボットの構造や動きにじっくり目を向けることで、科学的な視点が育ちます。そこから広がる知的好奇心も、子どもたちの大きな原動力になります。
- 論理的思考
- 「どうすれば思い通りに動くのか?」を考え、パーツの組み合わせやプログラムを組み立てていく中で、論理的に考える力が高まります。
- 空間認識力
- 立体的なパーツを組み合わせて意図通りに動かす経験は、空間を正確にイメージする力や構造を把握する力につながります。
どれも、子どものうちに育てておきたい大切な力ばかり。ヒューマンアカデミージュニアのロボット教室では、こうした力をロボット作りのプロセスの中で楽しみながら自然と身につけていくことができます。
楽しみながらステップアップ!全5コースのカリキュラム
ヒューマンアカデミージュニアロボット教室のカリキュラムは、子どもが楽しみながら、自分のペースで確実にレベルアップできるように設計されています。
コースは全部で5段階。
目安となる年齢はありますが、実際にはお子さんの興味や理解度に合わせて進級することができます。

すべてのコースを修了すると、なんと合計86体のロボットを作ることが可能!
最長で96ヶ月(8年間)にわたって、じっくり深く学び続けられる仕組みです。
プレプライマリーコース:初めてのロボット製作に挑戦
初めてロボットを作る子ども向けの入門コース。スモールステップで取り組める内容で、「作るって楽しい!」という気持ちや、もっとやってみたいという好奇心を育てます。

コース名 | プレプライマリーコース |
受講目安 | 年中・年長 |
受講期間 | 12ヶ月 |
授業内容 | スモールステップで無理なく、ロボットを作り上げる |
ロボット制作数 | 12体 |
ロボットの特徴 | 動物やブランコなど、子どもが親しみやすいテーマ |
テキスト・教材構成 | ・原寸大の写真を使ったわかりやすいテキスト ・1ステップごとにページを分け、扱いやすい誌面 ・改造アイデアや観察力を高めるワークも収録 |
到達目標 | ロボット製作の基本を学び、自分で作ったロボットが動く感動を体験する。 |
プライマリーコース:動く仕組みに興味を持つ
ロボットが動く仕組みを理解しながら、文字を読んだり数を数えたりする力も身につけていくコースです。

わかりやすい紙のテキストを使って、プレプライマリーコースよりも少し発展したロボット作りを楽しみます。
コース名 | プライマリーコース |
受講目安 | 幼児〜小学校低学年 |
受講期間 | 12ヶ月 |
授業内容 | テキストを見ながら、動くロボットを自らの手で作り上げる |
ロボット制作数 | 12体 |
ロボットの特徴 | シンプルな構造で、動く仕組みがわかりやすい |
テキスト・教材構成 | ・原寸大写真付きテキストで直感的に製作可能 |
到達目標 | 製作手順を追いながら、文字・数字への理解を深める |
ベーシックコース:構造を学び、改造に挑戦
ギアや重心を活用した本格的なロボットを製作。構造や動作の観察を通して、オリジナル改造にチャレンジする力を養います。

ロボット教室HP
このクラスからは専用タブレットが必要となり、テキストが紙から電子に変更になります。
プログラミングはまだ行いません。
ギアなどの構造を中心に、単純でありながらも大切な物理的な学びを深めます。
コース名 | ベーシックコース |
受講目安 | 小学生 |
受講期間 | 24ヶ月 |
授業内容 | テキストを見ながらロボットを正確に製作し、構造や動きの仕組みを観察し、ロボットの改造にチャレンジする |
ロボット制作数 | 24体 |
ロボットの特徴 | より複雑な構造で、観察・改造を楽しめる |
テキスト・教材構成 | 穴埋め式・選択式で理解を深めるワーク 改造アイデアをヒントに、自分の考えを活かせる構成 |
到達目標 | ロボットの構造を理解し、失敗を繰り返しながらオリジナルに改造できる力を育てる |
ミドルコース:いよいよプログラミング開始!
タブレットとセンサーを使って、自分で考えた動きをプログラミング。より自律的に動くロボットを作っていきます。

このコースからは、タブレットを使ったビジュアルプログラミングも学びます。単純な動力ではなく、自分で動きをプログラムするなどより発展的な内容に。
使う部品も発展するため、音センサーなどの追加パーツの購入が必要となります。
コース名 | ミドルコース |
受講目安 | 小学生 |
受講期間 | 25ヶ月※スタートアップ講座含む |
授業内容 | より、複雑な構造のロボットを製作 タブレットを用いて、初歩的なプログラム作成にも取り組み、ベーシックコースまでのロボットにはなかった、「感じて、考えて、動く」自律的なロボットを作り上げる |
ロボット制作数 | 25体 |
ロボットの特徴 | センサーやマイコンを使用した複雑な構造 |
テキスト・教材構成 | 写真と部品だけを見て作るチャレンジ課題 記述式で論理的な思考を育てる設問 |
到達目標 | 目的を持ってロボットを作り、プログラミングによる動作制御ができるようになる |
アドバンスコース:さらに高度なロボットへ
複数のセンサーを組み合わせて、より複雑で思い通りに動くロボットを作る本格コースです。1体のロボットに2ヶ月をかけ、より深い学びを得ます。

ロボット教室HP
より複雑なロボットの製作のため、このコースまでは1ヵ月に1体のロボット製作だったところ、ここからは2ヶ月で1体のロボット製作になります。全4回かけて1つのロボットに取り組み、研究を深めていきます。
ここでも光センサーなどの追加パーツの購入が必要となります。
コース名 | アドバンスコース |
受講目安 | 小学生中学年(ミドルコース修了生) |
受講期間 | 24ヶ月 |
授業内容 | 本格ロボットの3要素である入力系(センサー)・制御系(マイコンブロック)、出力系(モーター等)を組み合わせることで、ミドルコースまでよりも高度な「感じて、考えて、動く」自律的な賢いロボットを作り上げていく。 2ヶ月に1種類のロボットを制作するため、4回構成の授業でロボットをより複雑に自律的に進化させていく。 |
ロボット制作数 | 12体 |
ロボットの特徴 | 入力(センサー)・制御(マイコン)・出力(モーター)を組み合わせた本格仕様 |
テキスト・教材構成 | 図面を読み取り、自分で製作を進める 複雑な動作を論理的にプログラミング |
到達目標 | ロボットが思い通りの動きをするように、ロボットやプログラム実験・観察・話し合いを通じて課題に取り組み、ロボットやプログラムを自ら工夫しながら完成させる力を養う |
上位講座:ロボティクスプロフェッサーコースへ
8年間の基礎〜応用を終えたあとは、さらに上級者向けの「ロボティクスプロフェッサーコース」へ進むことも可能です。

コース名 | ロボティクスプロフェッサーコース |
受講目安 | 小学校高学年〜中学生 |
受講期間 | 36ヶ月 |
授業内容 | 電子部品・マイコンボードを用いて、言語ベースのプログラミングによる本格制御に挑戦。 ロボット工学を通じて、数学・物理・アルゴリズムといった知識も自然と身につく内容 |
ロボット制作数 | 12体(1体を3ヶ月かけて製作) |
ロボットの特徴 | 入力(センサー)・制御(マイコン)・出力(モーター)を組み合わせた本格仕様 |
授業と学びの仕組み
授業は月2回|90分でロボット製作&実践
ヒューマンアカデミージュニアロボット教室では、月2回・各90分の授業を通して、毎月1体のロボットを作り上げていきます(※アドバンスコースは2ヶ月で1体)。

1回目の授業では、テキストに沿ってロボットを正確に組み立てる「基本製作」に取り組みます。毎月、新しいロボット作りにチャレンジすることで、ものづくりの楽しさを味わい、完成したときの達成感や自信が自然と身につきます。
続く2回目の授業では、完成したロボットを自分なりに改造する「応用実践」に挑戦します。友だちのアイデアを参考にしたり、改造を競い合ったりしながら、課題を解決する力や発想力が育まれていきます。
もし授業時間が足りなくても大丈夫!90分×2回では物足りない子どもたちのために、自宅でも学べるオンラインサービスを用意。入会者は追加費用なしで利用できます。
- 限定のロボット製作
- 授業内容の振り返り動画
- 理系知識を深める解説
こうした家庭学習をサポートするコンテンツが豊富に用意されています。

ブロックは持ち帰りOK!
自宅でも遊びながら学びを深めることができます♪
目指せMVP!全国大会で成果を発表しよう
ロボット教室と聞くと「ただ教室でコツコツ作って終わり」と思われがち。でも、ヒューマンアカデミージュニアロボット教室では、子どもたちの成果を発表できる全国大会が用意されています!

毎年夏に東京大学・安田講堂で開催されるこの大会は、2つの部門に分かれて行われます。

アイデアコンテスト
普段使っているブロックでオリジナルロボットを試作し、デザイン・構造・仕組みの工夫などを基準に審査します。
テクニカルコンテスト
自分でプログラムしたロボットを使ってPKに挑戦!
動きの正確さ・工夫がポイント。事前に収録した動画で審査されます。

全国大会が教材になることも!
この大会のすごいところは、優秀なロボットが実際の教材として採用されること。

読書支援ロボット「メクリン」(第8回大会・小学5年生作品)
本をめくる動作を観察し、ロボットに再現。教材として高評価を受けました。

「コピーロボット」(第5回大会・中学1年生作品)
光センサーで文字を読み取り、自動でコピーする高度なロボットです。
自分のアイディアが認められ公式に採用される…そんな体験は、子どもにとって最高の励みになります。
大会は、ただの競争の場ではありません。
全国から集まった子どもたちが知識・アイディアを共有しながら交流することで、より高い目標に向かって意欲が高まります。
「ロボットが好き」「もっと工夫したい」「うまく動かしたい」
そんな前向きな気持ちが、子どもたちの中でどんどん育っていきます。

子どもが目標に向かって頑張る姿は、パパやママにとっても大きな喜び!
親子の会話や関わりも、自然と深まっていきそうですね。
ヒューマンアカデミージュニアロボット教室の料金は?
子どもの習い事を選ぶ際、気になるのは料金。
月謝だけでなく、入会金や教材費なども含めて、しっかり把握しておきたいですよね。
ヒューマンアカデミージュニアロボット教室でかかる費用は、以下の通りです。
入会前にチェックしたい費用まとめ
入会金 | 11,000円 |
月謝 | 11,550円(月2回×各90分) |
教材費 (入会時) | 33,000円 ※アドバンスクラス終了まで使える基本セットの購入が必要 |
教材費 (ベーシック進級時) | 16,000円 ※ベーシッククラスに上がる際にタブレット端末の購入が必要 |
教材費 (ミドル進級時) | 10,230円 ※ミドルクラスに上がる際に追加パーツ(音センサー・マイコン)の購入が必要 |
教材費 (アドバンス進級時) | 10,340円 ※アドバンスクラスに上がる際に追加パーツ(光センサー・拡張パーツ)の購入が必要 |
その他 | ブロックの部品や電子部品が壊れた際の購入は自費 ※パーツ個々に価格設定あり、詳細は教室に問い合わせ |
月2回(1回90分)の金額設定で、1回あたり約5,775円。毎週レッスンがある習い事と比べると、1回あたりの単価はやや高めです。
ただし、その分、密度の高いカリキュラムで、1回の授業でしっかり製作・応用まで取り組めるよう設計されています。
教材費は「進級時」にかかる
ロボット教室では、入会時に必要なブロックセットの他、進級ごとに必要な教材費が発生します。
ベーシッククラス・ミドルクラス・アドバンスクラスに上がるタイミングなどでタブレットや追加パーツの購入が必要になるため、入会前に中長期的な費用の見通しを立てておくことが大切です。

ちなみに8年間で教材費の総額は69,570円(税込)の計算です。
「高い」と感じるかもしれませんが、数年間にわたって長く使えるので、実はコスパは良いんです。
ロボット教室に限らず、どんな習い事でも月謝以外の費用がかかることが多くあります。
たとえば…
- サッカーなら:合宿・遠征・ウェアやシューズ代(年2足×4,000円など)
- ダンスなら:衣装代・発表会参加費・コンテストのエントリー費
- 英語なら:年1回のテキスト代(1〜2万円)・英検受験費用
プログラミング教室でも、タブレットや教材パーツの購入が必要です。
どの習い事でも共通するのは、月謝以外にも「見えにくい費用」が存在すること。
家計の中で無理のない範囲で、どこまで出せるかを家族で話し合いながら、教材費や進級時の追加費用も含めたランニングコスト全体を見て判断することがポイントです。

自宅でも学べるから、活用次第で費用以上の価値があるね。
無料体験の申し込みはとっても簡単!
ヒューマンアカデミージュニアロボット教室が気になったら、まずは無料体験に参加してみましょう。実際の教室の雰囲気や教材に触れられる絶好のチャンスです。
体験申し込みは公式サイトから5分
申し込みは公式サイトから。スマホでもPCでもOK!
わずか5分ほどで完了する、シンプルなステップをご紹介します。

トップページ右上の「無料体験」ボタンをタップまたはクリックしましょう。

「ロボット教室」にチェックが入っていることを確認し、都道府県と市区町村を選択して「検索」をクリック※教室名は空欄でもOK!

検索結果に表示された教室から、体験してみたい教室を選びます。
「詳しくはこちら」をクリックして、教室の詳細ページを確認しましょう。

教室情報をチェックしたら、「体験・見学をご希望の方はこちら」のボタンをクリック!

このページで記入する情報は以下の通り。
- 希望の曜日・時間(第3希望まで)
- お子さまの情報(名前・学年など)
- 保護者情報(名前・電話・メール・住所)
- 希望講座(ロボット教室)
- サービスを知ったきっかけ
- 個人情報の取り扱いへの同意

すべて入力したら「確認画面へ」→内容を確認して「送信する」をクリック!
これで申し込み完了です。
これで無料体験への申し込みは終了です。
日程の最終調整は後日、連絡あり
申し込みフォームを送信した段階では、体験日時はまだ確定していません。
後日、担当教室の先生からメールまたは電話で日程調整の連絡が来ます。
もし都合が悪くなったり、事前に質問がある場合も、メールや電話で教室と直接やりとりできるので安心です。
実際に体験してみました!無料体験レビュー
今回は、川崎市にある「わこう松蔭塾」という個別指導塾で導入されているヒューマンアカデミージュニアのロボット教室・無料体験に参加してきました!
ドキドキの導入:ロボットたちとの出会い
個別指導塾の雰囲気に少し緊張気味だった息子。

そんな様子を見た先生は、最初にいくつかのロボットを並べて見せてくれました。
これらはすべて、実際の授業で使用するオリジナル教材で作られたロボット。もちろん、実際の授業のカリキュラムの中で作る作品です。
トリケラトプスやプテラノドンなど、恐竜モチーフのロボットに息子は一気に引き込まれました。緊張もすっかりほぐれたようです。
体験スタート:泳ぐロボットを作ろう!
この日体験したのは、プライマリーコース相当の「泳ぐロボット」。
恐竜ではないものの、息子も興味津々です。

先生があらかじめ必要な部品をまとめておいてくれたので、すぐに作業に取りかかれました。
ブロックはレゴのような感覚で、初めてでもスムーズに扱えます。

プライマリーコースのテキストは年長〜小学校低学年向けに作られていて、イラストもわかりやすく、小学2年生の息子でもすぐ理解できました。
試行錯誤が学びに:失敗からの気づき

先生は「テキスト見ながら作ってごらん」と声をかけてくれます。サクサク組み立てていく息子。

オリジナルのブロック教材ですが、レゴのように簡単に組み立てられるので、ほとんどのお子さんが抵抗なく取り組めると思います。

ただ、途中で「どこにつけるか?」を数え間違えてパーツの位置を間違えてしまう場面も。
でも、自分でテキストを読み、気づいてやり直すことができました。この失敗→気づき→修正のプロセスこそが、学びの醍醐味ですね。
プライマリーコースの到達目標は「自然と文字を読む力・数を数える力を身につける」とありますが、まさにこのことと感じました。

モーターやギアの取り付けでは、先生が「よく見比べてごらん」とヒントだけを与えてくれます。

考えることを促すために、答えを教えずに見守る姿勢が印象的でした。

テキストをよく見ながら、動力部分を無事に作り上げることができました。

モーターを取りつけます。これまで作った部分が壊れないように慎重に…

今回は、モーターのギアと左右の手のギアが噛み合っていることで動く作品です。ブロックを作りながら、楽しく機構についての理解が深まっていくのだなと感じました。

画像ではわかりにくいのですが、足をつける黄色い部品は、先に全部通してしまうと赤い足の付け根部分を入れることができません。この「少し難しいけれど、考えればちゃんと理解できる」その絶妙なレベル感が、息子にはぴったりでした。

はめ込むのに力が必要な場面など、物理的に難しい部分は、先生がさりげなくサポートしてくれます。子どもが挫折しない、ちょうどいい寄り添いを感じました。

完成!クロールで泳ぐロボット

すべてのパーツを組み立てて、いよいよバッテリーを装着!

作った本人は…一瞬無表情。

でも次の瞬間、にやりと笑って満足げな様子。やっぱり嬉しいんですね。
電源を入れると…

ロボットがしっかりと腕と足を動かしながらクロールで前に進みました!

試行錯誤して作ったものが、うまく動いた時の喜びは格別です!
改造にチャレンジ!自分だけのロボットに
さらに、完成したロボットを先生と一緒に改造。
息子は「なぜこのように動くのか」に興味を持った様子です。

ヒューマンアカデミージュニアのロボット教室の楽しいところはここから。
作品は作って終わりではなく、次回のレッスンでオリジナルに改造したり、友だちと見せあったり、競争しあったりできます。
1回目の授業でテキストに沿って作り、機構について理解します。
2回目ではそれを自分なりに改造して学びます。
息子は手や足を付け替えて「バタフライロボット」に変身させてみました。

どんな動きになるかな…?

先ほどのクロールと機構は似ていますが、動きが変わりました!
スイッチを反転すると、今度は逆立ちして後ろに下がるという不思議な動きに!

思わず「なんで!?」と先生を見上げる息子。

この「なんでだろう?」が好奇心のはじまりです。
不思議そうに、嬉しそうに、自分の作品をいつまでも触っていました。

その後は、先生のロボットと相撲をさせたり、競争させたりと、楽しさはさらに広がっていきました。
体験を通して見えたこと
体験時間は約60分。短時間ながら、非常に充実した内容でした。

最初こそ緊張していた息子も、終盤には笑顔で作品に触れ続けていました。
自分で考え、試して、うまくいったときの喜び。これが「自分で学ぶ力」の原点なんだなと感じました。
子どもが「やりたい」と思えるかどうかがポイント
習い事を選ぶうえで大切なのは、親の「やらせたい」という気持ちよりも、子ども自身が「やってみたい!」と感じられるかどうかですよね。
無料体験は、その気持ちを子ども自身が教えてくれる貴重なチャンスです。
気になる方は、ぜひ一度体験してみることをおすすめします!
無料体験を通して感じたメリット・デメリット
実際に息子と一緒にヒューマンアカデミージュニアのロボット教室を体験して、親目線で感じたメリット・デメリットをまとめてみました。
他のロボットプログラミング教室もいくつか体験してきたので、その比較も交えてお伝えできればと思います。
メリット
教材とカリキュラムの質が高い
教育業界大手の運営だけあって、教材・カリキュラムはとてもよくできていると感じました。
子どもが自然に学びに引き込まれ、試行錯誤しながら達成感を得られる設計になっています。

たとえば、プレプライマリーコースでは設計図が実寸大で描かれており、ブロックを重ねて比較しながら理解できます。進級するにつれ、図のサイズや情報の読み取り難易度も上がり、自然と読み解く力が養われていきます。
教材は入会時に購入する必要があるため、初期費用がやや高く感じるかもしれませんが、自由なブロック遊びにも使える高品質な知育玩具と考えると、十分に元が取れると思いました。
教室数が多く、通いやすい
プログラミング教室は都市部に集中しているケースが多いのですが、ヒューマンアカデミージュニアのロボット教室は全国47都道府県に約2,000教室。
地方でも通える教室が見つけやすいのが大きな魅力です。

見つけやすい、通いやすいのは、安心材料のひとつですね。
「学び」よりも「楽しい!」が先にくる教室
体験中、息子は終始「遊び感覚」で夢中になっていました。
勉強というより「楽しいからやってみたい!」という気持ちが前面に出ていて、座学が苦手な子にもピッタリだと感じました。

息子は最近、親が「勉強しなさい」と声をかけただけで拒否反応を示すことも多くあります。そんな息子もどっぷりと遊び(=学び)に夢中だったことが印象的でした。
自発的に考え、作り、試して、工夫する中で、自然と学びが身につく。
それがこの教室の大きな魅力です。
振替がしやすい(※教室による)
月2回の授業スケジュールなので、体調不良などでお休みしても、振替がしやすいのが嬉しいポイント。
たとえば、私たちが体験した教室では、翌週や別の曜日に振替できる柔軟な対応が可能でした。

急な用事や他の習い事と重なっても安心ですね。
※フランチャイズ形式のため、振替の可否や対応は教室によって異なります。無料体験時に確認しておくのがおすすめです。
デメリット
「プログラミングだけ学びたい」子には不向き
ヒューマンアカデミーのロボット教室では、ブロックやセンサー、ギアなどを使いながら、総合的なものづくりを通して学んでいきます。
そのため、「タブレットやPCを使ってコードを書きたい!」というタイプの子には物足りないかもしれません。特にプライマリーコースまでは、タブレットの使用はありません。

ブロック遊びが好きかどうかは、続けられるかのカギになるかも。
なお、同じヒューマンアカデミー系列には、プログラミングに特化した「こどもプログラミング教室」もあるので、そちらを検討するのも一案です。
1回の授業の費用は少し高め
月謝は11,550円(税込)で、習い事としては標準的な金額に見えますが、授業は月2回。そのため1回あたり5,700円ほどと、他の習い事に比べてやや割高に感じるかもしれません。
ただし、プログラミング系の教室全般に月謝は高めな傾向があり、中には月2万円以上のところもあるので、それらと比較するとコストパフォーマンスは悪くありません。
講師の質は教室によって差がある
フランチャイズ運営のため、教室ごとに講師の個性や指導スタイルに差があります。お子さんとの相性もあるので、必ず無料体験を通じて確認しておくのがおすすめです。
全国展開しているので、万が一合わなかった場合でも、近隣に別の教室が見つかる可能性が高いのは安心材料です。
よくある質問
Q. 何歳ごろから始めるのが良いですか?
A. できるだけ早いうちに始めるのがおすすめです。
小さいうちは「やってみたい!」という気持ちや好奇心が強く、挑戦することを楽しめます。年齢が上がると「失敗が怖い」と感じやすくなり、挑戦する意欲が減ってしまうことも。
ロボット教室では毎回の授業で「できた!」という達成感が得られるため、早くから始めることで自己肯定感や自ら考えて行動する力が自然と身につきます。
Q.いつから始められますか?
A. どの月からでもスタートできます。
ロボット教室は年間通じていつでも入会可能。お子さんが「楽しそう!やってみたい!」と思ったそのタイミングが始めどきです。興味を持った時こそ、理数系の学びへの入口になるチャンスです。
Q.授業についていけるか心配です。
A. ご安心ください。段階的なカリキュラムで無理なく学べます。
年齢や理解度に合わせて少しずつステップアップできるようカリキュラムが組まれているので、初めてでも心配いりません。わかりやすいテキストを見ながら楽しく取り組むうちに、「読む力」「考える力」も自然と身についていきます。
もしレベルが合わないと感じたら、教室に相談すれば柔軟に対応してもらえます。
Q.子どものやる気が続くか心配です。
A. 毎月違うロボット作りがあるので、飽きずに楽しめます。
毎回「新しいロボットが作れる!」というワクワク感があるので、子どもは自然と前向きに取り組めます。
「作れた!動いた!」という体験が達成感と自信につながり、次もやりたい!という意欲が育ちます。
まずは楽しめるかどうかを大切にしてみてください。
Q.ロボットとプログラミングどちらを先に始めると良いですか?
A. まずはロボット作りから始めるのがおすすめです。
ロボット製作は「組み立て」「仕組みの理解」「動きの観察」を通じて、自然とプログラミング的思考や問題解決力を養えます。
最初からパソコンを使ったプログラミングに取り組むと、苦手意識を持ってしまうこともあるため、まずは楽しみながら「考える力」を育てられるロボット製作から始めるとスムーズです。
Q. 作ったロボットは家でも遊べますか?
A. はい。教材は持ち帰って自宅でも遊べます。
授業で使うロボット教材は自宅に持ち帰れるので、家でも動かして遊ぶことができます。
ぜひ「どんなロボットを作ったの?」「どうやって動くの?」と話を聞いてあげてください。自分の体験を言葉にすることで、理解が深まり、自信にもつながります。ことや考えを言葉にする力が失われ、褒めてあげることで、学習意欲の向上にもつながります。
ヒューマンアカデミージュニアロボット教室で「自ら学ぶ力」を育てよう!
今回は、教育大手のヒューマンアカデミーが運営する幼児・小学生向けのヒューマンアカデミージュニアロボット教室をご紹介しました。
このロボット教室の最大の魅力は、ロボット製作を通して、子どもが自然と「学びって楽しい!」と感じ、自ら学ぶ姿勢が育つことです。
スローガンでもある「学びは面白い」の通り、毎月の授業で新しいロボットを作りながら、試行錯誤を楽しむ中で「自分で考える力」が育まれていきます。
- プログラミング能力
- 創造力
- 集中力
- 観察力
- 論理的思考思
- 空間認識力
私の息子も、体験レッスンのたった1時間の中で、いくつもの学びと成長のきっかけを得ていました。
「なぜこうなるんだろう?」と考え、「なるほど、そうか!」と気づく。
その過程のすべてが、子どもにとって大切な学びの土台になるのだと実感しました
このような体験を重ねていけば、きっと子どもらしさを大切にしながら、少しずつ力をつけていくのだろうな…と、通う未来がイメージできました。
まずは無料体験から!
ヒューマンアカデミージュニアロボット教室は全国に教室があり、しかもフランチャイズ制なので、教室によって先生や雰囲気が異なります。だからこそ、お子さんと相性が合うかどうかを無料体験で気軽に確認できます。
気になる教室が複数あれば、いくつか比較してみるのもおすすめ。
もちろん、体験したからといって入会の義務はありませんので、安心して申し込んでくださいね。




