アーテック「自考力キッズ」体験レビュー|年長・小学低学年向けパズル×ロボット学習

ヨッシー
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「プログラミング教育」という言葉、最近よく耳にしませんか?

実は今、小学校でもプログラミングが必修になっていて、「論理的に考える力が育つ」と注目されているんです。
その影響もあって、プログラミングは子どもの習い事としても人気が高まっています。

ママ
ママ

なんか難しそう…。
うちの子にできるのかな?

パパ
パパ

最近、宿題も嫌がってるし…。
習い事に行っても、ちゃんと先生の話を聞けるか心配だな…

たしかに、大人の私たちでも、「プログラム=難しい」というイメージを持ってしまいがち。

だからこそ、「子どもがちゃんと理解できるの?」「そもそも楽しめるの?」と、不安になるのも当然です。

そこで今回は、子どもが遊び感覚で学べると評判のプログラミング教室「自考力キッズ」についてご紹介します。

この教室は、パズルやロボットを使いながら、楽しんで自然と学べるのが特長。
はじめてのプログラミング教育としても、取り入れやすい内容になっています。

この記事を読むと分かること
  • 自考力キッズってどんな教室?
  • どんな子に向いているの?
  • 気になる料金や教材の内容は?
  • 実際に体験して感じたメリット・デメリット

記事を読めば、「自考力キッズ」がどんなことをしているのか、どんな子に合いそうかがイメージしやすくなりますよ。

パパ
パパ

まずはどんな教室なのか、くわしく知りたいな!

そんなパパにもぴったりな内容です。
ぜひ最後まで読んで、お子さんの新しいチャレンジの参考にしてみてくださいね!

パズル×ロボットで楽しさ無限大!!
体験レビューを早く読みたい方はこちら
Contents
  1. 自考力キッズってどんな教室?
  2. 自考力キッズの特徴
  3. 自考力キッズの月謝は?気になる費用をチェック!
  4. 無料体験の申し込みはとっても簡単!4ステップで完了
  5. 自考力キッズ 無料体験レポート
  6. 自考力キッズのメリット・デメリット
  7. よくある質問(FAQ)
  8. 自考力キッズは「自分で考える力」を育てる最初の一歩にぴったり!

自考力キッズってどんな教室?

「考える力」を育てる新しい学び

最近注目されている「プログラミング教育」。その中でも、子どもが楽しく学べると話題になっているのが 「自考力キッズ」 です。

「自考力キッズ」は、その名前の通り 分でえる」 を育てることを目的としたプログラミング教室。学校教材メーカーが運営しており、年長さんから小学校低学年までの子どもたちが対象です。

この教室では、ただプログラミングのスキルを学ぶだけではなく、

  • パズル
  • ロボットの組み立て
  • プログラミングの基礎

など、さまざまなテーマを通じて 「楽しく学びながら考える力を伸ばす」 カリキュラムが組まれています。

今後ますます大切になると言われている「非認知能力」(=知識だけでなく、自分で考え行動する力)や「図形感覚」なども育める、まさに今どきのプログラミング教室なんです。

自考力キッズの基本情報

運営会社株式会社アーテック
対象年齢年長児〜小学3年生
入会金教室によって異なる(10,000円前後)
料金プラン教室によって異なる(10,000円前後)
授業時間月2〜4回60分
教材アーテックブロック
アーテックロボ
無料体験あり

自考力キッズを運営している株式会社アーテックは、幼稚園〜高校までの教材や教育おもちゃを60年以上にわたって作ってきた老舗メーカー。
最近ではプログラミングやIoTなどにも力を入れています。

2018年には、低学年の子ども向けにプログラミングを楽しく学べる教室「自考力キッズ」をスタート。現在は全国に447教室(2025年6月時点)もあり、多くの家庭に選ばれています。

各教室はフランチャイズ制なので、授業時間や内容に多少の違いはあるものの、子どもの学びに関するノウハウがしっかりあるので安心です。

実際どうなの? 自考力キッズのおすすめ度

本ブログでは独自調査をもとに、自考力キッズを以下の観点で評価してみました!

教材
カリキュラム
4.5 
運営元が教材メーカーのため、教材の質が高い。子どもが楽しく学べる仕掛けがたくさんある。さまざまな力を習得できるように構成されている。
レッスンの
楽しさ
4.5 
講義形式ではなく、手を動かしながら試行錯誤をしていく学びはとても楽しい。学校での授業に集中できないお子さんでも主体的に取り組め、おすすめ。
講師の質3.5 
基本、フランチャイズ形式なので各教室による。元エンジニアとして長年働いていた講師もおり、相性が合えば、かなり良い。無料体験はした方が良い。
料金
コスパ
4.5 
プログラミング教室としては少し安めの設定。初回に教材の購入があるが月額に割って考えるとコストパフォーマンスは良い。
授業外の
サポート
3.5 
教室によって対応は異なる。講師の方の考え方次第となる。
評価ポイント
  • 運営元のアーテックが開発した質の高い教材を使っていて、カリキュラムがしっかりとしている。
  • 年長〜低学年でも無理なく始められる内容で、「うちの子に難しいかも…」という不安も解消!
  • 一方的に教える形式ではなく、遊びながら学べるので、好奇心を大切にしたい時期にぴったり。
  • 教室は全国にたくさんある&無料体験が可能

自考力キッズの特徴

学校教材メーカーが運営!教材のクオリティが高い

「自考力キッズ」が多くの家庭に選ばれている理由のひとつは、教材とカリキュラムの質の高さにあります。

この教室で使われている教材は、子どもたちが思わず夢中になるよう工夫されており、遊びながら自然と学べるように設計されています。

ママ
ママ

どうしてそんなに教材がいいの?

その理由は、運営元にあります。「自考力キッズ」を運営するのは、学校教材の総合メーカー『株式会社アーテック』。

60年以上の歴史を持ち、全国の幼稚園・保育園・小中高校など約11万3,000校以上に、1万点以上の教材を提供している実績ある企業。だから、質の高い教材が提供できるのです。

実際に使われる教材はこれ!

「自考力キッズ」で使用する教材
  • アーテックブロック(最初に購入)
  • アーテックロボ(最初に購入)
  • オリジナルテキスト
  • オリジナルプリント教材
  • アイコンプログラミングソフト「Studuino(スタディーノ)」

アーテックブロック

引用:自考力キッズ公式HPより

アーテックブロックは縦・横・斜めの全方向につなぐことができる全く新しい形状のブロックです。2014年にはグッド・トイ賞にも選ばれています。

安心の日本製
で、ヨーロッパのCE安全基準にも適合しています。世界25カ国・全国4,000カ所以上の園でも使用されており、限られたパーツでも多彩な作品が作れます。

実際に無料体験に行った際、息子がアーテックブロックを見て「これ、学童にもあるやつだ!」と喜んでいました。
すでに園や学校などで目にしている子どもも多く、親しみやすさ・安心感があります。

アーテックロボ

引用:自考力キッズ公式HPより

アーテックロボは、アーテックブロックにモーターやギアなどのパーツを組み合わせることで、自分の作った作品を自由に動かすことができるロボットプログラミング教材
こちらも全国の小学校などで使われています。

これからの時代に必要な「6つの力」がバランスよく伸びる!

自考力キッズは、小学校低学年の子ども向けに作られたプログラミング教室です。

カリキュラムは約3年間で、毎月 「パズル」「ロボット」「プログラミング」 の3種類の内容に取り組みます。全部で108個のカリキュラムが用意されていて、子どもが飽きずに楽しく学べる仕組みになっています。

自考力キッズで育つ6つの力
  1. 図形・空間認識力
  2. 集中力
  3. 創造力
  4. 表現力
  5. 論理的思考力
  6. 問題解決力
パパ
パパ

この他にも、自己肯定感や、やり抜く力、人前で話すプレゼン力も自然と育まれていくそうです!

3つの内容をまるごと学べるから、コスパも◎!

自考力キッズでの学びは3種類のコース・全108種類のカリキュラムです。

パパ
パパ

3つのコースからどれか1つ選ぶのかな?

ママ
ママ

「パズル」「ロボット」「プログラミング」
どれも全部やるんだよ!

そう、自考力キッズでは「パズル」「ロボット」「プログラミング」すべてに取り組みます。
3つの習い事がひとつにまとまっているイメージです。

パパ
パパ

いくつも習い事をかけ持ちしなくてもいいってことだね!お得かも!

① パズルコース:考える力をぐんぐん伸ばす

ブロックや歯車を使って、12種類の図形パズルやゲームにチャレンジ!
ルールは簡単なものの、意外と難しくて夢中になります。

引用:自考力キッズ公式HPより

与えられた情報から、子ども自身が試行錯誤をして問題を解いていきます。
これが「やればできる」という自信や学習意欲の向上に繋がり、図形・空間認識力や集中力が自然と身についていきます。

授業の流れ

①ブロックを使ってパズルを解く
ブロックを実際に使ってテキストの問題に取り組みます。
1つの問題でもいくつかの正解があるので、柔軟な思考力が身に付きます。

②頭の中で考えるプリント問題にチャレンジ
ブロックを使ってパズルを解いた後は、授業の内容に付随したプリント問題にチャレンジ。今度はブロックを使わず、頭の中だけで考えて解くことで見えない空間をイメージする思考力が育まれます。

② ロボットコース:作って動かして、ワクワク!

モーターやギアを組み合わせて、36種類の仕組みを利用した動くロボットを作るコースです。

引用:自考力キッズ公式HPより

最初はテキスト通りにロボットを作り、どんな動きをするのか観察。そして慣れてきたら、自分だけのロボットを考えて組み立てていきます。

さらに、完成したロボットでお友だちと遊んだり、自分の工夫を発表したりする時間もあります。創造力・表現力・プレゼンテーション力がぐっと伸びます。

授業の流れ

①テキストに沿ってロボットを作る
テキストに沿って、グロックやモーターなどのパーツを組み合わせてロボットを作ります。

②仕組みを理解する
ロボットの動きを観察しながら、ロボットの改造なども行い、テキストを活用してそのロボットに使われている仕組みをしっかり理解します。

③オリジナルロボットに挑戦
学んだ内容を踏まえ、オリジナルロボットを作成します。自由な発想力や表現力が身に付きます。自分がどのように工夫したかを発表することで、プレゼンテーション力も養います。

③ プログラミングコース:遊びながらプログラミングの基礎を学べる

センサーやLEDを使って、36種類のロボットを動かすプログラミングにチャレンジ!

引用:自考力キッズ公式HPより

初めてパソコンに触る子でも安心。子ども向けに作られたプログラミングソフトを使うので、ゲーム感覚で楽しく学べます。

自分でプログラムを考えてロボットを動かす体験を通じて、論理的思考力・問題解決力がしっかり育っていきます。

授業の流れ

①ロボットを組み立てる
テキストに沿って、その目的に応じたロボットを組み立てます。

②テキストに沿ってプログラミングを作成
作ったロボットを動かすための「プログラミング」をテキストに沿って作成し、実際にロボットを動かしてみます。

③ミッションにチャレンジ
ミッションをクリアするためのプログラミングを自分で考え、試行錯誤しながらミッションクリアを目指します。

「失敗しても大丈夫」そんな経験が子どもを強くする

自考力キッズでは、「うまくいかなくても、何度でも挑戦すればいい」という考え方を大切にしています。

失敗を繰り返すうちに「失敗は悪いことじゃない」と自然に学び、少しずつチャレンジする力や粘り強さが身につきます。

そして「できた!」という小さな成功体験が、子どもの自信ややる気につながっていきます。

自考力キッズは「エジソンアカデミー」の小さい子向け講座!

自考力キッズは、小学3年生以上向けの人気プログラミング教室「エジソンアカデミー」の低年齢版ともいえる講座です。

この「エジソンアカデミー」は、ロボットの組み立てとプログラミングをしっかり学べることで知られていて、多くの子どもたちに選ばれている教室なんです。

そんなエジソンアカデミーの良いところをギュッと詰め込んで、もっと小さな子でも楽しく学べるように作られたのが「自考力キッズ」なんです。

低学年向け
アーテック®自考力キッズ
対象年齢
年長児〜小学3年生
学習期間
2年間
カリキュラム
パズル・ロボット・プログラミングの3つのカリキュラムで「自分で考える力」を育む
中・高学年向け
アーテック®エジソンアカデミー
対象年齢
小学3年生〜小学6年生
学習期間
2年間
カリキュラム
毎月1体のロボットを組み立てて、プログラミングを行い「自ら考え、動く力」を育む
パパ
パパ

早いうちから始めれば、スムーズに次のステップにも進めそうだね。

ママ
ママ

子どもの理解度や成長に合わせて、早めにエジソンアカデミーへ進むこともできるみたいだよ!

子どもの「やってみたい!」を引き出して、成長に合わせてステップアップできる自考力キッズ。将来の学びの土台づくりとして、ぴったりの教室です。

自考力キッズの月謝は?気になる費用をチェック!

パパ
パパ

自考力キッズ、うちの子にもいいかも!

そう思ったら、やっぱり気になるのが毎月どのくらい費用がかかるのかですよね。

実は、自考力キッズの教室はフランチャイズ形式(それぞれの教室が独立して運営している)になっているため、費用は教室によって少しずつ違います

そこで、実際にいくつかの教室に問い合わせてみて、費用の目安を表にまとめてみました。

A教室B教室C教室D教室
入会金10,000円11,000円11,000円10,000円
教材費33,000円30,000円36,000円30,000円
月謝10,000円12,100円11,000円9,000円
※2025年6月現在

月謝だけ見るとリーズナブル

最初に教材費として3万円前後がかかりますが、その後の月謝は1万円前後
プログラミング教室としては、少しリーズナブルな印象です。

ただし、ここで1つ注意ポイントがあります。ほとんどの教室が月3回レッスンです。
毎週(つまり月4回)ではなく月3回なので、1回あたりのレッスン料はやや高めになります。

費用のチェックは「体験+問い合わせ」が安心

金額の詳細や、入会金のキャンペーンなどは教室ごとに違うので、以下がおすすめです。

  • 近くの教室に問い合わせてみる
  • 無料体験に参加して雰囲気も確認する

とくに「今だけ入会金0円!」といったキャンペーンをやっている教室もあるので、見逃さないようにチェックしておきましょう!

無料体験の申し込みはとっても簡単!4ステップで完了

「自考力キッズ、うちの子に合うかな?」と思ったら、まずは無料体験に申し込んでみましょう!

申し込みはスマホでもPCでもOK。たったの4ステップ・5分以内で完了します。

公式サイトの「体験教室申し込み」ボタンをクリック
Screenshot

PC版では右上部(スマホ版では左上部)にあるピンク色のバナー「体験教室申し込み」をクリックします。

希望の教室や必要事項を入力
Screenshot

まずは体験したい教室を選びます。
「教室をお選びください」をクリックすると、① 都道府県 → ② 市区 → ③ 教室名の順で選択できる仕組みです。

このページで記入する情報は以下の7つです。

  • 希望教室
  • 生徒の生年月日
  • 保護者指名
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • アンケート
  • 質問
個人情報の同意にチェックして確認画面へ
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すべて入力が終わったら、ページの最後にある「個人情報の取り扱いに同意して確認画面へ」のボタンをクリックします。

内容を確認して「送信」すれば完了!
Screenshot

確認画面で入力内容をチェックし、「送信する」ボタンをクリックすれば申し込み完了!
完了後、自動返信メールが届きます。

体験日程の調整は後日メールで!

この申し込み時点では、まだ日程の選択はありません。
後日、希望した教室の先生からメールで日程調整の連絡がきます。

事前に入力していた質問(「駐車場はありますか?」「持ち物は?」など)も、この時点で丁寧に答えてもらえました。

必要があれば、メールや電話で教室と直接やりとりすることもできますよ。

自考力キッズ 無料体験レポート

「自考力キッズ」の無料体験に申し込んでから3日後。ついに、体験教室当日がやってきました!

今回伺ったのは川崎市内のプログラミング教室。親子でワクワクしながら、会場へ向かいました。

ロボットの登場で一気に心をつかまれる!

教室に入ると、まず案内されたのはパソコンの前。

ちょっと緊張気味の息子は、周りをキョロキョロ。落ち着かない様子です。

そんな空気を察した先生が、優しく声をかけてくれました。
「プログラミングって、どんなことか分かるかな?」

そう言って出してくれたのは……なんとラジコンのロボット!
しかもこれはカリキュラムの一部ではなく、先生の私物とのこと。

教室ごとの工夫が感じられて、親としても嬉しいポイントです。

先生は、
「“前”のボタンには“前に進む”命令があるんだよ」
「STOPは、止まるっていう命令がプログラムされているんだよ」
と、遊びの中で自然にプログラムの概念を伝えてくれました。

最初は緊張していた息子も、このラジコンに夢中!
いつの間にか、すっかり笑顔になっていました。

“自動販売機のクイズ”からスタート

緊張がほぐれてきたところで、本格的なレッスン開始ー。

まずは、身近なテーマである自動販売機を題材にしたクイズ。
「飲み物を買うとき、機械はどんな順番で動いているのかな?」
という問いに、自分なりの答えを考えていきます。

日常では何気なく使っている自販機ですが、仕組みを考えてみると案外むずかしい!

それでも息子は、楽しみながら一生懸命ワークシートに記入していました。
クイズ形式で考えることで、プログラミングの基本“順序”や“命令”を少しずつ理解していったようです。

ブロックで育む空間認識力

ここからは、アーテック社のブロックを使ったパズル課題に挑戦です。
教室に入った時からずっと気になっていたブロックを、いよいよ触れるとあって、息子も大興奮!

「これ、学童にもあるやつだよ!」と、慣れ親しんだ教材を前に目を輝かせながら、うずうず。
ついに我慢できず、自分でケースを開けていじり始めてしまいました。

正直、私は「まずは説明を聞いてからにしようね」と止めそうになったのですが、先生はまったく咎めることなく、むしろこんなひと言をかけてくれました。

「子どもを止めないであげてくださいね」

この言葉が、とても印象に残っています。
子どもの“やりたい気持ち”を一番に大切にしてくれる教室なのだと感じました。

最初の課題は、テキストを見ながら“同じ形をブロックで再現する”というもの。
これは思ったよりスムーズにできて、息子も満足気な表情でした。

次は、決められたピースを使って長方形を作るというパズルにチャレンジ。
これはなかなか苦戦していたようで、ブロックをくるくる回したり、裏返してみたりと試行錯誤の連続です。

でも、あきらめずに取り組み……ついに完成!

苦労した分、達成した時の嬉しさは格別!
試行錯誤のあとの達成感をしっかり感じている様子でした。

自由な発想で立体構造に挑戦!

次は空間認識力を試す課題。
「赤いブロックを立て、その上に青いブロックを“床につけずに”乗せてみてください」
というお題です。

息子が作ったのは、まさかの斬新な形
テキストに載っている例とは明らかに違うものの、バランスが取れていて、ちゃんと条件もクリア。

私は内心「えっ、これでいいの?」と思ったのですが、先生は即座に褒めてくれました。

ちなみに、テキストに載っていたのはこちらの形。

正解は一つじゃなくていい。
その子なりの発想で課題を解いていい、そんな姿勢を受け止めてくれる教室に、心から安心感を覚えました。

ロボットでプログラミング 小数点に気づいた小さな発見

自考力キッズの無料体験では、パズルだけでなくロボットを使ったプログラミング体験もできます。

今回使うのは、アーテック社の「アーテックロボ」。見るからにカッコいい見た目に、息子のワクワクは最高潮。案の定、説明前にいじり始めてしまいました。

まずは、ロボットに基板やバッテリーを接続します。
先生に教えてもらいながら、自分の手でじっくりと組み立てていきます。

プログラミングには、「Studuino(スタディーノ)」というソフトを使います。
Scratchの経験はある息子ですが、これは初めて。でも、アイコンの見た目から指示がわかるので、小学2年生でも直感的に操作ができるのが特徴です。

今回は直進のみのプログラムを入力します。

最初の課題は、「ロボットが家から出発してまっすぐ進み、自動販売機で止まる」というもの。
先生はヒントを出さず、「まずは自分で考えてごらん」と促してくれます。

どのくらいの速さで、何秒進むかを自分で考える、これが思考力のトレーニングになるんですね。

息子が考えたのは「速さ10で、4秒前に進む」というプログラム。
入力して、ロボットに転送。

そして、いよいよスタート!

……なんと、いきなり成功!

たまたまピッタリ止まったのですが、うれしそうな息子。笑顔が弾けます。

次はステップアップ。「家を出て、自動販売機を通過し、その先のスーパーマーケットで止まる」という課題に挑戦。

彼が出した答えは「10の速さで10秒進む」。

しかし…今度は行き過ぎてしまいました!

ただ、悔しさよりも、「じゃあ次はどうしよう?」という表情。すでに試行錯誤モードに入っています。

次は9秒 → 少し行き過ぎ。
その次は8秒 → 今度はちょっと手前。

このとき息子が気づいたのが、秒数の設定に小数点以下も入力できるということ。

誰も教えていないのに、自分で画面を見て「8.0」「9.0」の表示を発見し、
「じゃあ、その間ってできるのかな?」と、自ら“8.3秒”を設定

大人でもつい見落としがちな数字の感覚を、体験から学び取った瞬間でした。

そして…8.3秒で、ピタリとスーパーマーケットの前でストップ!

親子で喜びすぎて、ゴールの写真を撮るのを忘れてしまうほどの盛り上がり!

成功の瞬間、彼の顔には満面の笑み。写真のブレは、父の感動による手ブレということでご容赦ください(笑)

この体験で感じたのは、ただプログラミングをするのではなく、仮説→試行→失敗→修正→成功というサイクルの中で、「考える力」や「気づく力」が自然と育まれているということ。

小数点という概念に自ら気づき、活用できた息子の姿は、親にとっても小さな感動体験でした。

体験後は保護者向けのご説明タイム

すべての体験カリキュラムが終わった後、最後に保護者向けのシステム説明がありました。
無理な勧誘などは一切なく、落ち着いた雰囲気で、料金や教材について丁寧にお話いただけました。

教材は2種類|購入するのはこのセット

自考力キッズを始めるにあたっては、以下の2つの教材を購入する必要があるとのことです。

  • アーテックロジカルパズル
  • アーテックロボットプログラミングキット

この教室では、2つ合わせて33,000円(税込)との案内でした。
教材は持ち帰って自宅学習にも活用できるとのこと。

上位講座「エジソンアカデミー」

説明の中で紹介されたのが、3年生以上向けの上位講座「エジソンアカデミー」


こちらの教材費は44,000円(税込)。教材が本格的になり、より高度なロボット制作とプログラミングに取り組める内容です。

横で話を聞いていた息子、すでに目を輝かせながら「こっちが欲しい!」とアピールしてきました(笑)

入会に向けた柔軟な対応

実は今回、教室の先生から少し面白い提案をいただきました。

「息子さんは理解がスムーズでしたし、ブロックも得意そうなので、最初からエジソンアカデミーの教材を使って1年間で自考力キッズのカリキュラムを終え、次年度からそのまま上位講座へ移行するのはどうでしょう?」

つまり、教材を2回購入するのではなく(1年間のために33,000円は勿体無い)最初からエジソンアカデミー用教材(44,000円)を購入しておけば、長く使えて無駄がないという提案でした。

カリキュラムはしっかりあるものの、子ども一人ひとりのペースに合わせて柔軟に対応してくれるところも、保護者としては安心ポイントです。

キャンペーン中の教室も!

ちなみに、教室によっては入会キャンペーンを実施していることもあります。

今回の教室では、体験日から2週間以内に入会すると

  • 入会金無料(通常は必須)
  • 月謝がずっと10,000円(税込)/月
    (通常は12,000円)

という内容のキャンペーンを行っていました。

無理な営業トークではなく、子どもに合ったスタートの仕方を一緒に考えてくれる姿勢が伝わり、とても印象の良い教室でした。

無料体験後は名残惜しいほど夢中に

保護者説明を受けている間も、息子はずっとロボットやブロックに夢中でした。

どうやら先ほど使ったロボットを“改造”していたよう。タイヤが浮いているので前には進まないのですが、それでも本人は楽しそうです。

今度は、最初に使ったブロックでオウムを制作中。ものすごい集中力で、説明が終わってもなかなか帰ろうとしません(笑)

しばらくして、「できた!」と見せてくれた時の満面の笑みが印象的でした。

親子で大満足の60分体験

今回、初めての無料体験に参加してみて、息子は本当に楽しそうに取り組んでいました

わずか60分ではありましたが、その短時間の中で

  • 教材の魅力
  • 教室や先生の雰囲気
  • 子どもの成長のきっかけとなる実感

をしっかり味わうことができました。

「ここに通ったら、この子はどんどん伸びていきそうだな」
そんな未来が見えるような、充実した1時間でした。

自考力キッズの教室選びは「相性」がポイント

帰り道、息子がぽつりと話しかけてきました。

「俺、○○先生の教室に通いたい!」
普段は人の名前を覚えるのが苦手な息子が、すぐに先生の名前を覚えていたことにびっくり
それだけ楽しくて、先生との相性も良かったのだろうと思います。

自考力キッズは基本的にフランチャイズ運営なので、教室ごとに先生の雰囲気や方針は少しずつ異なります。

そのため、実際に足を運んでみることが一番
無料体験を通して、「うちの子に合いそうか」「先生は信頼できそうか」といった感覚を、親自身がしっかりと感じることができます。

入会前は、子どもの様子や成長のためにパパママもいろいろと悩むもの。
でも、無料体験で見た子どもの真剣な顔や楽しそうな笑顔が、何よりの安心材料になります。

自考力キッズのメリット・デメリット

実際に息子と一緒に自考力キッズの無料体験に参加してみて、私自身が感じたメリットとデメリットを率直にまとめてみました。

メリット

子どもが惹き込まれる魅力的な教材

自考力キッズの最大の特徴は、教材のクオリティが非常に高いこと。
総合教材メーカー「アーテック」が開発した教材は、子どもの心をぐっとつかむ魅力にあふれていて、ブロックやロボットはもちろん、テキストやプリントまでよく作り込まれています。

実際に私が体験した教室の先生も、複数の教材を比較した上で「教材の質が群を抜いている」とアーテックの教材を選んだそうです。
20年以上IT業界で勤めた元プログラマーの先生から見ても、教材は非常に優れているとのことでした。

パパ
パパ

プロの太鼓判が心強い!

ちなみに、、、
教材のロボットへ命令を同期する際は、PCとUSB Miniを使った有線接続でした。Type-CでもMicroでもなく、少し懐かしい印象でした。

以前に「LEGOのブロック教材は無線接続で同期だったのに、アーテックは有線接続」という口コミを見たことがありましたが、特に問題は感じませんでした。

むしろ子どもにとっては「命令を同期する際は必ず物理的に接続する」という理屈を学ぶのは大切なことだと思いました。

幼児から通える貴重なプログラミング教室

多くのプログラミング教室が小学生以上を対象にしている中で、自考力キッズは年長さんから通えるのが嬉しいポイント。
対象年齢も年長〜小学3年生に絞られているため、無理なく楽しく学べるようにカリキュラムが設計されています。

ママ
ママ

幼児からOKな教室は本当に少ない!
小さいうちからプログラミングに触れられる貴重な教室です。

3つのコースで6つの力が身につく

自考力キッズは、パズル・ロボット・プログラミングの3つのテーマをバランスよく学ぶ教室。
1つの習い事で多くの力を育てられる「お得感」があります。

  • 図形・空間認識力
  • 集中力
  • 創造力
  • 表現力
  • 論理的思考力
  • 問題解決力

限られた時間・予算の中で、これだけの力をバランスよく伸ばせるのは嬉しいですね。

パパ
パパ

送迎や費用の負担を考えると、コスパも大事!

講義形式が苦手な子でも楽しめる

自考力キッズでは、子どもが主体。授業は、学校のような「一方的に話を聞く」スタイルではありません。
子どもが自ら考え、試行錯誤しながら学ぶアクティブな授業形式です。

実際にうちの子も、最初から最後まで集中して取り組んでいました。学校では集中が続かないというお子さんでも、自考力キッズでは夢中になれるという口コミも多いです。

ママ
ママ

遊びながら学べるって最強!

さらに、学校のように決められた答えを求めるのではなく、子どもたち一人ひとりが自分の答えを形にしていく授業です。その試行錯誤のなかでは失敗もたくさんありますが、子どもたちはそこから多くのことを学びます。

デメリット

教室によって先生や雰囲気、料金に差がある

自考力キッズはフランチャイズ運営のため、教室によって先生の個性や雰囲気、月謝などが異なります。だからこそ、「どんな先生か」「教室の雰囲気は子どもに合っているか」などは実際に体験してみないとわかりません。

私の息子が体験した教室の先生は、企業で20年以上勤めた元プログラマー。
お子さんを2人育て上げ、専門職の視点と親としての視点、両方を持った方でした。

私たちが体験した先生はとても素敵な方でしたが、どの教室でも同じとは限らないので、まずは無料体験で相性を確認するのが大切です。

何かひとつをとことんやりたい子には物足りない可能性

自考力キッズでは、1ヶ月の中でパズル・ロボット・プログラミングをそれぞれ1回ずつ学ぶ仕組みです。幅広く学べるのが魅力ではありますが、もし「ロボットだけをとことんやりたい」というお子さんにとっては、他の週の内容に興味が持てないこともあるかもしれません。

どのカリキュラムも楽しいのですが、お子さんの「やりたい!」に寄り添うためにも、体験後にしっかり感想を聞いてあげると安心ですね。

よくある質問(FAQ)

自考力キッズについて、保護者の方からよく寄せられるご質問をまとめました。ここにない疑問や不安な点がある場合でも、各教室に問い合わせれば丁寧に対応してもらえるので安心です。

Q. 図形問題が苦手でもパズルの問題は解けますか?

A. はい、大丈夫です。
パズルの授業では、ブロックや歯車などを実際に手で触って組み合わせながら学ぶため、図形が苦手なお子さんでも、自然と空間認識力や論理的思考を身につけていくことができます。

Q. モノづくりが苦手でもロボットは作れますか?

A. 問題ありません。
テキストに沿って進められるので、工作やモノづくりが得意でないお子さんでも、楽しみながらロボットを完成させることができます。未就学児でも取り組めるよう工夫されています。

Q. パソコンの操作は初めてでも大丈夫ですか?

A. はい、まったく問題ありません。
使用するパソコン操作はとてもシンプルで、子どもでも直感的に扱えるように設計されています。初めてパソコンに触れるお子さんでも、すぐに使いこなせるようになります。

Q. 授業はどのように進行しますか?

A. 各授業は以下のような流れで進みます。

ロボット・プログラミングの授業先生の説明を聞きながら、テキストに沿ってみんなで同じ課題に取り組みます。最後には、自分で工夫したオリジナルのロボットやプログラムを発表する時間も設けられています。

パズルの授業最初にテーマ説明があり、その後はテキストを見ながら自分のペースで問題に挑戦します。

Q. 入会できるのは何歳からですか?

A. 基本的には「年長さん(幼稚園・保育園の年長)」からの受け入れを推奨しています。
ただし、受け入れ年齢は教室によって異なる場合があるため、お近くの教室にご確認ください。

Q. 体験教室に参加したら、必ず入会しなければいけませんか?

A. いいえ、体験だけの参加でも問題ありません。
まずは体験教室でお子さんの様子をご覧いただき、自考力キッズの教育方針に納得いただいた上でご入会ください。

Q. 教材のレンタルはありますか?

A. 教材のレンタル制度はありません。
ご入会の際には、お子さん専用の教材セットをご購入いただきます。

Q. 教材の安全性はどうなっていますか?

A. 教材には、ヨーロッパの厳しい安全基準「CEマーク」に合格したパーツを使用しています。お子さんが安全に使えるよう十分に配慮された設計です。

自考力キッズは「自分で考える力」を育てる最初の一歩にぴったり!

今回は、総合教材メーカー・アーテック社が運営する、低学年向けプログラミング教室「自考力キッズ」についてご紹介しました。

自考力キッズの大きな特徴は、質の高い教材を使いながら、パズル・ロボット・プログラミングの3つのコースをバランスよく学べること。1ヵ月の中でこの3分野をまんべんなく取り入れることで、子どもたちの中に眠っている「自ら考える力」が自然と育っていきます。

とくにユニークなのが、図形センスや空間認識力を楽しく養えるパズルコース。これがあるのは、自考力キッズならではです。

自考力キッズで育つ6つの力
  1. 図形・空間認識力
  2. 集中力
  3. 創造力
  4. 表現力
  5. 論理的思考力
  6. 問題解決力

このほかにも、将来の学びや社会生活に欠かせない力がたくさん育まれます。

対象は主に小学校低学年。まだプログラミングに触れたことがないお子さんでも、無理なく、楽しく学べるカリキュラムになっているので安心です。

使用する教材は、60年以上の歴史を持つアーテック社が独自開発したもの。教具やテキストも子ども目線で作られており、

実際に息子も初回の無料体験授業で夢中になっていました。授業が終わっても「まだやりたい!」とブロックを離さず、楽しそうに取り組んでいたのが印象的です。

まずは無料体験で、お子さんの反応を見てみよう

「なんだか楽しそう」「うちの子にも合いそうかも」と少しでも感じた方は、まずは無料体験に参加してみてください。

自考力キッズはフランチャイズ制のため、教室によって雰囲気や先生の進め方に違いがあります。気になる教室が複数あれば、いくつか体験を比較してみるのもおすすめです。

どの教室でも親切丁寧に対応してもらえるので、初めての方でも安心して参加できますよ。

プログラミングスキルはもちろん、これからの時代に欠かせない「自分で考える力」まで育ててくれる自考力キッズ。お子さんの可能性を広げたい方に、心からおすすめできる教室です!

気になる方は、ぜひ一度、無料体験をチェックしてみてくださいね。

ABOUT ME
ヨッシー
ヨッシー
Webライター
保育士として18年勤務した後、Webライターとして転身した3児のパパです。3歳&7歳の男の子、10歳の女の子と過ごす日々はとても賑やか。 同じ男性としての目線でパパの悩みや不安を少しでも減らし、育児の楽しさを増やしていけるような発信をしていきます。一緒に楽しみましょう!
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