トイレトレーニングは保育園任せでも大丈夫│家庭の対応・注意点を保育士ママが解説

頑張っていても継続が難しく、なかなか前に進まないトイレトレーニング(トイトレ)。
「仕事や家事で忙しく、トイレトレーニングまで手が回らない。」
「先輩パパママは保育園に任せたって言うけど、出来ていないと申し訳ない気がする。」
そんなお悩みや罪悪感を抱えていませんか?
トイレトレーニングは、保育園任せでもOK!
お子さんはちゃんと自立していきますし、保育園任せは決して「手抜き」ではありません。
この記事では現役保育士である筆者が、トイレトレーニングを「保育園任せ」にしてもいい理由や、任せるスタイルで気を付けて欲しいポイントをご紹介していきます。
トイレトレーニングに悩むパパ・ママでも、保育園の力を借り、無理なく進められるようになりますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
トイレトレーニングの進め方や時期についてはこちらでまとめていますので、あわせてご覧ください。

トイレトレーニングは保育園任せでもいいの?

トイレトレーニングは保育園に頼っても大丈夫!
「トイトレって家でも出来るように頑張らないとダメなの?仕事や家事で余裕がなくて…」とプレッシャーに感じている方も多いかもしれません。
保育園には、トイトレをサポートする環境と保育のプロが揃っていますので、基本的に頼って問題ありません。
園生活の中で、トイレに行ってみることもお子さんにとっては大きな一歩!ご家庭で経験が少なくても、子どもは少しずつ排せつの自立に向かっていけます。
「保育園に頼る」というのは、現代では立派な選択肢の一つ。
保育士はお子さんの健やかな成長のために全力を注いでいます。排せつの自立を援助することも、保育士の大切な仕事なので、申し訳なさや罪悪感を持たずに頼ってくださいね!
大切なのは“保育園と家庭との連携”
トイレトレーニングは、保育園に「任せきり」にすると、お子さんは排せつの感覚を養うための時間が必要になります。
ご家庭でトイレに誘う声掛けをしてみたり、保育園でトイレに行けたことを褒めてあげるなど、日常の中で「排泄=トイレ」を意識づける取り組みを行いましょう。
登園やお迎えの際に、ご家庭のトイレトレーニングの様子を保育士へ伝えたり、逆に保育園での様子を聞いて現状を把握し、パパとママで情報を共有。
みんなで一丸となって、お子さんのための協力体制を整えていきたいですね。
トイレトレーニングを保育園任せにする家庭が増えている理由

ひと昔前までは、「入園までにオムツを外す」ことが一般的でした。
近年、トイレトレーニングを保育園・幼稚園任せにするご家庭が増え、少しずつ各家庭の考え方が変わってきています。
実際に筆者が幼稚園に勤めていたときも、年少さん(3歳児)の約半分以上がオムツだったという学年もありました。
トイレトレーニングは保育園に任せる傾向について、具体的な理由は次の通りです。
共働き家庭の増加
昔と比べて著しく増えている共働き家庭。
共働き家庭はこんなリアルな悩みがあります。
子どもと過ごす時間が少ない
保育園に預けているご家庭は、平日の日中帯にお子さんと関わることができません。
お子さんがトイレを意識する「お昼ご飯前」「お昼寝の前後」は保育園で過ごしています。
トイレトレーニングに向き合う時間が少ないという現状があります。
平日は帰宅が遅く余裕が無い
平日は保育園から帰宅して、ご飯の支度から始まり、夕ご飯、お片付け、お風呂、寝かしつけなど、毎日やることがたくさん。
家事や育児に積極的に取り組んでいても、平日はなかなか余裕が生まれないですよね。
そんな忙しい中、何度もタイミングを見てトイレに連れていったり、漏らしてしまったら片付けたり…ということを追加する難しさもよく分かります。
平日に仕事から帰宅後の数時間で、トイレトレーニングまで組み入れるのはハードルが高く感じてしまう傾向にあります。
兄弟姉妹のお世話で管理が難しい
まだ幼い弟や妹のお世話とトイレトレーニングが重なる時期は本当に大変。
お兄ちゃんやお姉ちゃんがいても、習い事や学校準備などご家庭でやらなくてはいけないことはたくさんありますよね。
日々忙しい中、「保育園でトイレ行けてるし、大丈夫」と思う気持ちも分かります。
家庭より保育園の方がトイレトレーニングは進みやすい
先輩パパ・ママから、「トイトレは保育園に任せた」「保育士さんにやってもらった方が楽だし早いよ」という声を聞いたことのある方も多いはず。
確かに、保育園ではトイレトレーニングに適した環境が整っています。
- 毎日決まった時間にトイレへ誘導できる
- 周囲の子がトイレに行く姿を見られる
- 成功するとすぐに褒めてもらえる
- トイレが子どもサイズで安心して座れる
実際、集団生活の中で周りのお友達がトイレに座るのを見て「私も座ってみる!」ときっかけになるお子さんも多くいます。
保育園は日々決まったタイミングで排泄を促すためルーティン化しやすく、保育士は排せつしたい仕草をよく観察し、必要に応じてトイレへ促すなど行っています。
トイレに行くことが習慣化されたり、トイレトレーニングが進みやすいのは事実です。
そんな先輩パパ・ママやネット上の経験談などを見て、「保育園でやってもらう方が効果的!」と、トイレトレーニングの意識が薄れていることもうかがえます。
トイレトレーニングを保育園任せにするメリットとデメリット

保育園任せにすることで、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
トイレトレーニングの負担が少ない
保育園に任せることで、ご家庭の負担が減り、お家でトイレに行かなくても“保育園でトイレ行けてるから大丈夫”と心にも余裕が生まれるのは大きなメリットです。
保育園という集団生活の中で、お友達と一緒にトイレに楽しく行けることや、早い段階から興味を持ちやすいということもあります。
家庭と保育園の取り組みに差が生まれる
保育園に任せきりにすると、お家の方がお子さんの排泄のリズムや癖を把握できないままどんどん進んでしまう可能性も。
お子さんが「お家でもパンツがいい!」と言っても、パパママが排泄のタイミングやサインを把握していないと、うまく誘えず失敗してしまうこともあります。
良い調子のお子さんも自信を失ったり、保育園ではパンツだけど、お家ではオムツという違いにより、排せつの仕方に混乱することも。
保育士としても、「もう少しお家で声を掛けてくれたらいいのに…」と温度差を感じることもあります。
保育園だけでは時間が掛かってしまうのが正直なところ…
保育園では基本的に平日の日中しかお子さんに関わることはできません。
夜間・休日のトイレ習慣や、お出かけのときの対応など、家庭でしかできない部分もたくさんあります。
また、お子さんが「保育園ではトイレに行くけど、家では行かなくてもいいんだ」と思ってしまう場合も。
お子さんのタイプによって、割り切ってしまう子もいれば混乱してしまう子もいます。
保育士としても、「少しでも家庭での声掛けがあると、お子さんの習得が早くなりますよ」ということをお伝えしたいです。
保育園任せで成功する子と失敗する子の特徴

トイレトレーニングの進み具合は本人のやる気や成長発達、興味や性格も影響します。
お子さんは保育園任せに向いているタイプか、確認してみましょう。
保育園だけでスムーズに進むタイプ
- 集団行動が好き・慣れている
- 保育園の先生が好き・懐いている
- 家より外の方が“がんばるモード”になる
保育園に張り切って登園するタイプのお子さんは、保育園でのトイレトレーニングがメインでもスムーズに行くでしょう。
家庭でもサポ-トが必要なタイプ
- 環境の変化が苦手・時間が掛かる
- 家では甘えたい気持ちが強い
- 自分のペースを大事にしたい
環境の変化を感じやすいお子さんは、保育園と同じように家庭でもトイレを促した方がスムーズに行くことが多いです。
「お家で取り組んでいないことを保育園で行う」というのは、難しく感じます。
保育園ではパンツなのに家に帰ってきたらオムツ…というギャップに戸惑ってしまうことも。
保育園ではどんなトイレトレーニングをしているの?

保育園では一体どのようなトイレトレーニングを行っているのでしょうか。
保育園では、集団生活の良さを生かしつつ、個々を尊重した排せつの促しを行います。
進め方を知っておくと、ご家庭でも取り入れやすいですよ!
トイレに行き始める時期を見極める
トイレトレーニングは、ご家庭で始めたことを聞いてから保育園でもスタートする場合と、保育士からみてお子さんの準備が整っていると判断してパパママへ始めてみないか問いかける場合があります。
特に最近では“お子さん主体”で進めていく流れであり、「〇歳になった子はトイレに行く」「暖かい気候になってきたからトイレに行き始める」という決まりはありません。
お子さんの成長段階や興味関心が整った段階でスタートするのが一般的です。
お子さんの成長や気持ちが追い付いていない中、無理に始めても逆効果になってしまうので、開始時期はとても重要です。
お子さんの発達段階を見極めるところから始めましょう。
トイレトレーニングの時期や進め方については、こちらの記事が参考になりますので、合わせてご覧ください。
保育園でのトイレトレーニングの流れと声掛けの工夫
保育園ではトイレを日課に組み込んでいます。
保育士は子ども達に対して、以下のようなポジティブな声掛けを日々行っています。
- 「おしっこ行ってみようか」
- 「パンツ自分で脱げるかな?」
- 「すごい!おしっこ出たね!パパとママに報告しようね」
失敗しても責めたりせず、次はできるよう早めにトイレに向かうことを伝えます。
トイレに行きたがらない子は無理に連れていかず、「トイレの壁だけタッチして戻ってこようか」などスモールステップでお子さんの性格に合わせて声を掛けています。
子どもが楽しんでトイレに行けるような環境作り
- トイレに子ども達が好きなキャラクターや乗り物などのシールを貼る
- トイレに関する絵本を読み聞かせて、親しみを感じられるようにする
- こまめにトイレを掃除し、清潔感を感じられるようにする
トイレは怖くない場所であることを視覚的に感じられるような工夫をしています。
成功体験の積み重ねを大切に
「失敗しても怒られない」「おしっこが出たら褒めてもらえる」この安心感が土台となり、お子さんのやる気を引き出します。
- トイレの部屋に入ることができた
- トイレの便座に座ることができた
- トイレでおしっこができた
お子さんによって「できた!」の達成感を味わえる段階は様々。
頑張ったポイントを見逃さずに、一人ひとりのペースに合わせた褒め方を心掛けています。
集団生活のメリットを生かしてお子さんのやる気UP
一人ではなかなかトイレに行けない子も、お友達と一緒なら行くことができる子も多いです。お友達の力はとっても大きいもの。
集団で活動するため、毎日同じ時間やタイミングで、みんな一緒にトイレへ行くことができますので、ルーティンが整いやすいです。
3歳未満のクラスには複数名の保育士が担当するため、みんなで褒めあったり、励ましながら進めることができ、お子さんのやる気を最大限に引き出すことができます。
保育園と家庭で理想的なトイレトレーニングの進め方とは?

保育園に任せきりにせず、ゆるやかに保育園と家庭とで連携しながらトイレトレーニングを進めていくポイントをご紹介します。
保育園と家庭で同じペースで進めていくのが1番理想的!
一番理想的なのは、保育園とご家庭で同時進行で進めていくパターンです。
お子さんも“排せつ=トイレ”ということが認識しやすく、身に付きやすいです。
保育園である程度進められてから家庭でも取り組むでもOK
ご家庭ではなかなか進まない場合は、保育園に相談してみましょう。
集団生活のメリットを活かし、お子さんもお友達とトイレ習慣が徐々に身に付くでしょう。
保育園で成功体験を積み重ね、自信がついてきたタイミングで、ご家庭でも本格的に取り組んでいくパターンもあります。
保育士と連携のコツは?
連絡帳や朝の登降園の時に伝えること
次の内容をお話するようにしましょう。
- ご家庭のトイレトレーニングの様子
(今日は朝成功しました/家ではなかなかトイレに座りません) - 保育園の様子を逆に聞いてみる
(トイレの成功・失敗したときのタイミング/トイレに行くことへの意欲や様子) - トイレやパンツに興味を示し始めたこと
(お兄さんパンツがいいと言っています/お気に入りのパンツを買いました)
保育園に任せきりと感じない伝え方
伝え方の例は次の通りです。
保育園に任せるスタイルだけど、関心はありますという姿勢を見せることで、保育士はとても協力しやすくなります。
- 「なかなか家で練習できずすみません。保育園での様子を教えていただけたら助かります。」
- 「家では焦らないよう見守っています。トイレに誘う声掛けのタイミングが知りたいです。」
- 「本人が家ではオムツがいいと言っていて…また変化あればお伝えします。」
保育士にとって、お家の方と同じ温度感で、一緒にトイレ成功の喜びを共有できることは、やりがいを感じる瞬間でもあります。
必要最小限のフォローアップ

トイレトレーニングは保育園任せOK。
ただし、ご家庭で少しフォローがあるだけで、お子さんのトイレトレーニングはグッとスムーズになります。
忙しいパパママでも無理なくできる“必要最小限の関わり方”をご紹介します。
保育園にある程度任せながら、家庭では出来る範囲のフォローを心掛けましょう。
トイレ環境を整えよう
保育園では、お子さんが座りやすかったり、怖さを感じたりしないよう小さな便器や補助便座、踏み台などがしっかり整備されています。
ご家庭のトイレにも、トイレトレーニングの第一歩として「補助便座」と「踏み台」を用意しましょう。

お子さんは、「自分でできた!」という達成感を味わうことがやる気に繋がります。
自分でトイレに座れたり、自分で降りられたり、自分でペーパーを用意できたり…一つ一つの動作がお子さん自身でできることを確認してみましょう。
「トイレ行ってみる?」声掛けをしよう
保育士さんに、「お家でもトイレに誘ってみてくださいね!」と言われてもついつい忘れてしまったり、負担に感じてしまったりすることもありますよね。
実際に、お子さんがトイレに行けなくても大丈夫なので、「トイレ行ってみる?」と“声を掛けるだけ”してみてください。
生活の中で、ついでにトイレの声掛けを組み合わせるだけでも、“トイレが日常の一部”になっていきます。例えば…

「おはよう!トイレ行ってみる?」
「トイレに行ってからご飯にしよう」
「お風呂の前にトイレ座ってみよう」
「お出かけ前にトイレ行こうか」
パパママもプレッシャーを感じず、お子さんにもプレッシャーを与えないくらいサラッと声を掛けてみてくださいね!
パンツ・ズボンの補充は忘れずに
トイレトレーニングが保育園で始まったら、毎朝お着替えを補充しましょう。
万が一忘れてしまっても、保育園のものを貸し出してくれますが、お子さんはやはり自分のお気に入りのパンツやズボンが安心します。
- Tシャツ、トレーナー(季節に合わせて)
- ズボン
- 肌着、靴下
- オムツ(一日7~8枚ほど用意)
- ビニール袋(汚れたものを持ち帰る用)
※ すべてお名前を書きましょう。
家庭での様子を保育士と共有しよう
登園時やお迎えの際、担当保育士に家庭での様子を伝えましょう。
会話の中でトイレトレーニングの話題が挙がるだけでも、保育士は“任せきりにしていないんだ”という印象を持ち、安心して園でも取り組むことができます。
トイレに行きたいけど言えない子へ保育士の対応

入園後や進級時、先生や園の雰囲気に慣れていないと、トイレに行きたくても声に出して言えなくなってしまうお子さんはたくさんいます。
なぜ言えない?お子さんの気持ちを知ろう
お子さんがトイレを我慢してしまうのは、こんな気持ちが背景にあります。
- 緊張しているから
- 誰にどう言えばいいのか分からない
- 恥ずかしい・注目されたくない
“仕草を見逃さない”保育士がしているフォロー
このようなサインを見逃さず、トイレへ誘うようにしています。
- ソワソワしている
- 股間を押さえている
- 無言でもじもじしている
- 端っこに隠れている(うんちの時に多い)
家庭でできる安心感のある言葉掛け
環境の変化に慣れるまでは、ご家庭でも優しくフォローしてあげたいですね!
「トイレに行きたいと言っていいんだよ」という雰囲気作りが大切です。
- 「トイレに行きたい時は先生に伝えてね」
- 「今日はトイレに行けて偉かったね」
- 人形ごっこでトイレに行きたい状況を再現し、やりとりを通して伝える
よくあるQ&A│トイレトレーニングの保育園任せの疑問解決

Q.家庭で進まなくて保育園任せに。先生に嫌がられない?
A.申し訳なさや、お子さんへの罪悪感を抱かなくて大丈夫!
子育てを仕事にしている保育士の私たちでも、我が子のトイトレには苦戦します。
家庭と保育園では勝手が違いますし、できること・できないこともあります。
だからこそ、「安心して頼ってください」と思っています。
ご家庭で最小限のフォローをしていただけたら十分ですよ!
Q.保育園は進んでいるのに家では全然トイレに行こうとしない…大丈夫?
A.よくあるケース。焦らなくって大丈夫!
保育園での成功体験が増えていけば、自然と家庭でも徐々にできるようになります。
お子さんは大好きなパパママにも“見て欲しい”“褒めて欲しい”という気持ちが原動力になります!ご家庭ではなかなかうまくいかなくても、気にしすぎないようにしましょう。
Q.平日に保育園で進んだトイレトレーニングが、休日にリセットされてしまう…どうすれば?
A.一喜一憂せずに、長い目で見て大丈夫!
平日は保育園で上手くできていたのに、休日や長期休みにリセットされてしまうというお悩みは多いです。でも大丈夫!
「お家=甘えられる場所」という認識があるお子さんこそ、週末は無理に気を張らずリラックスしています。
休日でリセットされてしまったように見えても、着実に自立へと向かっていますので、一喜一憂せず信じてあげることが大切です。
保育士も、週明けは一歩戻ってから進むつもりでサポートしているので安心してくださいね!
100%“保育園に任せきり”には注意しよう
トイレトレーニングを保育園に任せることは、決して悪い事ではありません。
むしろ、集団生活のメリットを活かしながら、保育のプロがトイトレを進めてくれるのはお子さんにとって大きなメリットでもあります。
ただし「すべて任せきり」にしてしまうと上手く連携が取れず、お子さんが混乱したり、足踏み状態が続いたりしてしまうこともあります。
- ご家庭でも無理のない範囲で“ちょっとした声掛け”をすること
- お家のトイレ環境を整えてあげること
- ご家庭と保育園で連携して情報共有すること
トイレトレーニングは、早く終わらせることがゴールではありません。
お子さん自身が安心して自信をつけながらオムツを卒業できるように、保育園と家庭でゆるく繋がりながらサポートしていけると良いですね。
焦らず、比べず、お子さんのペースを大切にしていきましょう!