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ミルクの種類とつくり方を詳細解説｜哺乳瓶の洗浄・げっぷの方法や授乳サポートまで
AKKA
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赤ちゃんが生まれてすぐの頃は、毎日の生活が授乳中心になります。特に新生児期は、2〜3時間おきに授乳が必要。ママは昼も夜も関係なく、授乳やお世話に追われる毎日です。
そんな中、パパがミルク作りや授乳のサポートをしてくれると、ママの負担がグッと軽くなります。
さらに、パパ自身も「育児にちゃんと関われている！」という実感が持てて、赤ちゃんとの絆も自然と深まっていきますよ。
ミルクってどうやって作るの？
授乳のサポートって、具体的には何をすればいいの？
そんな疑問を持つパパのために、この記事では以下のポイントを分かりやすく解説します！
授乳は赤ちゃんとの大事なふれあいの時間。パパにできることも、意外とたくさんあるんですよ！
赤ちゃんの月齢・年齢別とお世話の基本については別の記事でまとめていますので、あわせてチェックしてみてくださいね。
Contents
ミルク育児のメリットって？
母乳は栄養バランスが良く、赤ちゃんの体にやさしく消化・吸収されるため、赤ちゃんにとって理想的な栄養源です。
でも実は、ミルクにもたくさんのメリットがあるんです。特に、「ママ以外の人も授乳できる」という点が大きな強み。
最近の粉ミルクは栄養面でも母乳にかなり近づいてきていて、安心して使えるようになっています。
ミルク育児にはこんなメリットがあります！
母乳は栄養たっぷりで理想的。
だけど仕事復帰も考えて、ミルクにも慣れさせておきたいな。
よし、ミルクは僕の出番！
一緒に育児を頑張っていこう！
昔と比べると生活スタイルは大きく変わり、「母乳か？ ミルクか？」ではなく、「どう組み合わせるか」が大切な時代。パパがミルク育児に関われることは、家族みんなの支えになります。
無理なく、自分たちらしい育児スタイルを見つけていきましょう！
赤ちゃん用ミルクの種類は？
ミルクを作る前に、どんなタイプがあるのかを知っておきましょう。
赤ちゃん用ミルクには、使い方やシーンに合わせて選べるように、主に次の4タイプがあります。
① 粉末タイプ（缶入り）
一番よく見かける定番の粉ミルクです。大きな缶に入っていて、付属のスプーンで計量します。
パッケージには「スプーン1杯で何ml作れるか」が書かれているので、それを参考に作ります。
② 粉末タイプ（スティック）
1本で約100mlのミルクが作れる個包装タイプ。
計量の手間がないので、忙しい朝や深夜の授乳に大助かり！
③ キューブタイプ
粉ミルクがキューブ状に固められているタイプです。計量不要で、粉が飛び散る心配もなし。
「母乳を飲んだけど、あと少しミルクを足したい」なんて時にも使いやすいのがメリット！
④ 液体タイプ
あらかじめ調乳済みの液体ミルク。
価格はやや高めですが、お湯も温めも不要で、そのまま飲ませられるのが最大の特徴です。
初心者パパでもできる！赤ちゃん用ミルクの作り方
赤ちゃんはとてもデリケート。
だからこそ、ミルク作りは清潔に・ていねいに行うことが大切です。
事前に準備しておくもの
準備する物
- 哺乳瓶（消毒済みのもの）
- 粉ミルク
- お湯（電気ケトルやお鍋で沸騰済みのもの）
- 消毒グッズ（哺乳瓶を毎回清潔に保ちます）
- 清潔な手（ミルク作り前に、石けんでよく洗いましょう）
今回はスティックタイプで紹介しますが、缶タイプやキューブでも同じように作れます！
① 粉ミルクを入れる
消毒した哺乳瓶に、指定された量の粉ミルクを入れます。
② お湯を注ぐ（最初は3分の2まで）
一度沸騰させてから70℃以上に冷ましたお湯を、出来上がり量の約3分の2まで注ぎます。
③ よく振って溶かす
乳首とフードをしっかり付けて、哺乳瓶を軽く振り、ミルクを溶かします。
④ 残りのお湯を注ぐ
哺乳瓶に出来上がり量までお湯を追加します。
⑤ もう一度軽く振る
フタをして、もう一度軽く振って全体をなじませましょう。
⑥ ミルクを冷ます
流水などで哺乳瓶を冷やし、体温くらい（37℃前後）になるまで冷まします。
冷やしすぎたミルクを温め直す際には、哺乳瓶をぬるま湯（40℃くらい）に浸けて温めます。電子レンジはムラができやすく、赤ちゃんがやけどをする危険性があるため、避けましょう。
また、再加熱する際には15分以上加熱しないようにしましょう。加熱しすぎると、粉ミルクの栄養素が損なわれたり、雑菌が繁殖してしまう可能性があります。
⑦ 温度をチェック
ミルクを自分の腕の内側に数滴たらして、熱くないか確認します。
「ちょっとぬるいかな？」くらいがちょうどいい温度です。
ワンボタンでミルクが完成！？
忙しいパパ・ママの救世主！自動調乳機「milkmagic(ミルクマジック)」なら、お湯の温度も分量もボタン1つでOK！
実際に使ってみたレビューも公開中！たった20秒でミルクが完成する自動ミルクメーカー「ミルクマジック」について気になる方は、こちらで詳しく解説していますのでご覧ください。
ミルクは水道水で作って大丈夫？
ミルクって、やっぱりミネラルウォーターの方が安全？
水道水でOK！しっかり沸騰させて使おう
日本の水道水は、世界的にも安全性が高く、厳しい水質基準をクリアしています。
粉ミルクのメーカーも、日本の水道水で作ることを前提に、成分や溶けやすさを調整しているんです。
だから、水道水をしっかり沸騰させてから使えば、赤ちゃんにも安心して飲ませられます！
ミネラルウォーターを使いたいときは？
「外出先ではミネラルウォーターを使いたい」という場合もありますよね。
そのときは、「軟水」かつ「硬度60以下」のものを選びましょう。
NGなお水はこれ！
以下のようなお水は使わないようにしましょう。
- 水素水
- アルカリイオン水
- 浄水器の水（※必ず沸騰させる）
これらは赤ちゃんの未発達な内臓に影響を与えるリスクがあります。
とにかく「沸騰させた水道水」が基本！
忙しい中でも、安全第一で赤ちゃんのミルクづくりをしていきましょう！
赤ちゃんへのミルクのあげ方（授乳の基本）
赤ちゃんにミルクをあげるときは、抱っこの仕方や哺乳瓶の角度がとても大切です。
初めてでも大丈夫！基本のポイントを順番に見ていきましょう。
① 赤ちゃんを横抱きで抱っこする
赤ちゃんの頭と背中がまっすぐになるように、横向きにやさしく抱っこします。
このとき、少し上体を起こすように意識すると◎。
② 哺乳瓶は90度を意識！
哺乳瓶の乳首が、赤ちゃんの口に対して約90度になるように立てて持ちましょう。
この角度が、ミルクがスムーズに出るコツです。
③ 乳首はしっかり深くくわえさせる
赤ちゃんが乳首をしっかり深くくわえているか確認してください。
画像のように、唇が外側にめくれている状態が理想的です。
ミルクをあげる時間は、赤ちゃんと目を合わせてスキンシップができる大切な時間です。
最初はドキドキするかもしれませんが、だんだん慣れてくるので安心してくださいね。
飲み残しのミルクは捨てましょう
厚生労働省によると、調乳後のミルクは2時間以内に使用しなかった場合は廃棄することが推奨されています。
これは、赤ちゃんの健康を守るための大切な指針です。
もし2時間以内に飲まれなかったミルクがあれば、衛生面を考慮して捨てるようにしましょう。
もったいないけど、安全第一！
授乳後はげっぷを忘れずに！
赤ちゃんは、ミルクや母乳と一緒に空気も飲み込んでしまいます。
そのままだと、お腹が張って不機嫌になったり、吐き戻しの原因になったりすることも。
授乳のあとは、げっぷをしっかり出してあげるのが大切です。
赤ちゃんにげっぷをさせる方法は、大きく分けて2つあります。どちらも簡単にできるので、状況に合わせて試してみましょう。
① 縦抱きでげっぷさせる方法
- 肩にガーゼなどをかける（吐き戻し対策）
- 赤ちゃんを肩に担ぐように縦抱きする
- 片手でおしりをしっかり支える
- もう片方の手で背中をやさしくさすったり、トントンと軽く叩いたりする
背中をさする・叩くときは、下から上に向かってやさしく。
赤ちゃんがリラックスできるように声かけしてあげるのも◎。
② 膝の上でげっぷさせる方法
- 赤ちゃんを横向きにして膝の上に座らせる
- 片手で赤ちゃんの胸〜あごを支える
- もう片方の手で背中をさすったりトントンしたりする
上半身がまっすぐ立つようにすると、空気が上がりやすくなります。縦抱きがうまくいかないときの代替方法としてもおすすめ。
げっぷが出ないときはどうする？
げっぷがなかなか出ない…どうしたらいいんだろう？
げっぷが出ないときは、赤ちゃんの背中をまっすぐに伸ばすように抱っこするのがポイントです。
姿勢を少し変えるだけで、げっぷが出やすくなることがあります。
試してみたい姿勢の工夫
- 縦抱きのまま、赤ちゃんの上体を少し起こしてみる
- 少しだけ前かがみになるように角度を調整してみる
ちょっとした体勢の変化で、空気がスムーズに上がってくることがありますよ。
それでも出ないときは？
完全母乳の赤ちゃんは、ミルクに比べて空気を飲み込みにくいため、げっぷが出ないこともよくあります。
5分ほど頑張っても出ないようなら、無理に続けず一度やめても大丈夫。
そのあと寝ているうちに自然にげっぷが出ることもありますし、横にしているときに少し吐き戻す程度なら心配いりません。
大切なのは、「焦らないこと」。赤ちゃんにも個性があります。
げっぷが出るタイミングもその子によって違うので、赤ちゃんのペースに合わせて見守ってあげましょう。
げっぷさせるのはいつまで？
毎回げっぷさせてるけど、いつまで続ければいいんだろう？
めやすは「生後3〜6か月ごろ」
赤ちゃんのげっぷが必要なのは、首がすわる前の時期が中心です。
生後3〜4か月ごろになると、授乳が上手になって空気を飲みにくくなり、げっぷが出ないことも増えてきます。
生後6か月ごろには寝返りもできるようになり、げっぷやおならで自然にガスを出せる体の動きができるようになります。
こんなサインがあれば卒業OK
- 授乳後にご機嫌がよい
- 吐き戻しが少ない
- 自分で体を動かしてガスを出せている
こうした様子が見られるようなら、無理にげっぷを出さなくても大丈夫です。
【月齢別】ミルクの量と回数のめやす
ミルクって、1回にどのくらいあげたらいいのかな？
赤ちゃんにミルクをどのくらいあげたらいいのか、初めての育児だと迷ってしまいますよね。
以下に月齢ごとの「1回のミルク量」と「1日の授乳回数の目安」をまとめました。
あくまでめやすなので、赤ちゃんの様子を見ながら無理のない範囲で調整してみてくださいね。
| 月齢（生後） | 1回量の目安 （単位：ml） | 1日の回数目安 （単位：回） | ワンポイントアドバイス |
| 0〜1か月 | 80〜120 | 7-8 | 夜間もこまめに授乳を。飲む力はまだ弱め。 |
| 1〜2か月 | 100〜140 | 6-7 | まとまって飲めるように。泣いたらミルクチェック！ |
| 2〜3か月 | 120〜160 | 5-6 | 少しずつ間隔が空き、リズムが取りやすくなります。 |
| 3〜4か月 | 160〜200 | 5前後 | 夜にまとめて寝てくれる赤ちゃんも出てきます。 |
| 5〜6か月 | 200〜220 | 4-5 | 離乳食がスタート。食後にミルクで補います。 |
| 7〜8か月 | 180〜220 | 3-4 | 1日2回食が基本に。ミルクは補助的になってきます。 |
| 9〜11か月 | 180〜220 | 2-3 | 食事がメインに。ミルクの量は減少傾向になります。 |
| 1歳ごろ | 100〜200 | 1-2 | ミルク卒業を視野に。牛乳への切り替えもOK。 |
赤ちゃんによって飲む量や回数には差があります。
「ちゃんと飲んでくれない…」と心配になることもあるかもしれませんが、元気で機嫌がよく、順調に体重が増えていれば大丈夫です。焦らず、赤ちゃんの表情やリズムを見ながら、安心して育児を進めていきましょうね。
フォローアップミルクってなに？
「フォローアップミルク」という言葉、赤ちゃんが生後9か月ごろになると耳にすることがあるかもしれません。
これは母乳や育児用ミルクの「代わり」ではなく、離乳食で足りにくい栄養を補うための飲み物です。特に、鉄分やカルシウムなどは不足しやすいため、フォローアップミルクでサポートします。
離乳食が1日3回になってきて「けっこう食べられるようになったな」と感じる頃が、始めどきのめやすです。
ただし、あくまでも補助的なものなので、離乳食だけでしっかり栄養がとれていれば、無理に飲ませなくても大丈夫。育児用ミルクとは味や飲み方も少し違うため、赤ちゃんが嫌がることもあります。
「栄養足りてるかな？」と気になるときは、小児科の先生に相談してみましょう。赤ちゃんのペースに合わせて、必要なときにうまく取り入れていけるといいですね。
外出先でミルクを作る方法｜準備とポイントを押さえておこう
家だとなんでも揃っているけど、
外でミルクをあげたくなったらどうしたらいいの？
赤ちゃんとお出かけするとき、気になるのが外出先でのミルクの作り方。
でも、事前にしっかり準備しておけば大丈夫！
以下の持ち物とコツを押さえておきましょう。
外出時に必要な持ち物
準備する物
- 消毒済みの哺乳瓶（2本あると安心）
- 粉ミルク（キューブやスティックが便利）
- 70℃以上のお湯（保温力の高い水筒に入れて）
- 湯冷まし用の水（軟水のミネラルウォーターなど）
授乳室や設備のある場所を事前にチェック
最近では、大型商業施設・駅・空港などに授乳室が設置されていることが増えています。
授乳室には、次のような設備があることも。
- お湯の出るポット
- ウォーターサーバー
- 哺乳瓶の洗浄シンク
- オムツ替え台や個室のスペース
事前に目的地の授乳室情報をリサーチしておくのが安心です。
こうした情報を活用すれば、「どこで作れるか・飲ませられるか」の不安を減らせますよ。
哺乳瓶の洗い方と消毒方法
赤ちゃんの口に入るものだから、ちゃんと洗えてるか心配…
そんなパパのために、哺乳瓶の洗浄と消毒の基本をまとめました！
哺乳瓶の洗浄方法
哺乳瓶は、使ったらすぐに洗うのがポイント！
ミルクや母乳は時間が経つと固まりやすく、雑菌が増えやすくなります。
① すすぐ
まず、哺乳瓶のパーツを全部分解して、水で軽くすすぎます。
② 専用洗剤でしっかり洗う
哺乳瓶専用の洗剤と、専用のスポンジブラシを使って、すみずみまでしっかり洗いましょう。
吸い口の奥まで届く専用ブラシがあると便利です！
③ よくすすぐ
洗剤が残らないように、流水でていねいにすすぎましょう。
洗ったブラシもしっかりすすいで、乾かしておくと清潔に保てます。
哺乳瓶の消毒方法
哺乳瓶の消毒は、生後6か月ごろまでをめやすに続けます。
以下の3つの方法がありますので、ライフスタイルに合った方法を選びましょう！
①薬液消毒（つけ置き）
手軽で、夜間など忙しいときにもおすすめ！
筆者の家庭では、画像のように100円ショップで購入したタッパーを使用しています。
- 薬液（赤ちゃん用の消毒液）と、容器を用意。
- 説明書通りに薬液を薄めて、哺乳瓶のパーツをすべて浸す。
- 1時間以上つけ置きすれば消毒完了！
- トングや消毒はさみで取り出す。
浸けておくだけなので、忙しい日も続けやすい方法です！
②煮沸消毒（お湯でグツグツ煮る）
少し手間はかかりますが、特別な道具がいらない方法です。
- 大きめの鍋にたっぷりの水を入れて沸騰させる。
- 哺乳瓶のパーツを分解して沈める。
- プラスチック製：3～5分／ガラス製：7分を目安に煮沸。
- トングなどで取り出し、しっかり乾燥させる。
③スチーム消毒（専用機を使う）
スチーム消毒器は、ボタンひとつで消毒＆乾燥までやってくれる便利グッズです。
忙しいご家庭や共働きのパパママにおすすめ！
- スチーム消毒機に水を入れる。
- 哺乳瓶を分解してセット。
- ボタンを押すだけで完了！
哺乳瓶の除菌はこれで間違いなし！
- 電子レンジ除菌＆保管で簡単・経済的！
- ５分で簡単、電子レンジ除菌
- 保管ケースまるごと除菌で衛生的
- 哺乳びんが3セットまで収納可
※ 家庭用電子レンジの出力500～700Wの範囲で使用してください。
【電子レンジの庫内有効寸法】
幅26.5cm以上X奥行26.5cm以上X高さ13.0cm以上
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電子レンジで５分チンするだけで除菌ができて、保管ケースにもなる優れもの。
「完ミ」のご家庭や双子育児など、頻繁に哺乳瓶を使用するときにおすすめです！
余った粉ミルク、どう使う？おすすめの活用法
赤ちゃんが完全母乳になったり、ミルクをあまり飲まなくなったりして、粉ミルクが余ってしまうことってありますよね。
でも、捨てるのはもったいない！上手に活用すれば、離乳食や大人の料理にも役立ちますよ。
離乳食にちょい足しミルク
赤ちゃんはミルク味が大好き。
だからこそ、離乳食にミルクをプラスすると、食べやすくなって食欲アップにつながることも。
- おかゆに少し混ぜて、ミルク風味に
- つぶしたかぼちゃやほうれん草に混ぜて、なめらかでクリーミーな離乳食に
ちょっとしたひと工夫で、赤ちゃんも笑顔に♪
大人のごはんにも使える！
粉ミルクは、牛乳のように料理のコクや風味をアップするアイテムとしても使えます。
- グラタンやシチューに入れて、まろやかに
- パンケーキやポタージュに加えて、風味アップ
- ココアに混ぜて、ミルクココア風にしても◎
筆者もよく余った粉ミルクでココアを作って飲んでいます。ホッとひと息つけておすすめです！
パパにもできる！母乳育児のサポート術
母乳育児の場合、僕は何をしたらいいんだろう…？
「母乳育児って、ママだけが頑張るもの」と思っていませんか？
たしかにおっぱいをあげるのはママの役目ですが、パパができるサポートは実はたくさんあります！
ちょっとしたサポートでも、ママの負担がグッと減って、育児がもっとラクになりますよ。
搾乳した母乳で授乳をサポート
ママがあらかじめ搾乳してくれていたら、パパも授乳に参加できます。
冷蔵保存
搾乳した母乳を清潔な哺乳瓶に入れて冷蔵庫へ。
授乳のときは、40℃くらいのぬるま湯で湯せんし、人肌程度に温めてから赤ちゃんへ。
24時間以内に使い切りましょう。
冷凍保存
専用の母乳フリーザーパックを使って、冷凍庫へ。保存の目安は3か月です。
解凍は冷蔵庫内で自然解凍するか、流水で。
解凍後は湯せんで温めてから赤ちゃんへ。
24時間以内に使い切ります。
授乳後のげっぷは“パパ担当”に！
赤ちゃんが母乳を飲み終わったら、パパにバトンタッチ。
げっぷをさせるのは、ママの休憩時間を作るチャンスです！
赤ちゃんとのスキンシップにもなり、信頼関係もグッと深まります。
夜間授乳をサポートする
夜中に何度も起きるのって、本当に大変…。
そんなときこそパパの出番！
- 搾乳した母乳を哺乳瓶であげる
- 授乳後の寝かしつけを担当する
パパがそっと赤ちゃんを抱っこしてあやすだけでも、ママの疲れは全然違います。
赤ちゃんの寝かしつけ方法については、こちらで詳しく解説していますので、あわせてご覧ください。
ママの食事をサポートする
母乳はママの体から作られます。つまり、ママのごはんがそのまま赤ちゃんの栄養に！
母乳育児中のママには、「和食中心・油控えめ」がベストです。
とはいえ、お仕事をしているパパが毎食準備するのは難しいですよね。
そんな時は…
- 簡単な作り置きおかずを用意しておく
- スーパーのお惣菜や宅配を上手に活用
- ママの好きな食材を買っておく
育休を取っているパパなら、栄養バランスを意識して献立を考えるのも◎
水分補給をサポートする
筆者も経験がありますが、授乳中のママは、とにかく喉が渇きます！
パパがサッと飲み物を差し出すだけで、ママは「わかってくれてる」と感じて嬉しくなります。
- 常温のお水
- ノンカフェインの麦茶やルイボスティー など
こうした水分をリビングや授乳スペースに置いておくだけでも助かりますよ。
マッサージでリラックス時間を
授乳中の姿勢は、首や肩に負担がかかりがち。
マッサージをしてあげると、ママはとてもラクになります。
マッサージのタイミング
- 授乳のあとで肩がこっているとき
- 寝かしつけが終わってホッとした時間
- ママが「肩凝ったなあ…」とつぶやいたとき
「マッサージしようか？」のひと言が、ママの心をほっと癒してくれますよ。
授乳は「ママだけの仕事」じゃない
赤ちゃんの授乳は、ママとパパが一緒に関わることで、もっと楽しく、もっと安心できる時間になります。
「授乳＝ママの仕事」ではなく「授乳＝二人で乗り越える育児のひとコマ」と考えてみましょう。ミルク作り、げっぷのお手伝い、夜間のサポート、食事や体調への気配りなど、パパにできることは、思っているよりたくさんあります！
パパのやさしいサポートがあれば、ママの負担は軽くなり、赤ちゃんも穏やかにすくすく育っていきます。
ぜひ、夫婦で協力しながら、今しかない赤ちゃんとの毎日を楽しんでくださいね。
赤ちゃんの正しい抱っこ（横抱き・縦抱き）をパパ向けに解説！抱き癖がつくって本当？
赤ちゃんの爪の切り方｜知っていればもう怖くない爪切りの種類とコツ
出産前にパパがやっておきたい！赤ちゃんを迎えるためのお部屋づくりと準備物ガイド
赤ちゃんに何着せる？肌着、ウエアはどう選ぶ？パパのためのお着替えガイド！
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ABOUT ME
10年以上小学校教諭として勤務したのち、Webライターに転身した2児のママ。5歳と0歳の女の子を育てています。
これまで多くの子どもたちと関わってきた経験や、自身の子育てのリアルな体験を活かし、初心者パパの育児を全力で応援！
初めての育児は失敗の連続。でも、失敗も楽しむくらいの気持ちで、一緒に子育てをエンジョイしましょう！